再開「官邸前金曜行動」第2回目が、7月16日(金)午後6時30分~約1時間半近くにわたって首相官邸前で行われ、約290人が参加しました。
官邸前4
官邸前2

以下、簡単な報告です。
まず「多摩川太鼓」の五十嵐さんの太鼓の連打でスタート。
官邸前8
「汚染水を海に流すな!」「東海第二原発を動かすな!」と抗議集会が始まりました。
官邸前3
呼びかけ人の鎌田慧さん、落合恵子さんらも参加してアピール。
鎌田さんは「汚染水処理問題に留まらず、使用済み核燃料の置き場も作れない。青森の再処理工場など稼働していなくても膨大な金がかかる。危険で無駄な原発をやめ、その金を福祉に回すべき。非正規労働者が安心して生きられるよう力を尽くして頑張っていこう」と訴えられました。
官邸前1
参加者からのリレーアピールでは、東電株主代表訴訟を闘う原告の方、エネルギー基本計画の問題点を指摘する方、福島から駆けつけた椎名千恵子さん、ピースボートの野平さんらがアピール。椎名さんは「福島は大丈夫と演出して、命を踏みにじってオリンピックをやることは許せない。抗議の声を出していこう!」と。野平さんは「脱原発をめざす市長会議」が汚染水の海洋放出反対の声明を出したことについて報告されました。
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続いて、金曜行動で全国を結ぶということで、青森や福井からメッセージが届きました。「原発いらない、核燃いらない青森金曜日行動」と「若狭の原発を考える会」からの報告が読み上げられました。群馬からは「高崎金曜日行動」の方が参加されアピールしました。
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また、たんぽぽ舎の方から「汚染水を陸上保管する方法がある」という発言がありました。「国が東電に管理業務をやらせている国家石油備蓄タンクに空き容量があるので、そこに備蓄すればよい」とのこと。「海洋放出」以外の方法がいくらでもあるということです。

自転車でマイプラカードをつけて走っている方もいました。
官邸前6
主催者の「原発いらない金曜行動」(毎月第3金曜日)実行委から、この行動への賛同人・賛同団体参加の呼びかけがありました。
再開「官邸前金曜行動」は、日本のどこにも原発いらない!原発なくして安心して住める社会を!と願う人々によって継続されていく、と思いました。(S)