とめよう戦争への道!百万人署名運動

署名運動をとおして、改憲・戦争への道を許さない闘いを全国的に広げていきます。

カテゴリ: 基地

千葉からの報告です。

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改憲・戦争阻止!大行進千葉の呼びかけで1月13日、「ガザ虐殺兵器展=武器見本市やめろ! 1・13幕張メッセ包囲デモ 第2弾」が行われ、60人が結集して大成功しました。千葉では11日の動労千葉旗開き、12日の三里塚反対同盟の新年デモと旗開きに続く3日間決戦としても闘われました。
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幕張メッセ包囲デモに先立って行われたリレーアピールでは、大行進千葉を始めとして動労千葉の中村仁副委員長、三里塚反対同盟の伊藤信晴さんと木内敦子さん、全学連やちば合同労組などが武器見本市絶対反対のアピールを行いました。デモ行進も幕張メッセを直撃して意気高く闘われました。

イスラエルから15社が出展予定

今年の5月21日から23日にかけて、千葉県の公共施設である幕張メッセで「DSEI JAPAN 2025」と称した武器見本市が行われようとしています。世界から「死の商人」である軍事企業281社が出展するとされ、イスラエルからも15社の軍事企業、日本の軍事企業も出展します。

武器見本市は、軍事企業が開発・製造した武器がいかに民衆を殺傷し、戦争に使えるかをアピールする場であり、世界の軍事企業や国家と売買契約を結び、人民虐殺の殺人兵器で武器メーカーが金もうけする場です。特にイスラエルの軍事企業は、攻撃型ドローンや人口知能を搭載した殺人兵器でパレスチナ人民を大虐殺していることを「実戦で成果をあげている」として世界に売り込むのです。パレスチナ人民を虐殺している兵器が展示されることなど、どうして許せるでしょうか。アメリカ帝国主義もイスラエルやウクライナに大量の武器援助を行い、実践で武器の性能を確認し、中国に対する侵略戦争に突き進んでいます。

日本の石破政権も防衛省や外務省、経済産業省が武器見本市を全面的にバックアップし、国家戦略として武器見本市を事実上主催する立場にたち、国産の武器開発や武器の海外輸出を行うものとして武器見本市を行っています。武器見本市の開催自身が中国への戦争挑発であり、武器見本市は粉砕あるのみです。

11ケ国が参加して離島奪還訓練

1月12日には、陸上自衛隊習志野駐屯地で、中谷防衛大臣も参加して陸自第1空挺団によるパラシュート降下訓練始めが行われ、アメリカなど過去最多の11カ国が参加しました。離島奪還訓練と称した中国侵略戦争のための軍事演習であり、中国包囲網を形成する多国籍軍事行動として行われました。

(Jディフェンスニュースより)
陸自第1空挺団が「国際空挺指揮官会議」を開催(1月10日、習志野駐屯地)
習志野指揮官会議
「国際空挺指揮官会議」の様子。日本、オーストラリア、カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、オランダ、フィリピン、ポーランド、シンガポール、イギリス、アメリカの12か国から空挺部隊指揮官らが集まり、第1空挺団長の若松純也陸将補が議長を務めた 写真:陸上自衛隊 第1空挺団

改憲・戦争阻止!大行進千葉も県内の反戦団体とともに1月11日にJR津田沼駅前で街頭宣伝を行い、パラシュート降下訓練の中止を求めて陸自習志野駐屯地への抗議・申し入れ行動を行いました。陸自第1空挺団は、陸自木更津駐屯地の第1ヘリコプター団と一体で、中国侵略戦争の最前線にたつ部隊です。木更津駐屯地には悪名高きオスプレイが17機も暫定配備され、屋久島沖で墜落した米軍のオスプレイの修理まで行おうとしています。

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5月の武器見本市をやめさせよう

トランプ政権の登場で米日帝国主義による中国侵略戦争が加速する中で、武器見本市粉砕の闘いは、米日帝国主義による中国侵略戦争を阻止する重要な闘いとしてあります。世界各地で行われている武器見本市に対して、労働組合を先頭にした労働者人民の実力闘争が闘われています。パレスチナの労働組合が世界の労働者人民に対して、イスラエルへの軍事支援を止めてほしいと訴えている中で、幕張メッセで行われる武器見本市を日本の労働者人民の闘いで粉砕しましょう。

大行進千葉は、武器見本市絶対反対の大規模反戦デモや幕張メッセ包囲デモ第3弾、そして5月の武器見本市粉砕の連続闘争をともに闘うことを全国の闘う仲間に訴えます。改憲・戦争阻止!大行進の大飛躍をかけて米日帝国主義による中国侵略戦争のための武器見本市粉砕の闘いをともに闘いましょう!(改憲・戦争阻止!大行進千葉 S)

