とめよう戦争への道!百万人署名運動

署名運動をとおして、改憲・戦争への道を許さない闘いを全国的に広げていきます。

2023年11月

■ガザ虐殺やめろ!12.3ヒロシマ反戦デモ
とき◆12月3日(日)午後1時に原爆ドーム前集合、1時30分デモ出発
デモコース:原爆ドーム~本通り~岸田首相事務所
主催◆8.6ヒロシマ大行動実行委(tel.082-245-8410)

■うごかすな老朽原発・とめよう!原発依存社会への暴走1万人集会
とき◆12月3日(日)午後1時~集会、2時30分~デモ
ところ◆うつぼ公園(大阪市西区靱本町、地下鉄「本町駅」)
主催◆老朽原発うごかすな!実行委(tel.090-1965-7102)

■講演学習会「国際人権から見た関西生コン労組弾圧」
とき◆12月3日(日)午後2時~
ところ◆東別院会館 橘・蓮(名古屋市中区橘2-8-55)
講師◆藤田早苗さん(エセックス大学人権センターフェロー)
主催◆関西生コン労組つぶしの弾圧を許さない東海の会(https://kannama-tokai.jimdofree.com/)

■シンポジウム「イスラエルの占領とパレスチナ民衆の抵抗史」
とき◆12月4日(月)午後6時30分~
ところ◆ハイライフプラザいたばし2階B・Cホール(埼京線「板橋」西口1分)
講師◆藤田進さん(東京外語大学名誉教授、中東・アラブ近現代史)
主催◆北部労働者共同闘争会議(tel.03-3961-0212)

■星野文昭絵画展in大阪
とき◆12月4 日(月)~10日(日)
ところ◆4~9日:八尾北医療センター待合・廊下(八尾市桂町6-18-1)
10日:東大阪市民プラザ・夢広場 ギャラリー(近鉄布施駅2分)
主催◆大坂・河内星野文昭さんをとり戻す会(tel.072-999-3555)

■ガザ虐殺やめろ!岸田たおそう!12.9新宿反戦デモ
とき◆12月9日(土)午後2時~リレーアピール(新宿駅東口駅前広場、アルタ前)、3時~デモ
主催◆改憲・戦争阻止!大行進東京(tel.080-6053-1751)

■牛久入管収容所問題を考える会2023年活動報告会
とき◆12月10日(日)午後1時20分開場
ところ◆茨城県南生涯学習センター(土浦市、JR常磐線「土浦」西口・駅前ビルうらら5階 中講座室2)
記念講演◆森川文人さん(弁護士)/面会報告、仮放免者たちの現状報告など
主催◆牛久入管収容所問題を考える会(tel. 029-847-5338田中喜美子)

■とんでもないぞ!辺野古「代執行」アピール行動
とき◆12月10日(日)午後2時~集会(東池袋中央公園、豊島区東池袋3-1-6)、2時50分デモ出発
呼びかけ◆辺野古の海を土砂で埋めるな!首都圏連絡会(tel.090-3910-4140)

■首相官邸前・原発いらない金曜行動(毎月第3金曜日)
とき◆12 月15  日(金)午後6時30分~7時45分
ところ◆首相官邸前(地下鉄「国会議事堂前」すぐ)
主催◆「原発いらない金曜行動」実行委(tel.03-3238-9035)

■レイバーフェスタ2023
とき◆12 月16  日(土)午後1時~7時
ところ◆東京・港区産業振興センター大ホール(港区芝5-36-4札の辻スクエア11階)
映画・音楽など/主催◆実行委(tel.03-3530-8588)

■星野文昭絵画展in神戸
とき◆12月16日(土)~17日(日)午前11時~午後6時
ところ◆16日:プレラにしのみや4階「ウェーブ」(阪急西宮駅3分)、17日:神戸青年学生センターウエスト100サロン室(阪急六甲駅3分)
主催◆絵画展実行委(tel.090-8122-5667)

■大坂さん無罪奪還!星野国賠勝利12.17全国集会
とき◆12 月17  日(日)午後1時開会、集会後デモあり
ところ◆牛込箪笥区民ホール(新宿区、大江戸線「牛込神楽坂」A1出口すぐ)
主催◆星野・再審連絡会議(tel.03-3591-8224)

■三里塚・耕作権裁判(市東さんの南台農地)&市内デモ
とき◆12月18日(月)正午に千葉市中央公園(JR千葉駅5分)に集合→市内デモ
裁判傍聴◆午後1時45分開廷(千葉地裁)
問合せ◆三里塚芝山連合空港反対同盟(tel.0476-35-0087)

