
1月9日午後、小林弘樹・陸上自衛隊幕僚副長ら数十人の自衛隊幹部らが集団で靖国神社を参拝しました。かつての「軍部の突出」を想起させるものであり、絶対に認めることはできません! このとんでもない動きは、現在の世界戦争情勢、とりわけ「台湾有事」を口実とした(米日両政府による)対中国戦争の策動の中で起きています。

靖国神社は戦前、戦争体制の精神的支柱となった国家神道の中心的施設です。東京裁判で戦争責任を問われたA級戦犯14人が合祀されています。それゆえ防衛省自身が通達などで「部隊としての参拝」や「隊員への参加の強制」を禁じてきたにも関わらず、自衛隊幹部らはあえて集団参拝に踏み切っているのです。

【沖縄タイムス1/21】
翌10日、なんと宮古島でも、
陸自隊員が宮古神社に組織的に参拝したことが明らかになりました。これに対して仲里成繁さんや清水早子さんら「ミサイル基地いらない宮古島住民連絡会」は、抗議申し入れを行っています。「琉球弧の軍事基地化に反対するネットワーク」のホームページに掲載されていました。その一部を紹介します。