ダイヤ改正が行われた3月16日、このダイ改によって強行される労働者への労働強化・権利破壊に抗議し、動労千葉は15日の始業から48時間のストライキに入りました。
15日は早朝から幕張車両センター前で、この日の朝からストに入った組合員を先頭にビラ巻き情宣活動。

その後、JR千葉支社前で抗議行動。

16日は、午後2時~千葉市民会館小ホールで、動労千葉総決起集会が開かれ、各支部組合員、OB・家族会、ともに反戦春闘を闘う仲間たち、支援者が230名結集し団結を固めました。

主催者挨拶にたった関委員長は「今回のストは、鉄道の歴史を覆すような攻撃に対する反撃であり、戦時下における労働組合としての闘いだ」と反戦春闘としてのストライキの意義を訴えました。

(動労千葉のJR千葉支社への闘いの要求)
①職名廃止の撤回、業務融合化の中止
②すべての外注業務の再直営化
③本線運転士の抜本的行路緩和と十分な要員配置、ワンマン運転の中止
④上総一ノ宮検査派出廃止、木更津派出体制見直しの撤回
⑤京葉線快速列車廃止提案、久留里線廃線化計画の中止
⑥JR貨物の3月ダイ改における諸要求、労働条件の改善、要員不足の解消
⑦定年延長と70歳まで働ける労働条件の確立
①の業務融合化というのは、一人の労働者にある日は運転、別の日には車掌、次の日は駅業務と「なんでもやれ」というもの。また一定期間運転手に駅業務をやらせるなどのジョブローテンションの強制配転攻撃など、「勤務地も業務内容もすべて会社が自由に決められる」というとんでもない攻撃がかけられています。しかし、これらは「鉄道の安全」を破壊するもので重大事故につながります。
スト突入の各支部からは、こうしたJR当局の業務融合化攻撃への怒りと闘いへの決意が次々と表明されました。

この動労千葉の闘いの激励に、三里塚反対同盟の伊藤信晴さん、改憲・戦争阻止!大行進呼びかけ人の高山俊吉さん、久留里線と地域を守る会の三浦代表、動労千葉を支援する会の織田事務局次長らが駆けつけ連帯あいさつ。
高山さんはJR東海道新幹線の運転士らの年休裁判の控訴審で運転士らの逆転敗訴になった例を取り上げ、「日本の経済社会の発展に必要な産業においては、労働者の基本的権利を認めなくてよい」とするもので「これこそ新自由主義の考え方だ」と断罪し、この延長線上に廃線の問題もある、「コストに合わないなら切り捨ててよい」という論理をまっこう拒否しよう!それが今回の春闘ストだと言われました。そして「搾取される労働者が決起する。搾取する資本が戦争衝動に強いこだわりを持つことに対して、最もそれに反撃するのが労働者だ。労働者あっての反戦だ」と熱烈連帯のアピールでした。

続いて、共に24反戦春闘を闘っている動労総連合水戸(写真下)、船橋二和病院労組、群馬合同労組などから闘いの報告があり、若い全学連からも共に闘う決意がありました。
十倉経団連会長が春闘のことを「経済の好循環を労使ともども競い合ってがんばろうという意味での闘い」と言ったそうですが、これに応じる連合路線を粉砕しぬいて、さらに労働者が主導権を握ってこの社会を変えるぞ!という気概に満ちた各労組の発言に、すごいなあと感動しました。(S)

15日は早朝から幕張車両センター前で、この日の朝からストに入った組合員を先頭にビラ巻き情宣活動。

その後、JR千葉支社前で抗議行動。

16日は、午後2時~千葉市民会館小ホールで、動労千葉総決起集会が開かれ、各支部組合員、OB・家族会、ともに反戦春闘を闘う仲間たち、支援者が230名結集し団結を固めました。

主催者挨拶にたった関委員長は「今回のストは、鉄道の歴史を覆すような攻撃に対する反撃であり、戦時下における労働組合としての闘いだ」と反戦春闘としてのストライキの意義を訴えました。

(動労千葉のJR千葉支社への闘いの要求)
①職名廃止の撤回、業務融合化の中止
②すべての外注業務の再直営化
③本線運転士の抜本的行路緩和と十分な要員配置、ワンマン運転の中止
④上総一ノ宮検査派出廃止、木更津派出体制見直しの撤回
⑤京葉線快速列車廃止提案、久留里線廃線化計画の中止
⑥JR貨物の3月ダイ改における諸要求、労働条件の改善、要員不足の解消
⑦定年延長と70歳まで働ける労働条件の確立
①の業務融合化というのは、一人の労働者にある日は運転、別の日には車掌、次の日は駅業務と「なんでもやれ」というもの。また一定期間運転手に駅業務をやらせるなどのジョブローテンションの強制配転攻撃など、「勤務地も業務内容もすべて会社が自由に決められる」というとんでもない攻撃がかけられています。しかし、これらは「鉄道の安全」を破壊するもので重大事故につながります。
スト突入の各支部からは、こうしたJR当局の業務融合化攻撃への怒りと闘いへの決意が次々と表明されました。

この動労千葉の闘いの激励に、三里塚反対同盟の伊藤信晴さん、改憲・戦争阻止!大行進呼びかけ人の高山俊吉さん、久留里線と地域を守る会の三浦代表、動労千葉を支援する会の織田事務局次長らが駆けつけ連帯あいさつ。
高山さんはJR東海道新幹線の運転士らの年休裁判の控訴審で運転士らの逆転敗訴になった例を取り上げ、「日本の経済社会の発展に必要な産業においては、労働者の基本的権利を認めなくてよい」とするもので「これこそ新自由主義の考え方だ」と断罪し、この延長線上に廃線の問題もある、「コストに合わないなら切り捨ててよい」という論理をまっこう拒否しよう!それが今回の春闘ストだと言われました。そして「搾取される労働者が決起する。搾取する資本が戦争衝動に強いこだわりを持つことに対して、最もそれに反撃するのが労働者だ。労働者あっての反戦だ」と熱烈連帯のアピールでした。

続いて、共に24反戦春闘を闘っている動労総連合水戸(写真下)、船橋二和病院労組、群馬合同労組などから闘いの報告があり、若い全学連からも共に闘う決意がありました。
十倉経団連会長が春闘のことを「経済の好循環を労使ともども競い合ってがんばろうという意味での闘い」と言ったそうですが、これに応じる連合路線を粉砕しぬいて、さらに労働者が主導権を握ってこの社会を変えるぞ!という気概に満ちた各労組の発言に、すごいなあと感動しました。(S)