■木村まきさんを偲んで治安維持法の時代を考える展示とイベント
とき◆12月19日(火)~24日(日)正午~展示
イベント(要予約)◆午後6時30分~19日永田浩三さん、20日川嶋均さん、21日ビデオ上映・松原明さん、22日森川文人さん/4時30分~23日上映会、24日荻野富士夫さん
ところ◆ギャラリー古藤(練馬区栄町9-16)
主催◆実行委(tel.03-3948-5328)

■マイナ保険証の強制を許さない!集会
とき◆12月22 日(金)午後6時30分~
ところ◆文京区民センター2A(JR「水道橋」10分、大江戸線「春日」すぐ)
主催◆共通番号いらないネット(tel.080-5052-0270宮崎)

■絶対反戦の声上げよう! 12.24反戦集会
とき◆12月24日(日)午後2時~
ところ◆クロスパルにいがた4階・映像ホール(新潟市中央区礎町通3ノ町)
講師◆高山俊吉さん(弁護士)、矢嶋尋さん(学習院大学生)
主催◆百万人署名運動新潟県推進委員会(tel. 090-4745-6761)

■福島原発被害東京訴訟第1陣控訴審判決日、判決報告会
とき◆12月26日(火)午前11時~東京高裁101号法廷(10時~東京高裁前で集会)
報告会◆正午~
ところ◆日比谷コンベンションホール(日比谷公園内、日比谷図書文化館地下)
問合せ◆福島原発被害首都圏弁護団(tel.03--5363-0138)


11月23日、沖縄県那覇市の奥武山公園で開かれていた県民平和大集会(主催:沖縄を再び戦場にさせない県民の会)に呼応して、国会正門前で「沖縄も日本も戦場にさせるな!」アクション(主催:「止めよう!辺野古埋立て」国会包囲実行委員会)が行われました。
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午後2時~4時近くまで約2000人が参加し「沖縄を戦場にするな!」と岸田政権に迫りました。

このアクションに、琉球弧の島々で軍事基地化に反対して闘っている住民が駆けつけ、戦争準備の実態を訴えました。
石垣島から、基地いらないチーム石垣代表の上原正光さん(写真下)。
宮古島から、ミサイル基地いらない宮古島住民連絡会共同代表の清水早子さん。
奄美大島から、戦争のための自衛隊配備に反対する奄美ネット代表の城村典文さん。
与那国島の高橋千恵さん(与那国島の明るい未来を願うイソバの会)と種子島の和田香穂里さん(前西之表市議・戦争をさせない種子島の会)からはメッセージが寄せられ読み上げられました。
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新「安保3文書」体制下、自衛隊の南西シフト重視の大軍拡が進んでいます。新型ミサイルの大量配備を始めとする対中国戦争の攻撃的実践態勢づくり、軍事要塞化です。
下の資料は当日配られた資料「自衛隊の南西シフト」(島じまスタンディング作成)です。
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2016年3月に、与那国島に陸自駐屯地開設(沿岸監視部隊)。
2019年3月に、宮古島に陸自駐屯地開設(ミサイル部隊)、同じく奄美大島に陸自駐屯地開設(ミサイル部隊)。
2023年3月に、石垣島に陸自駐屯地開設(ミサイル部隊)。
さらに、沖縄島・勝連分屯地にミサイル部隊の配備が計画されており、種子島近くの馬毛島に巨大基地建設が進んでいます。

島じまからの訴えでは、急速に進む軍事基地建設への不安、演習で戦車が公道を走ったり民間空港を戦闘機が使ったり戦争さながらの光景への危機感、「遺体収容袋」も準備される戦争訓練に背筋が凍るような思いなど、琉球弧で進む戦争準備のリアルが訴えられ、参加者全員で共有しました。
琉球弧バージョンのシュプレヒコールからいくつか。
「琉球弧の島々を戦場にするな!」
「政府・防衛省は島々のミサイル、弾薬庫を撤去しろ!」
「戦争準備と戦争訓練をやめろ!」
「戦争遂行内閣・岸田政権を打倒しよう!」
「いっさいの戦争協力をやめよう!」
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集会後、宮古島の清水早子さん、石垣島の上原正光さんが、東京での行動に出てきた思いを語られました。「いま宮古の集落はミサイルとミサイルに挟まれて生活している。いつ一触即発で戦争が始まるのか、いつ島を出なくてはならないのか、空港と港湾を封鎖されたら逃げられない。ガザのように、私たちの足元で戦争が始まろうとしていることを訴えたい」(清水)。「今日が始まりだ。全国のネットワークをつくりたい。島の力は弱いが、全国の反戦運動として闘って欲しい。アジアの人々とも共に闘いたい」(上原)。
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琉球弧の島々で闘う人々と心を一つにして、全国の力で岸田政権の戦争をとめましょう!(S)