12月12日、沖縄・宜野湾市の#コドソラ(子どもたちの空をまもる)のお母さんたちが上京して対政府交渉を持ちました。2017年の12月7日に緑が丘保育園に大型輸送ヘリの部品が落下、「もし子どもたちに当たっていたら…、子どもたちの命を守りたい」、その一心で毎年12月にお母さんたちは日本政府・防衛省への要請交渉を行っています。今回はその6回目です。
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私たちは、12日の夕方から参議院会館で開かれた「報告会」に参加しました。政府間交渉の労をとった参院の伊波洋一議員と高良鉄美議員らも参加して報告会が行われました。

#コドソラのお母さんたちは次のようにいわれました。本当に深刻だと思います。
「『子どもの為に』と貧困や学習支援など取り組んでいる方は沢山いる。私たちも子どもの命を守ろうとしているのに『基地問題』というとどこへ行っても煙たがられる。安心安全に学校に通わせたいだけなのに、『政治の問題だ』と議員にも言われ非難される。だったら宜野湾市役所が動け! 命を守ろうとしているのになんでみんな黙るの?とブチ切れてしまう。街頭で署名を取るのもスーパー経営者や公園管理担当に全部断られた。何度も交渉してやっとある公園でやれた。」

「全国の自治体に陳情書を送ったら、『防衛の問題なのでできません』とか『海外が関連するのでできません』とか言われて断わられた。沖縄の子どもは外国の子なんですかね。」「『あんたたちは自分たちの子どもがよければいいのか?』ともよく言われます。ぶっちゃけいいです。だって自分の子は親が守らないといけないから。自分の子が危険だったら親が立ち上がって守るでしょ。自分たちの活動が他の親にどんどん広がって、沖縄の子どもたちを守れたらいいなという思いでやっている。」

「さっきの政府要請交渉では、どの省庁もアメリカの味方をする。アメリカと仲良くしたいから、普天間の子どもが放置され意地悪されていると感じる。外務省や防衛相は『飛行ルートは守られている』と言うのに『データは見せられない』という。守られているという根拠を聞いても『教えられない。』と。本当にひどい対応でした。」

「今、普天間の子どもたちは『何言っても変わらんさー』と言ってしまっている。大人が言わせてしまっている。大人が守らなければならない。」
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政府財界の戦争推進者は、「安保の問題で相手があり日米合意や地位協定も絡みすぐには変えられない」「安保だから公共の利益が優先される」などの政治ロジックに全てを持ち込み、「戦争被害国民受任論」=「沖縄受任論」の強制、やがては国家暴力で(韓国の非常戒厳のように、日本の緊急事態条項による緊急政令のように、アメリアをはじめ世界のパレスチナ連帯に対する弾圧のように)私たちを黙らせ国家意思を貫徹しようとしてきます。

しかし#コドソラのお母さんたちが訴えているのは「命の問題」であって、政府財界のそんな屁理屈など全く吹っ飛ばして、母親が「自分の子どもの命をどうやって守ってくれるのか」と問い続け突き付け続けることの圧倒的な正当性と根源性が、何者にも否定させない強さを持っていると同時に、権力を突き崩し社会を変える突破口にもなる巨大な結集軸になり得ると示唆しています。

ロシアでもウクライナでも兵士である子どもの命を守る為に母親たちが声を上げ行動しています。その事が、当局の弾圧を跳ね返し戦争を止める展望につながります。

日本で、このまま徴兵制のような制度やそれを後押しする世論が強まっていくときに、歯止めとなる力は、やはり母親や妻である女性=この資本主義・帝国主義による差別抑圧からの解放を闘う女性たちの闘いであると確信します。

8年目に入った#コドソラのお母さんたちの闘いは、米日が対中国への侵略戦争に突き進んでいる情勢のなかで「政府も自治体も軍隊もますます子どもたちの命を守ろうとはしていない」、そのことをハッキリと暴きだしています。「子どもの命を国家に差し出す」ことが一人ひとりに突きつけられる戦争情勢が進んでいるからこそ、それを真っ向からはねかえす#コドソラのお母さんたちの闘いを共有・連帯しましょう。(改憲・戦争阻止大行進 神奈川 F)


11.9朝霞デモ参加のお便りを紹介します。
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11月9日、改憲・戦争阻止!大行進 埼玉が呼びかけた「自衛隊創立70周年記念観閲式粉砕!」朝霞デモに行ってきました。この日、大行進東京北部実行委の仲間は10人を超えて結集し、練馬にもまたがる朝霞基地撤去を闘う当該としての気迫で集会からデモまで団結して行動しました。
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朝10時前に最寄り駅の東武東上線朝霞駅前の広場に首都圏の大行進の仲間たちが続々と集り、デモ前の集会が行われました。主催者代表は発言で「自衛隊観閲式とは最高司令官である首相の前で自衛隊が軍事パレードを行い、自衛隊員に首相が訓示を行う軍事行動だ」と厳しく弾劾。埼玉の地元住民や自治体労働者の発言に続いて、大行進東京北部の代表がこの間の取り組みを報告し埼玉と並ぶ地元として闘う決意を述べました。

