国が「脱原発テント」の代表2名に立ち退きを求めて訴えた裁判で、東京地裁は2月26日、これを認める不当判決を下しました。

そもそも前回の裁判(昨年12月3日)で、東京地裁・村上裁判長は、被告(テント)側の請求を却下し、一方的に審議を打ち切って、だまし討ち的に「結審」を宣言して逃げてしまったのです。
この日の裁判での反動判決言い渡しは許されない!と雨の中、約350名が東京地裁前に集まりました。

被告人の一人、淵上太郎さんもアピール。

東京地裁は、国家権力の手先になるな!
このあと、傍聴抽選に入りました。

2時30分から裁判開始。まもなく、傍聴に入れず、外で待っていた人々に「不当判決」が知らされ、法廷の中で抗議していると伝えられました。
判決は、経産省の福島原発事故責任を問うことなく、フクシマの訴えも受け止めず、これを求める人々に対し、「占有する権利は認められない。直ちに立ち退け」、「これまでの土地使用料1100万円を支払え」というものでした。しかも、仮執行宣言が付いていて、判決確定前でも強制執行が可能となるのです。そして、なんと「立ち退くまで1日21000円の制裁金を支払え」と命じたのです。
まったくふざけた判決に、外でも「不当判決を許さない!」と弾劾し抜きました。
午後4時から、参議院議員会館内大会議室で報告集会が行われ、400人が参加しました。
弁護士や被告の発言で、この日の法廷戦術として被告2人も弁護士も法廷の中には入らなかったそうです。それは、直接「判決文」を渡されないためとのことでした。

被告の一人、正清さんは「原発やめろ!という私たちの声は、今や全世界のメディアに注目されている。さらに、福島の現状をもっと伝えていこう」と訴えました。

淵上さんは、「村上裁判長は国家権力に屈従した」と弾劾。そして、テント設立の精神は、物理的に目に見える形で存在すること、かつ、継続して存在することだった。今後もこの精神で闘い続けると決意を語りました。

福島からかけつけた黒田節子さんも発言。「フクシマのことをさらに知ってもらいたい」と訴え、「アメーバーのように変化し、一人ひとりの核を大事にし、相手の核を尊重して」つながり闘っていこうと呼びかけました。(S)


そもそも前回の裁判(昨年12月3日)で、東京地裁・村上裁判長は、被告(テント)側の請求を却下し、一方的に審議を打ち切って、だまし討ち的に「結審」を宣言して逃げてしまったのです。
この日の裁判での反動判決言い渡しは許されない!と雨の中、約350名が東京地裁前に集まりました。

被告人の一人、淵上太郎さんもアピール。

東京地裁は、国家権力の手先になるな!
このあと、傍聴抽選に入りました。

2時30分から裁判開始。まもなく、傍聴に入れず、外で待っていた人々に「不当判決」が知らされ、法廷の中で抗議していると伝えられました。
判決は、経産省の福島原発事故責任を問うことなく、フクシマの訴えも受け止めず、これを求める人々に対し、「占有する権利は認められない。直ちに立ち退け」、「これまでの土地使用料1100万円を支払え」というものでした。しかも、仮執行宣言が付いていて、判決確定前でも強制執行が可能となるのです。そして、なんと「立ち退くまで1日21000円の制裁金を支払え」と命じたのです。
まったくふざけた判決に、外でも「不当判決を許さない!」と弾劾し抜きました。
午後4時から、参議院議員会館内大会議室で報告集会が行われ、400人が参加しました。
弁護士や被告の発言で、この日の法廷戦術として被告2人も弁護士も法廷の中には入らなかったそうです。それは、直接「判決文」を渡されないためとのことでした。

被告の一人、正清さんは「原発やめろ!という私たちの声は、今や全世界のメディアに注目されている。さらに、福島の現状をもっと伝えていこう」と訴えました。

淵上さんは、「村上裁判長は国家権力に屈従した」と弾劾。そして、テント設立の精神は、物理的に目に見える形で存在すること、かつ、継続して存在することだった。今後もこの精神で闘い続けると決意を語りました。

福島からかけつけた黒田節子さんも発言。「フクシマのことをさらに知ってもらいたい」と訴え、「アメーバーのように変化し、一人ひとりの核を大事にし、相手の核を尊重して」つながり闘っていこうと呼びかけました。(S)