●南西諸島での戦争準備の動きについては「琉球弧の軍事基地に反対するネットワーク」に詳しく載っています。→http://ryukyuheiwa.blog.fc2.com/






11月15日(水)13時から、今臨時国会初の参議院憲法審査会が開催されました。
今回、参院憲法審のホームページに事前に掲載された「開会情報」を見て、私は「また合区をテーマにするの?」と少し驚きました。と言うのも、合区についてはこれまで何度も審議が行われてきたからです。この2年間では、去年の通常国会で2回(うち1回は学識経験者を参考人に招いての質疑)、臨時国会で1回、今年の通常国会で3回(うち1回は合区の対象となっている4県の知事・副知事を参考人に招いての質疑、1回は参議院の緊急集会とあわせた自由討議)の審査会が合区問題をテーマとして開かれました。
案の定、この日の審議は低調というほかなく、予定されていた終了時刻15時の30分近く前には散会となるというありさまで、開く意味があったのかと感じざるを得ませんでした。

そもそも論になりますが、合区や1票の較差は憲法審査会で議論すべき問題ではないと思います。昨年5月18日の参院憲法審での福島みずほ氏(社民)の下記の発言に私は全面的に賛同します。
「選挙制度がどうあるべきかは憲法ではなく公職選挙法などのテーマであると考えている。合区をなぜ導入するのかなかなかコンセンサスが得られない中で、自民党は2015年に合区を導入し、2016年に参議院選挙が行われた。そして2018年、3年も経たないうちに合区解消のための憲法改正という議論が自民党の中から出てきたことは全く理解できない。3年で180度変わるものを憲法に書いていいのか。憲法改正の問題ではなく、憲法審査会で議論すべき問題ではない。」
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辻元清美氏が野党側筆頭幹事に就任
この日の審査会では、冒頭で幹事の補欠選任が行われ、立憲民主党の辻元清美氏が新たに選任され、野党側の筆頭幹事に就きました。また、小西洋之氏(立民)が幹事に復帰しました。
以下にこのことを報じた『産経ニュース』の記事を転載させていただきますが、前任の杉尾秀哉氏もしっかりと「ブレーキ役」を果たしていましたので、辻元氏の就任で「停滞感」が深まったなどということはないと指摘しておきたいと思います。

漂う停滞感、払拭見通せず 参院憲法審 立民「ブレーキ役」要職に
『産経ニュース』2023年11月15日
(https://www.sankei.com/article/20231115-5R34TXVBNZPDVHUFY2EQSTEAFI/)

与野党は今国会初となる15日の参院憲法審査会で、人口の少ない隣接県を統合する参院選の合区制度をテーマに議論した。参院憲法審は、定例開催が定着した衆院側に比べて改憲論議の遅れが指摘されており、挽回できるかが焦点となる。もっとも今国会は日程が窮屈なことに加え、立憲民主党が憲法改正に慎重な議員を参院憲法審の要職に送り込み、停滞感も漂う。

「行政府の長たる首相は現行憲法を順守する立場にあり、衆参両院の本会議で条文案の具体化を促すような発言をすることは、いくら何でも越権行為と言わざるを得ない」
立民の辻元清美氏はこの日の参院憲法審で、10月の所信表明演説で改憲に意欲を示した岸田文雄首相(自民党総裁)を批判した。また、立民の小西洋之氏も「わが会派は(参院の)緊急集会の曲解を論拠とする国会議員の任期延長改憲には明確に反対する」と強調。衆院側で強まる緊急事態条項新設論を牽制した。

辻元氏は参院憲法審の日程などを与党筆頭幹事と調整する野党筆頭幹事に就任した。小西氏は先の通常国会で、週1回の開催が定着した衆院憲法審のメンバーを「サル」などに例えて野党筆頭幹事を辞したが、幹事に返り咲いた。
自民は改憲論議の進展を期待するものの、立民が容易に応じないことは「憲法改正のブレーキ役」(自民関係者)との声もある両氏の要職起用で明らかだ。

先の通常国会で衆院憲法審が実質討議を15回積み重ねたのに対し、参院側は7回にとどまった。改憲派の力が比較的弱いことに加え、弾劾裁判の開催日は憲法審を開かないという慣例にも阻まれた。実際、次回の憲法審開催は弾劾裁判を横目に決まっていない。

