テントひろばの座り込みに参加している仲間からの報告です。

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能登半島地震と日航機炎上・海上保安庁機炎上死亡事故で今年が明けた。イスラエルによるガザへのジェノサイドは続き停戦どころか攻撃はより強まる中での新年だった。年末年始もなく経産省前の抗議行動は続けられて、1月5日、金曜行動を強化して「新春抗議行動」になった。集った人は約60人。
交流

第一部 経産省前テントひろばの抗議行動(15時~16時)
毎年、南京玉すだれが披露されるのだが、今年は演者がインフルエンザのため中止になり、代わって、織田和也さんのオープニング音楽から始まった。抗議のシュプレヒコールのあと、下山さんが発言しパレスチナ問題について話した。「許してはいけない、何とか止めたい!」と。

続いて三上さん。テントひろばの存在と8月から始まった原発汚染会の海洋放出阻止の闘いの意義について話す。とりわけ、福島県浪江町請戸川河口の海岸にテントを建てて、吉澤さんを中心にして現地での抗議行動を開始した意義を話した。
三上開会あいさつ
そのあと、しゃべりたい人がいろいろな問題について話す。

石川県・志賀町の「北陸電力志賀原発に反対する命のネットワーク」の藤岡彰弘さんからのメッセージが紹介された。志賀原発の被害が過少に打ち出されていることを糾弾。これから日がたつにつれ、もっと被害が大きくなるに違いない。

第二部 請戸川河口テントひろばの闘いの報告(16時~17時)

吉澤正巳さん(浪江町希望の牧場)が参加して発言された。吉澤さんは、8月以来の「請戸川河口テントひろば」の闘いについて次のように発言された。

「汚染水を流す前の5月に福島第1原発から6㎞のとこでとったクロソイから、国の食品安全基準の180倍の1万8千ベクレルの放射性セシウムを検出した。そういう魚が湾内に泳いでいるということ。汚染水が放出されるなら自分たちで魚の線量を調べなければならない。どうしたらいいか。自分たちで魚を釣って、それを放射能検査しようということで、釣り大会を始めた。釣りは難しくてなかなか釣れない。でも、釣った魚の検査は東大の小豆川先生が調べてくれて67種類の放射性物質を調べてくれた。セシウム137、カリウム40が検出されている。水俣を忘れてはならない。50年たっても福島の汚染は続いている。だから、われわれは自分たちで調べる。
5日吉澤吠える
福島県富岡建設事務所に対して、放射能検査のために魚を釣るので浜を使用する許可を求めたところ、富岡事務所は「どうぞご自由に使ってください」と快諾した。ところが後になって使わせないと、警告や指示を何回も言って来たが私たちはがんばっている。経産省前テントひろばのみなさんが請戸に来て一緒に闘ってくれている。正月にも初日の出を拝みながら今年もがんばろうと誓った。

能登の大地震と日航機の炎上が起こった。3.11は終ってない。大津波も原発事故もまた来る。われわれはその覚悟か必要だ。東京も安全ではない。関東大震災から100年で東京も安全ではない。ゴジラの映画は明日はわが身だということを示している。」

吉澤さんは10分間渾身の声で吠えるように発言されたあとシュプレヒコール。
汚染水放出をやめろ!
福島をの海を汚すな!
福島の魚は食べられないぞ!
汚染水はタンクにためろ!
3.11はまたやってくるぞ!
原発の時代を終わりにしよう!

そのあと、請戸川河口テントひろばの行動に参加した人々から発言が続いた。

乱鬼龍さん:「能登半島地震、日航機炎上事故は政治の貧困をあらわしているので、こういう時代、政治を終わりにしていかなければならない。新しい時代に向かわなければならない。請戸では初日の出も見ることができた。1月2日には請戸漁協の出初式に対して、請戸漁港に行って、私たちの意思表示をしてきた。みんなの知恵と力を合わせて確実に前に進みたいと思う。」

佐藤さん:「請戸に行って来た。3回目だ。今回の大きな"収穫"としては、茨城県の大津漁協でコウナゴから高濃度の放射性物質が検出され(2011.4)コウナゴは出荷停止になった。漁協は放射性物質の測定結果文書を改ざんしたことに内部告発して解雇処分になった永山さんが請戸に来られたことだ。いま裁判中でその「事件」で動いた金についても資料などを持ってきて教えてくれた。もうすぐ判決も出る。そういう人とつながることができた。絆を深めて、浪江・請戸でがんばろう。」

石上さん:「安全な魚を食べたいというのは真実。だから調べる。請戸浜を使用させないという問題はこれから長い闘いになる。僕らは原告になるのか被告になるのかわからないけど、たとえ裁判になろうとも闘っていく。正月は天候は不安定だったが、雲の上から日の出を見た。能登半島地震は家に帰ってきて知った。大変なことだ。なんかの啓示だと思うのでしっかりやっていきたい。柏崎刈羽原発はカナダで一番大きなオンタリオ州・ブルース原子力発電所(建設のための準備に入った)を上回る規模だ。これを動かしてはならない。稼働取り消しを求めていこう。」

杉山さん:「1月2日に3人の新しい人が参加された。懸案事項は、県の富岡事務所が今日5日に浜のテントなどを撤去せよと言って来たこと。私たちは1日の夜にみんなで対策会議をして、文書で反論を提出することを決めた。それで、先ほど、県の富岡事務所と事務員の杉山として、回答の文書はいま検討中なので、1~2週間ずらしてくださいと伝えた。了解してもらった。裁判も含めて具体的な闘いを組んでいこうとなった。それで、請戸川河口テントひろばの第3回目の行動として、3.11を前にして、2月25日(日)13時から、双葉町産業交流センター(伝承館隣)で学習集会を持つことを決めた。講師などはまだ交渉中。請戸川河口テントひろばは独自の宣伝カーを使えるようにしたので、浪江の町の中でも宣伝もしていきたい。請戸に来て下さい。ボーン請戸川(民宿)は1泊300円です。」

ともすれば、汚染水の海洋放出に対してどのように闘ったらいいかと方向性を見失いそうになる。が、ところがどっこい、むしろ闘いが明確になって、みんな元気になっている。
いつもの守屋さんの歌とシュプレヒコールをもって、17時に集会を終えた。
新年最初の充実した抗議集会ができた。(テントひろば T)


●『民の声新聞』(http://taminokoeshimbun.blog.fc2.com/blog-entry-764.html)に、1月2日 請戸漁港での出初式に、吉澤さんら登場して共闘を呼びかけた記事が載っています。

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