とめよう戦争への道!百万人署名運動

署名運動をとおして、改憲・戦争への道を許さない闘いを全国的に広げていきます。

2024年03月

■辺野古新基地建設の強行を許さない!防衛省抗議・申し入れ行動
とき◆4月1日(月)午後6時30分~7時30分
ところ◆防衛省前(JR市ヶ谷北側7分)
主催◆辺野古への基地建設を許さない実行委(tel.090-3910-4140沖縄一坪反戦地主関東ブロック)

■辺野古の海を埋め立てるな!4.6新宿大行動
とき◆4 月6 日(土)午前11時~JR新宿駅南口でスタンディング&アピール)
共催◆辺野古への基地建設を許さない実行委(tel.090-3910-4140沖縄一坪反戦地主会関東ブロック)

■2024「4.9反核燃の日」全国市民集会
とき◆4月6日(土)午前11時30分~午後1時20分
ところ◆青森市文化会館4F(青森市堤町1-4-1)
講演◆今村修さん(青森県反核実行委員長)「核燃サイクル40年の歴史を振り返る」
主催◆「4.9反核燃の日」全国市民集会実行委(tel.070-5477-4296中道)
【関連行動】4/6午後2時~3時「反核燃の日」全国集会(青森市文化会館5F)、4/7午前10時30分~六ケ所再処理工場門前行動、11時30分~六ケ所村内デモ

■狭山裁判の石川一雄さんを支援する集い
とき◆4月6日(土)午後2時開会
ところ◆市民プラザかぞ3F多目的ホール(JR加須駅北口右斜め方向へ4分)
特別講演◆黒川みどりさん(静岡大学教授、日本近代史)
主催◆北埼玉地区狭山裁判を支援する市民の会(tel. 090-3312-9895)

■星野文昭・暁子 絵と詩展
とき◆4 月6 日(土)~7日(日)午後0時~6時(7日は午前10時~)、両日とも1時~と3時~ジャスティスさんの演奏会あり
ところ◆セシオン杉並(丸ノ内線・東高円寺駅5分)
主催◆星野さんをとり戻そう東京連絡会(tel.090-9815-6810)

■労働組合つぶし弾圧を許さない4.7全国同時アクションin大阪
とき◆4月7日(日)午後1時~集会、集会後デモ
ところ◆西天満若松浜公園(大阪地裁南側)
主催◆労働組合つぶしの大弾圧を許さない実行委(tel.06-6575-3131全港湾大阪支部)

■労働組合つぶし弾圧を許さない4.7全国同時アクションin新宿
とき◆4 月7 日(日)午後2時~アピール、3時~デモ
ところ◆新宿駅東口アルタ前/アピール:関西生コン労働組合ほか
主催◆関生弾圧を許さない東京の会(tel.090-6658-1544北島)

■学習会「沖縄を再び戦場にさせない!沖縄~神奈川を結んで」
とき◆4月7日(日)午後2時開会
ところ◆教育文化会館6F(川崎市川崎区富士見2-1-3)
パネルディスカッション◆山里節子さん(いのちと暮らしを守るオバーたちの会世話人、オンライン参加)ほか
呼びかけ◆沖縄民権の会(tel. 090-2463-2496座覇光子)、共催:改憲・戦争阻止!大行進神奈川

■岸田訪米・日米戦争会談許すな!4.9渋谷デモ
とき◆4 月9 日(火)午後6時30分~集会、7時10分デモ出発
ところ◆渋谷区勤労福祉会館(JR渋谷駅8分、公園通り)
主催◆改憲・戦争阻止!大行進東京(tel.080-6053-1751)

■辺野古新基地建設反対!『SAVE HENOKO』(45分)上映会
とき◆4月13日(土) 午後2時~
ところ◆沖縄県立博物館・実習室(那覇市おもろまち3-1-1)
主催◆沖縄大学学生自治会(メアドokidaijichikai@gmail.com)

■オスプレイ配備反対・駐屯地建設工事ゲート前座り込み行動
とき◆4月13日(土)午後2時~3時
ところ◆佐賀空港西側の工事現場ゲート前(佐賀市川副町)
主催◆オスプレイストップ!9条実施アクション佐賀(代表:豊島耕一佐賀大学名誉教授、メアドtoyosima@ta2.so-net.ne.jp)

■三上智恵監督最新作『戦雲(いくさふむ)』公開記念特集上映
とき◆4月13日(土)~19日(金)上映時間①午後0時30分~②3時30分~③6時30分~
上映映画◆『戦雲』(132分)、『戦場ぬ止み』(129分)。『標的の島 風かたか』(119分)、『沖縄スパイ戦史』(114分)*日時は問合せを(予約info@cinemahouseotsuka.com)
主催・会場◆シネマハウス大塚(豊島区巣鴨4-7-4-101、JR大塚駅北口7分、tel.03-5972-4130)

