8月10日、千葉地裁で第3回目の請求異議裁判・口頭弁論が行われました。約100名が集まり、千葉地裁へのデモと傍聴闘争を闘いました。
集合場所の千葉市中央公園でデモ出発前に小集会。
反対同盟の萩原富夫さんは、前日の北原鉱治事務局長(95歳)のご逝去に悲しみながらも、「遺志を継いで闘い抜く。今日の請求異議裁判をしっかり闘い抜こう」と力強く呼びかけました。

動労千葉の田中康宏委員長は、動労本部による三里塚闘争を闘う動労千葉への処分攻撃に対し北原事務局長が「君たちは何ということをするのか!」と動労本部に乗り込んでいったというエピソードを語り北原さんを偲びました。そして、「三里塚の闘いがいま多くの人々の心をとらえる時代になった。北原さんの遺志を継いで闘い抜こう」と訴えました。

反対同盟を先頭にデモに出発。


「千葉地裁は強制執行を許可するな!」「高瀬裁判長は空港会社の手先になるな!」「営農を破壊するな!」「生活を破壊するな!」とコールして千葉地裁を包囲しました。(下の写真の左側が千葉地裁)

10時30分からの裁判は1時間以上続き、弁護士が次々立って「強制執行は権利の乱用である」ということを明らかにしました。
行政代執行は直接強制は禁止されているのに、三里塚では暴力的な権力行使の連続であったこと、これを反省し今後あらゆる意味で強制収用をとらないと確認され、時の運輸大臣や千葉県知事も賛意を示したこと等々が詳しくだされました。
また、農地取り上げ強制は営農破壊であり、農民に死を強制することであり、耕作の権利、生存の権利への侵害であり、権利の乱用であると迫りました。
日にちは決まりませんでしたが、次回第4回口頭弁論も行われることになりました。
裁判開始前に、千葉地裁に強制執行を許可するなと求める署名の第2次分2429筆(合計8824筆)を提出しました。

裁判後に報告集会がありました。
冒頭、市東孝雄さんが、「北原さんの生き方に学び、私も信念を持ってやっていきたい」と決意を語りました。
弁護士からは、いま闘われている請求異議裁判がいかに重要かという提起がありました。
まず、確定判決(最高裁判決)がでているということは権利者側はいつでも強制執行できる状態であるということ。そういう場合、ふつうはこうした裁判(請求異議裁判)の請求は受け付けられず、開かれたとしても1~2回で終わってしまうこと。また、いま行われているような口頭陳述はほとんどできないとのことです。
それを、三里塚の闘いの地平が狭き門をこじ開け、いま現在「強制執行をとめている」ということ。また、署名の広がりや毎回の傍聴闘争の力が請求異議裁判を勝利的に進めていることが提起されました。
そして、向こう側の弱点をついて追い込み徹底的に強制執行を弾劾し抜いていこう、この闘いを全国に知らせていこうと確認しました。
最後に、萩原富夫さんから、ぜひ三里塚現地へ来てくださいと「8.27天神峰カフェ」への参加や、9.1団結街道裁判、9.25耕作権裁判への傍聴、10.8全国集会への参加が呼びかけられました。(S)
詳しくは三里塚芝山連合空港反対同盟ホームページを参照ください。
→http://www.sanrizuka-doumei.jp/home02/2017/08/post-170718.html
集合場所の千葉市中央公園でデモ出発前に小集会。
反対同盟の萩原富夫さんは、前日の北原鉱治事務局長(95歳)のご逝去に悲しみながらも、「遺志を継いで闘い抜く。今日の請求異議裁判をしっかり闘い抜こう」と力強く呼びかけました。

動労千葉の田中康宏委員長は、動労本部による三里塚闘争を闘う動労千葉への処分攻撃に対し北原事務局長が「君たちは何ということをするのか!」と動労本部に乗り込んでいったというエピソードを語り北原さんを偲びました。そして、「三里塚の闘いがいま多くの人々の心をとらえる時代になった。北原さんの遺志を継いで闘い抜こう」と訴えました。

反対同盟を先頭にデモに出発。


「千葉地裁は強制執行を許可するな!」「高瀬裁判長は空港会社の手先になるな!」「営農を破壊するな!」「生活を破壊するな!」とコールして千葉地裁を包囲しました。(下の写真の左側が千葉地裁)

10時30分からの裁判は1時間以上続き、弁護士が次々立って「強制執行は権利の乱用である」ということを明らかにしました。
行政代執行は直接強制は禁止されているのに、三里塚では暴力的な権力行使の連続であったこと、これを反省し今後あらゆる意味で強制収用をとらないと確認され、時の運輸大臣や千葉県知事も賛意を示したこと等々が詳しくだされました。
また、農地取り上げ強制は営農破壊であり、農民に死を強制することであり、耕作の権利、生存の権利への侵害であり、権利の乱用であると迫りました。
日にちは決まりませんでしたが、次回第4回口頭弁論も行われることになりました。
裁判開始前に、千葉地裁に強制執行を許可するなと求める署名の第2次分2429筆(合計8824筆)を提出しました。

裁判後に報告集会がありました。
冒頭、市東孝雄さんが、「北原さんの生き方に学び、私も信念を持ってやっていきたい」と決意を語りました。
弁護士からは、いま闘われている請求異議裁判がいかに重要かという提起がありました。
まず、確定判決(最高裁判決)がでているということは権利者側はいつでも強制執行できる状態であるということ。そういう場合、ふつうはこうした裁判(請求異議裁判)の請求は受け付けられず、開かれたとしても1~2回で終わってしまうこと。また、いま行われているような口頭陳述はほとんどできないとのことです。
それを、三里塚の闘いの地平が狭き門をこじ開け、いま現在「強制執行をとめている」ということ。また、署名の広がりや毎回の傍聴闘争の力が請求異議裁判を勝利的に進めていることが提起されました。
そして、向こう側の弱点をついて追い込み徹底的に強制執行を弾劾し抜いていこう、この闘いを全国に知らせていこうと確認しました。
最後に、萩原富夫さんから、ぜひ三里塚現地へ来てくださいと「8.27天神峰カフェ」への参加や、9.1団結街道裁判、9.25耕作権裁判への傍聴、10.8全国集会への参加が呼びかけられました。(S)
詳しくは三里塚芝山連合空港反対同盟ホームページを参照ください。
→http://www.sanrizuka-doumei.jp/home02/2017/08/post-170718.html