衝撃的なニュースです。
福島の子どもたちに起きている問題を追ったドキュメンタリー映画『A2-B-C』が、配給会社都合により、急きょ上映中止となってしまいました。(下記写真は、イアン監督のブログより)
0322ian
詳しくは、レイバーネットをごらん下さい。
http://www.labornetjp.org/news/2015/0322ian

なお、最後の上映会となってしまった佐賀県の上映会の報告をNAZEN福岡のブログ(3/19)より紹介します。
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3月15日(日)午後2時、佐賀県駅北館で『A2-B-C』上映が行われました。主催は毎週金曜佐賀県庁前で金曜行動を呼びかけている「さよなら原発!佐賀連絡会」です。
金曜行動に参加する団体や個人が力を出し切って180名(主催者発表)の参加でした。NAZEN福岡の筑後地区、「とめよう戦争への道!百万人署名運動福岡県連絡会・久留米」も駆けつけました。椅子や資料が足りず、バタバタしました。

福岡1
代表の豊島耕一さんがあいさつ。明日(16日)以降は「配給会社都合により、急遽『A2-B-C』上映中止(3月16日以降、佐賀は上映されます)せざるを得なくなってしまいました」ということが伝えられました。(イアン・トーマス・アッシュさんのブログから http://ianthomasash.blogspot.jp/

「A2-B-C上映委員会という形でお受けした上映会は中止なのですが、もちろん今後も権利が監督のもとに戻りましたら上映は可能です」と表明されてます。今後もさらに全国で上映してほしい。
そして上映。
わたしはこの映画を観るのは3度目でしたが、涙が止まりませんでした。
3.11福島から帰ってきたばかりで、あまりにもリアルで、あ~でもこんなにたくさんの人が玄海原発の立地する佐賀で関心を持ってくれていることを福島の方々に伝えたいと思いました。

終わりに少し話しました。
「二度とこのような原発事故を繰り返さないよう、ここから新しい一歩を踏みだしたいです」
みなさん、ありがとう。
九電は玄海原発1号機を廃炉にすると正式に決定しました。一方、川内原発1・2号機の再稼働に向け、5月にも川内原発1号機に核燃料を装填(そうてん)したい考えで、6月~7月ごろの再稼働を想定していると報道されています。「古い原発はみんなのお金で廃炉にし、新しく作りましょう。もったいないので最後(40年)まで使いましょう」なんて原子力マフィアや安倍政権の思惑がまかり通ることのないように気を引き締めて「全原発即時廃炉」の声を上げていきましょう!