■入管法と民族差別を撃つ4.21全国交流集会
とき◆4月21日(日)午後1時開会
ところ◆神奈川公会堂(横浜市、JR東神奈川駅4分)
主催◆入管法と民族差別を撃つ全国実行委員会(tel. 090-6319-1437鎌田)

■阿佐ヶ谷市民講座「ガザのジェノサイド~問題の根源とは何か」
とき◆4 月24 日(水)午後6時30分~
ところ◆セシオン杉並(杉並区梅里1-22-32、丸ノ内線・東高円寺5分)
講師◆岡真理さん(早稲田大学文学学術院教授)
主催◆阿佐ヶ谷市民講座実行委(tel.090-8080-6860)

■首相官邸前・原発いらない金曜行動
とき◆4 月26  日(金)午後6時30分~7時45分
ところ◆首相官邸前(地下鉄・国会議事堂前駅すぐ)
主催◆原発いらない金曜行動実行委(tel.03-3238-9035たんぽぽ舎)

■8.6弾圧粉砕!大坂正明さん奪還!沖縄を戦場にするな!広島集会
とき◆4月27日(土)午後1時~集会、終了後デモあり
ところ◆広島市西区民文化センター2Fスタジオ
講演◆山本志都さん(弁護士)
映像◆渋谷事件大坂裁判の知られざる真実(前編)
主催◆8.6ヒロシマ大行動実行委(tel.082-245-8410)

4.28沖縄反戦デー集会&渋谷デモ
とき◆4月28日(日)午後1時~集会、終了後デモ
ところ◆代々木公園けやき並木(JR原宿駅5分)
主催◆改憲・戦争阻止大行進(tel.080-6053-1751本山)

■4.28沖縄デー 名古屋反戦デモ
とき◆4月28日(日)午後1時30分、西柳公園集合(愛知県名古屋市中村区名駅4-13-11)、2時に米領事館に向けデモ出発
主催◆改憲・戦争阻止!大行進東海(tel.090-4178-7066)

■4.28沖縄デー 沖縄を戦場にさせない!反戦デモ&集会
とき◆4月29 日(月・休)正午デモ出発(11時45分に警固公園集合)、午後2時30分~沖縄デー集会
ところ◆TOHOレンタルスペース天神(福岡市中央区天神2-3-10-202)
主催◆改憲・戦争阻止!大行進 九州(tel.092-483-0860)

■武力で平和はつくれない!取り戻そう憲法生かす政治!憲法集会
とき◆5月3日(金・休)午前11時開演~、午後2時30分~パレード
ところ◆有明防災公園(江東区有明3-8-35)
主催◆5.3憲法集会実行委員会tel.03-3526-2920)



3月22日、文部科学省が2025年から使われる中学校教科書の検定結果を公表しました。新聞報道では「デジタル教材急増 届かぬ検定の目」などの見出しが目立ち、こういうことも新たな問題になっていることがわかります。その中で、「『自衛戦争』検定通過」の見出しにびっくりしました。
(3月23日付琉球新報より)

教科書検定関係
自由社の公民教科書の憲法9条に関する記述の中で、「戦争の放棄」をうたった9条の解釈の一つとして「自衛戦争は禁止していない」とし、続けてこの解釈が「日本政府の解釈である」と記しているそうです。文科省はこれに何の意見も付けず「パス」しました。けれども、これは憲法9条がつくられた原点を歴史からかき消してしまう暴論であって、こんなことを教科書で子どもたちに教えてはならないことです。

<1946年6月26日の衆議院本会議(帝国議会)吉田茂首相の答弁より>
「…戦争放棄に関する本案の規定は、直接には自衛権を否定はして居りませぬが、第九条第二項に於いて一切の軍備と国の交戦権を認めない結果、自衛権の発動としての戦争も、又交戦権も放棄したものであります。従来近年の戦争は多く自衛権の名に於いて戦われたのであります。満州事変然り、大東亜戦争亦然りであります。…」

もうすぐ始まるであろう国会の憲法審査会ではここ数年、憲法9条に「自衛隊」を明記する、「自衛」権を明記すると、まさにこのことが攻防になっています。政府与党は2015年に憲法違反の「安全保障関連法」を強行採決し、2022に安全保障関連3文書の閣議決定を強行し、それに基づいて沖縄・琉球弧の自衛隊基地建設・強化、日米戦争訓練をエスカレートしています。自衛の名の下に実際に日米一体となって対中国戦争をやろうとしています。
今回の「自衛戦争」の教科書検定パスもその先取りであり、子どもたちを動員しようとするものです。
こうした戦争への攻撃に、断乎として抗議していきましょう。(S)