デモは朝霞駅を出てメイン通りを200メートル位進み右折して旧日本軍朝霞基地跡に衝き当たり左折。そこから新座市方向に向かって真っすぐ進みました。
2キロほど進むと右側の訓練場の奥の方で紅白の幕を張った観閲式会場が垣間見えました。ここで石破首相が自衛隊員に最高指揮官として中国への侵略戦争の最先頭に起つように訓示するのだと思うと怒りが倍化。私たちは機動隊の規制を実力で跳ねのけ、その場に踏み留まって抗議のをシュプレヒコール10分位続けました。
(塀の向こうがが訓練場)
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(観閲式参加者を運んだバスが並んでいた)
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石破は帰れ!中国侵略演習弾劾!
自衛官にも「侵略の銃をとるな!共に戦争を止めよう!」とシュプレヒコール。
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多分石破首相にも聞こえたと思います、戦争を進める石破には安心して行ける場所など何処にも無いことを思い知らせることが出来たように思いました。
 今、米日による中国侵略戦争をどうしたら止めることができるのかが問われています。戦争は自然災害ではありません。人間が起こすものであり、ならば必ず止められます。私たち労働者民衆は"戦争を止める力は自分たちの中にある"ことを確信して前に進んで行きましょう。(改憲・戦争阻止 板橋、百万人署名運動・北部連絡会 N)


神奈川の仲間からの報告と呼びかけです。
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9月12日、JR横須賀駅近くにある自衛艦隊司令部に抗議申し入れを行いました。自衛艦隊司令部は海自4万の兵力を擁する司令部です。
中国侵略戦争をやめろ!拡大抑止・中国への核攻撃に加担するな!自衛官は侵略の銃をとるな!を申し入れ、門前でアピールを行いました。

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「トマホーク400発も買って何に使うんだ」の問いに、「それは国会の方で…」と。いや国会でもわからないから基地まで申し入れに来てるんではないか!
司令部の裏には自衛隊官舎、隣には公立中学校があります。アピールは確実に届いています!
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来週の日曜日の9月22日には、横須賀中央駅前広場で大集会をやります。横須賀を中国侵略戦争、核戦争の出撃基地にさせないために、地元横須賀から反戦の行動を起こしましょう!ベトナム反戦闘争のときは横須賀で大デモが繰り返されました。以来半世紀ぶりになりますが、今立ち上がれば、対中国戦争を阻止できる!ずっと戦争反対を叫んできたのはこの日のためです。勇躍闘いに立とう!
安保粉砕・基地撤去の9・22横須賀闘争にぜひ集って下さい。今こそ、共に反戦デモをやりましょう!(改憲・戦争阻止!大行進神奈川 S)

(9.22横須賀闘争ビラ)
9.22ビラ表
9.22ビラ裏




全国各地に被害をもたらした台風10号の接近によって中止されましたが、9月1日には、板橋区の城北中央公園をメイン会場として、自衛隊が参加する救出救助訓練など「東京都・板橋区合同総合防災訓練」が予定されていました。
私たちは、これは防災を名目とした戦争訓練、治安維持訓練であるとして、城北中央公園から2km足らずの位置にある陸上自衛隊練馬駐屯地へのデモ行進、申し入れ行動を実施しました。

というのも、練馬駐屯地には、「首都防衛」を担う治安維持部隊であり、イラク戦争に派遣されたこともある第一普通科連隊が置かれ、また、核・生物・化学兵器に対応する第一特殊武器防護隊なども配置されているからです。
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練馬駐屯地デモにはおよそ150人が集まり、集合場所とした徳丸第二公園で集会を行った後、デモ行進に出発しました。デモコースのあちこちに街宣車が出没する中で、デモを先導するはずだった宣伝カーが右翼に進路を阻まれて合流できないという事態も生じましたが、私たちは結束して隊列を整え、右翼の妨害、警察の規制をはねのけてデモを貫徹しました。
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駐屯地の正門前には右翼の街宣車2台が待ち構えていました。2409014
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練馬駐屯地正門は川越街道に面しており、その反対側には自衛隊の官舎が建ち並んでいます。私たちデモ隊はそこを通過する際に、ひときわ声を高めて「自衛官は侵略の銃を取るな」、「戦争動員命令を拒否しよう、一緒に反戦の声を上げよう」とコールしました。官舎のベランダから何人もの自衛官やその家族がデモ隊に注目している姿が確認できました。
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デモ終了後、駐屯地正門前に取って返して抗議の申し入れを行いました。なぜか門前のスペースにあらかじめ入り込んでいた数人の右翼が妨害の声を張り上げる中、私たちもそれに負けじと警察の規制線を破って門前になだれ込み、代表者が申し入れ書を読み上げて対応に出てきた自衛官に手渡し、予定していた行動を完遂しました。
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幸いこの行動中は心配していた大雨にはなりませんでしたが、この後多くの参加者が駆けつけた9・1錦糸町反戦デモはリレーアピールの途中から豪雨となり、デモに出る頃には雨の勢いはだいぶ弱まったものの、雨中での行動となりました。
皆さん、お疲れさまでした。11・3日比谷集会に向けて、反戦の闘いを続けていきましょう。(東京北部連絡会 G)



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