1月15日、中野区で自衛隊も参加する「国民保護共同訓練」(ミサイル避難訓練)が急きょ実施されることになり、抗議行動が呼びかけられました。改憲・戦争阻止!大行進/中野が呼びかける東中野駅前アピール行動とデモに参加しました。

この訓練実施については、昨年12月15日に内閣官房と東京都が発表し、中野区は12月21日に発表。「住民の保護」のためというにはあまりにも準備期間が短すぎます。
訓練内容は、
①「X国から弾道ミサイルが発射され我が国に飛来する可能性があると判明した」という想定で、「ミサイル発射後の住民等への情報伝達、Jアラート発令後の住民等の地下駅舎への避難」訓練を実施する。
②「X国から発射された弾道ミサイルが都内上空を通過する際、ミサイルの一部が落下し、付着していた化学物質による被害が発生」という想定で、「関係機関による被災者の救出・援助、住民の二次避難」の実動訓練を実施する。というもの。

まず、①の訓練が都営地下鉄「東中野駅」で実施されるというので、その目の前で抗議の声を上げました。
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主催する訓練参加機関は、内閣官房・総務省消防庁・東京都・中野区・警視庁・東京消防庁、自衛隊の7者。都内でこうした「ミサイル避難訓練」が行われるのは、文京区(2018年1月)、練馬区(2023年11月)に続いて今回で3回目です。
「X国」として実際には「北朝鮮による弾道ミサイル脅威」をあおるものです。「避難訓練」という行動を通して北朝鮮への恐怖や排外主義を醸成し、日本政府の軍拡・戦争準備を承認させ、自治体労働者への戦争協力・動員の道筋をつくろうというものです。こんなものには断固反対しましょう!

駅前でのアピールの中で、戦前の教訓の訴えがありました。
それは、1928年に日本で最初の市民参加の防空演習(灯火管制や消防訓練)が大阪で実施されたことです。『「逃げるな、火を消せ!」戦時下トンデモ「防空法」』の著者は、「この防空演習に市民を参加させて任務を与えることにより(中略)、リアルな危機感を持たせ(中略)、疑問や恐怖心を与えず高揚感を持って戦争協力に向かわせる空気づくり」そこに意味があったと言っています。
この防空演習が翌年から全国各地で実施され、全国一巡した後「防空法」が成立(1937年)。これは軍が行う活動ではなく、市民が担う防空体制で、罰金刑が入り訓練への参加が義務となりました。そして、その年の7月7日に盧溝橋事件が起きて日中戦争が本格化していったのです。

権力者、支配者は戦争体制づくりの歴史をよく学んでいるのです!私たちもボーっとしていたら、気が付いたら戦争への強制動員です。だから、労働組合、市民運動がその狙いをつかんで即抗議の声を上げることが重要なのだと思います。駅前を通る人は「何なんだろう!?」という様子でしたが、チラシを読んでくださいと呼びかけました。

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駅前行動のあと、②の実動訓練が行われる「中野四季の森公園」(JR中野駅北口近く)に向けてデモ行進をしました。
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今回の実動訓練に政府は初めて自衛隊部隊を出動させることにしたのです。これは重大なことです。いま自衛隊が米軍と一体となって軍事演習=戦争訓練を行っていますが、その自衛隊の軍事演習の一環となることは明らかです。
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デモ終了後、会場の公園まで行き、抗議の声を上げました。
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戦争絶対反対!労働者・住民の戦争動員を拒否して、侵略戦争への国家総動員体制づくりを打ち破ろう!(S)