東京北部の仲間からの報告を紹介します。
* * * * * * *
3月17日、東京の陸上自衛隊練馬駐屯地に対し、改憲・戦争阻止!大行進 東京北部実行委員会は「自衛官は侵略の銃を取るな!」「反戦デモで戦争を止めよう!」「青年の名簿を自衛隊に渡すな!」の抗議行動を行いました。

徳丸第二公園(板橋区)の集会では、前々日に自公が英伊と共同開発する次期戦闘機の第三国輸出を解禁したことを「閣議決定があるから歯止めになる」とは全くのデタラメだと暴露、三菱重工など戦争願望を強める財界と岸田政権=日本帝国主義を打倒しなければならない、練馬駐屯地から南西諸島の戦場に行くことをやめさせようとの怒りに満ちた基調報告を確認。さらに横田・朝霞・横須賀の首都圏の反基地闘争の報告、自治体労働者や全学連の決意を受けてデモに出発しました。

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100人の隊列が大型スーパーや商店街の市民の注目の中、練馬駐屯地前に到着。北部5
東京北部の青年労働者と三多摩の仲間が、駐屯地司令や岸田首相あての抗議申入書を堂々と読み上げている間、デモ隊が立ち止まって声援を送ると、公安警察が激しく規制・弾圧。対中国戦争に向け、私たちの闘いを国家権力が恐れていることを示しています。デモ隊の呼びかけに駐屯地内や宿舎から手を振って応じる人もいました。
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これに先立つ3月11日、練馬駐屯地所属の第1普通科連隊が、「防災」を口実に練馬―板橋―北―足立―荒川を“迷彩服”で行進し各区役所に立ち寄る「市街地行進訓練」を行いました。私の自宅近くを通るコースの部隊に抗議しようと、練馬駐屯地正門から4㎞余り、約1時間「同行」しました。
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18人が重いリュックを背負い、演習場ではできない、舗装道路を8時間かけて25㎞歩く“戦闘訓練”“治安出動訓練”です。私は、この若い隊員たちを戦場に送ってはならない、侵略の銃を握るな、労働者と共に闘おうと呼びかけたい、と思いました。3・17デモはそのような闘いとなりました。(改憲・戦争阻止!大行進 板橋 W)

ダイヤ改正が行われた3月16日、このダイ改によって強行される労働者への労働強化・権利破壊に抗議し、動労千葉は15日の始業から48時間のストライキに入りました。

15日は早朝から幕張車両センター前で、この日の朝からストに入った組合員を先頭にビラ巻き情宣活動。
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その後、JR千葉支社前で抗議行動。
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16日は、午後2時~千葉市民会館小ホールで、動労千葉総決起集会が開かれ、各支部組合員、OB・家族会、ともに反戦春闘を闘う仲間たち、支援者が230名結集し団結を固めました。
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主催者挨拶にたった関委員長は「今回のストは、鉄道の歴史を覆すような攻撃に対する反撃であり、戦時下における労働組合としての闘いだ」と反戦春闘としてのストライキの意義を訴えました。
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(動労千葉のJR千葉支社への闘いの要求)
①職名廃止の撤回、業務融合化の中止
②すべての外注業務の再直営化
③本線運転士の抜本的行路緩和と十分な要員配置、ワンマン運転の中止
④上総一ノ宮検査派出廃止、木更津派出体制見直しの撤回
⑤京葉線快速列車廃止提案、久留里線廃線化計画の中止
⑥JR貨物の3月ダイ改における諸要求、労働条件の改善、要員不足の解消
⑦定年延長と70歳まで働ける労働条件の確立

