12月21日午後、改憲・戦争阻止!大行進東京の呼びかけで、年末も迫る新宿駅東口でのリレートークと反戦デモがありました。約300名が参加し、途切れなく行き交う労働者市民に向かって、「中国への侵略戦争をとめよう!デモに立とう」と全力で訴えました。12213
基調提起に立った洞口ともこ杉並区議はこの日のデモについて、27年にも開始されようとしている日米政府による中国侵略戦争を始まる前にとめようというデモであり、12月3日のユン・ソンニョルの軍事クーデターを実力で粉砕した韓国労働者民衆の闘いに連帯するデモだと述べ、「こうやって闘えば社会を変えることができると韓国の労働者民衆が示している。日本から韓国の闘いに連帯する道は、米日の中国への侵略戦争を阻止する巨大な反戦闘争を巻き起こすことです」と訴えました。

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発言の一部を紹介します。婦人民主クラブ全国協の川添望さんは「ウクライナでもロシアでも兵士の妻・母が戦争に行かせまいと体を張って闘っている。女性が起ちあがれば戦争をとめられる」とアピール。改憲・戦争阻止大行進埼玉の高木美佐子さんは、自身も長崎被爆者として「いま被爆者が一番言わなければならないことは『戦争をとめる』ということ。日本が核戦争をやることを私たちの力でとめる、それが被爆者の本当の願いです」と言われました。他にも次々と労働者・学生のアピールが続きました。
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職場でのストライキの報告や学生の元気なアピールのあと、ごった返す新宿の街へのアピール行進に出ました。
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何のデモだ?何を言っているのだ?と注目する人々に、ビラを渡しました。
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12月3日夜に、韓国のユン・ソンニョル大統領が「非常戒厳」を宣言し国会に軍隊が動員されるという大事件が起きました。その時、韓国の闘う労働組合のナショナルセンターである民主労総はただちに動き、国会前への結集を呼びかけました。そして、真夜中の国会前で緊急中央執行委員会を開き、緊急闘争方針(①ユン政権退陣まで無期限ゼネストに入る、②民主労総組合員は戒厳撤廃、内乱罪ユン・ソンニョル退陣、社会大改革と国民主権実現のための行動を進める、③首都圏の組合員は4日午前9時までにソウル光化門広場に集まる。地域組合員は地域本部で定めた場所に集る)を発表。その後、ストを闘いながら弾劾デモの先頭に立っています。市民や学生も立ち上がっています。

この韓国労働者市民のような闘いを日本でもやりたい、連帯して闘いたいと思います。(S)