熱意も伝わってこない。15日の参院憲法審は所要2時間を予定していたが、1時間半で終了。立民関係者は「みんな興味がないのだろう。(中曽根弘文審査会長に)つい『終わるの早すぎませんか』と言ってしまった」と明かした。自民関係者は記者団に肩をもむしぐさをしつつ「議論をしたくない人をほぐしていかないと」と語ったが、沈滞ムードの払拭は簡単ではなさそうだ。(内藤慎二、永井大輔、児玉佳子)
*引用、ここまで。

傍聴人をないがしろにし続ける参院憲法審
11月2日(木)に開かれた今国会初の衆院の憲法審査会は、幹事の補欠選任を行っただけで1分足らずで閉会しましたが、参院では補欠選任に続いて合区をテーマとした審議が行われました。

まず、川崎政司参議院法制局長が、10月18日に下された「令和4年通常選挙定数較差訴訟」の最高裁判決を中心に、参議院の選挙制度の変化と1票の較差問題に対する最高裁判決の変遷等について説明を行いました。
以下、最高裁判決の内容と論点をわかりやすく報じた『東京新聞TOKYO Web』の記事を転載させていただきます。

川崎氏は法制局がまとめた資料(おそらく10数ページのもの)に基づき説明を行いましたが、衆議院と違って傍聴者にはそれが配布されず、私たちは15分近くもただでさえわかりにくい選挙法の問題に関する説明を何の手がかりもなく拝聴させられることになりました。
また、衆院審査会で配布される資料はすぐホームページに掲載されますが、参院審査会ではそれも行われていません。11月9日の衆院憲法審では418ページにも及ぶ『衆議院欧州各国憲法及び国民投票制度調査団調査報告書』が配布され、ホームページにも掲載されていますので、今回、参院のひどい対応が余計に際立つことになりました。

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審査会の終了後、何人かの傍聴者が抗議の声を上げましたが、この傍聴レポートにも参議院は傍聴者、有権者をないがしろにするな!と記しておきたいと思います。

1票の格差、最大3.03倍でも「合憲」 2022年夏の参院選で最高裁「拡大傾向にあると言えない」
『東京新聞TOKYO Web』2023年10月18日(https://www.tokyo-np.co.jp/article/284491)

「1票の格差」が最大3.03倍だった昨年7月の参院選は投票価値の平等を定めた憲法に違反するとして、二つの弁護士グループが選挙無効を求めた訴訟の上告審判決で、最高裁大法廷(裁判長・戸倉三郎長官)は18日、「最大格差が拡大傾向にあると言えない」として「合憲」と判断し、選挙無効の請求を退けた。参院選を合憲と判断するのは2016年選挙から3回連続。

◆11人が「合憲」…「違憲」1人、「違憲状態」2人
15人の裁判官のうち11人の多数意見。4人の個別意見があり、法学者出身の宇賀克也裁判官が「違憲」、検察官出身の三浦守裁判官と裁判官出身の尾島明裁判官の2人が「違憲状態」、弁護士出身の草野耕一裁判官は合憲としつつ独自意見を述べた。
焦点は、最大格差3.00倍だった19年参院選後に新たな格差是正策をとらず、わずかだが格差拡大につながった国会の姿勢をどう評価するかだった。
大法廷判決は「格差是正のための法改正の見通しが立っておらず、具体的な検討が進展しているとも言い難い」と停滞状態と認めた。しかし、15年公選法改正で「鳥取・島根」「徳島・高知」を一つの選挙区にする「合区」が16年選挙から導入され、「数十年にわたり5倍前後で推移していた最大格差が3倍程度に縮小した。合区を維持し、最大格差が拡大傾向にあると言えない」と指摘した。
 
さらなる是正措置については、合区対象の4県で「投票率の低下や無効票投票率の上昇が続き、有権者が都道府県ごとに国会議員を選出する考えが強いことがうかがえる」と合区の問題点に言及し、「是正の取り組みにはさらに議論を積み重ね、広く国民の理解も得る必要がある」と、「国会が新たな具体的方策を講じなかったことを考慮しても、投票価値の著しい不平等状態だったとは言えない」と結論付けた。
1票の不平等問題は、議員1人当たりの有権者数が選挙区ごとに異なるため投票価値に差が生じる問題。二つの弁護士グループは全国14の高裁・高裁支部に16件の訴訟を起こし、「違憲」が1件、「違憲状態」が8件、「合憲」は7件だった。(加藤益丈)
*引用、ここまで。