①の業務融合化というのは、一人の労働者にある日は運転、別の日には車掌、次の日は駅業務と「なんでもやれ」というもの。また一定期間運転手に駅業務をやらせるなどのジョブローテンションの強制配転攻撃など、「勤務地も業務内容もすべて会社が自由に決められる」というとんでもない攻撃がかけられています。しかし、これらは「鉄道の安全」を破壊するもので重大事故につながります。
スト突入の各支部からは、こうしたJR当局の業務融合化攻撃への怒りと闘いへの決意が次々と表明されました。
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この動労千葉の闘いの激励に、三里塚反対同盟の伊藤信晴さん、改憲・戦争阻止!大行進呼びかけ人の高山俊吉さん、久留里線と地域を守る会の三浦代表、動労千葉を支援する会の織田事務局次長らが駆けつけ連帯あいさつ。
高山さんはJR東海道新幹線の運転士らの年休裁判の控訴審で運転士らの逆転敗訴になった例を取り上げ、「日本の経済社会の発展に必要な産業においては、労働者の基本的権利を認めなくてよい」とするもので「これこそ新自由主義の考え方だ」と断罪し、この延長線上に廃線の問題もある、「コストに合わないなら切り捨ててよい」という論理をまっこう拒否しよう!それが今回の春闘ストだと言われました。そして「搾取される労働者が決起する。搾取する資本が戦争衝動に強いこだわりを持つことに対して、最もそれに反撃するのが労働者だ。労働者あっての反戦だ」と熱烈連帯のアピールでした。

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続いて、共に24反戦春闘を闘っている動労総連合水戸(写真下)、船橋二和病院労組、群馬合同労組などから闘いの報告があり、若い全学連からも共に闘う決意がありました。
十倉経団連会長が春闘のことを「経済の好循環を労使ともども競い合ってがんばろうという意味での闘い」と言ったそうですが、これに応じる連合路線を粉砕しぬいて、さらに労働者が主導権を握ってこの社会を変えるぞ!という気概に満ちた各労組の発言に、すごいなあと感動しました。(S)
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3月9日(土)、杉並区・荻窪で開かれた「女性が行動すれば戦争はとめられる!」と称した2024年3・8国際婦人デー集会(主催:3.8国際婦人デー行動実行委)に参加しました。
その名の通り、10人を超える女性たちが次々と発言し(医療・福祉労働者、東京過労死を考える家族の会、洞口ともこ杉並区議会議員、教育労働者、自治体労働者、星野再審・大坂正明さん救援会、原発とめろ!新橋アクション、三里塚現地から、全学連など)、その迫力たるや圧巻でした。
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最初に、映画監督である影山あさ子さん(森の映画社)から「琉球弧を戦場にさせない」というテーマで映像を使った講演がありました。ドローン撮影で琉球弧の島々への自衛隊基地建設の実態が映し出され、平和な島々に強引に軍事基地が持ち込まれていることに改めて怒りが沸きました。また、これに対して住民たちが体を張って抗議し実力で阻止しようと懸命になっている姿に強く連帯したいと思いました。
森の映画社では、沖縄島を始め、与那国島、宮古島、奄美大島、馬毛島などが今、どうなっているのか、米軍と自衛隊が何をしようとしているのかを撮影していて、キャンペーンに使えるよう1時間の作品として5月には仕上げる予定とのこと。誰でも上映できる作品としてDVD(複製は不可)の形で1枚1万円で販売するそうです。百万人署名運動でも各連絡会で1枚購入して何か所かで上映会を計画できたらいいなあと思いました。
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基調報告は婦人民主クラブ全国協議会・編集長の川添望さん。「女性が反戦闘争の先頭に立つ」ということは「戦争を止めるために決定的だ」と述べ、また「女性の解放、女性差別・抑圧を根底的になくすということからも重要だ」と訴えました。
ウクライナ戦争については「ロシアを弾劾してウクライナ・ゼレンスキーを支援することは反戦ではなく、岸田政権の戦争協力に加担していく道だ」と弾劾。イスラエルによるパレスチナ大虐殺については、石油の確保・中東支配のためにイスラエルを建国し、経済的・軍事的後ろ盾としてあったアメリカなどの帝国主義こそが原因で、その支配こそが非難され、終わらせなければならない」と訴えました。
さらに、アメリカが「ロシアを抑え込み、中国を打ち負かす」と国家安保戦略(2022年)で表明し日米安保を中国侵略戦争体制として強化していることに警鐘乱打し、二度と侵略戦争を許さないために闘おうと呼びかけました。
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(1986年11月号の新聞『婦人民主クラブ』連載の「戦争と女」より)
「明治以来、日本の歴史は侵略戦争の歴史であり、女性差別はそれと一体の者とものとして強められてきた。女性差別とのたたかいは、戦争体制を打ち破るたたかいと一体のものとしてたたかわなければならなかったのである。市川らの誤りはそれを見抜けなかったところにある。女性解放の今日の課題は、侵略戦争体制を許さないたたかいを貫くことにあるということを、改めて教訓としなければならない」

集会後、荻窪駅周辺をデモ行進。強い北風を突き抜けて「ガザ虐殺やめろ!」「女性差別と戦争の根源、資本主義を倒そう!」と声を上げました。(S)
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