これまでの議論が繰り返された今回の憲法審
過去に何回も議論されたテーマであったこと、10月18日の最高裁判決が昨年の参議院選挙を「合憲」としたこと等から必然的にそうなったわけですが、今回の参院憲法審では新たな論点や見解はほとんど提起されませんでした。
以下、合区や1票の較差の問題について各党が表明した意見を要約して報じた『NHK NEWS WEB』の記事を転載させていただきます。

参院憲法審査会 “一票の格差”最高裁判決受け 与野党意見交換
『NHK NEWS WEB』2023年11月15日
(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231115/k10014259021000.html)

参議院憲法審査会が今の国会で初めて開かれ、去年の参議院選挙のいわゆる一票の格差をめぐる最高裁判所の判決を受けて、与野党が選挙制度のあり方について意見を交わしました。
15日の参議院憲法審査会では、去年の参議院選挙のいわゆる一票の格差について最高裁判所大法廷が10月に、憲法に違反しないという判決を言い渡したことを受け、参議院法制局が判決内容などを説明しました。
このあと各党が意見を交わし、
▽ 自民党と国民民主党は、参議院選挙で導入されている選挙区の「合区」を解消し、各都道府県から最低1人は議員を選べるようにすべきだと主張しました。
▽ 立憲民主党は、「合区」について議論する際は、該当地域など地方の声だけでなく、都市部も含めた国民的な議論が必要だと訴えました。
▽ 公明党、日本維新の会、共産党は、1票の格差を是正するため、都道府県を基本とする今の選挙区制度から全国を複数のブロックに分けた制度に改めるべきだと主張しました。
▽ れいわ新選組は、1票の格差を是正する方策として、議員定数を増やすことを検討すべきだと訴えました。
*引用、ここまで。

唯一、新たな論点を提示したのは石川大我氏(立民)で、次のような意見を述べました。
「10月25日に、性同一性障害特例法の障害当事者が性別を変更するためには生殖能力をなくす手術を受けなければならないという規定について、最高裁の違憲判決が出た。会長には、裁判で違憲が確定したこうした事案について本審査会で積極的に取り上げてくださるようお願いする。」

今回も山添拓氏(共産)や山本太郎氏(れいわ)が指摘したように、合区や1票の較差は憲法審査会で検討すべきテーマではなく、憲法審では最高裁で違憲とされた問題こそ取り上げてほしいという石川氏の要求には説得力があるような気がします。

今回も委員の出席率は高かったです。傍聴者は30人弱で、記者は3~5人が取材に当たっていました。
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電源を失い、保育器の稼働が止まった。
生まれたばかりの赤ん坊の泣き声は、暗がりのなかで小さくなっていく。
看護師たちは、ポンプ式の人工呼吸器をその小さな唇にあて、叫びながら、手動で空気を送る。
「生きて、生きて!」 夜が明けるまで交代で、休むことなく。
それなのに、まだ名前すら与えられない子が、神のもとへと昇っていく。
経験豊富なスタッフたちは、悲しみを後回しにして、黙々と患者にできる限りのことをする。

(11月15日付朝日新聞 シファ病院ムニール・ブルシュ医師への電話取材の紙面より)

11月13日、イスラエル軍に包囲されたガザ地区最大規模のシファ病院の医療現場の様子に息の飲みました。戦場で命を救うことをあきらめない人々の姿に胸打たれ、残酷な戦場報道から目をそらそうとしていた自らを恥じました。
イスラエル軍は15日未明、そのシファ病院に武装突入!人間のやることではありません。

私たちにできることは限られていますが、まずは、アメリカ・イスラエルのパレスチナ人民虐殺・ガザ抹殺の侵略戦争の現実を目に焼き付けましょう。そして、虐殺への怒り、パレスチナ人民への連帯、「いますぐ戦争を停止しろ!」という叫びを、日本から世界へ、パレスチナへ届けましょう。何より、イスラエルへの支持を表明している岸田政権に抗議しましょう。

次の日曜日、11月19日には、東京・日比谷野外音楽堂で「ガザ虐殺やめろ!国際反戦大闘争」があります。全国から日比谷へ集まりましょう! (S)
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この集会は、戦争反対を闘う労働組合が中心となって呼びかけています。
国鉄分割民営化にストライキで闘い、新自由主義と闘いぬいている動労千葉。労働組合活動を「犯罪だ」との大弾圧攻撃をはね返して闘っている関西生コン支部。資本の倒産攻撃と闘い地域合同労組として闘いぬく港合同。そして、戦争に反対する労働者・市民・学生が集う改憲・戦争阻止!大行進などです。
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<当日の要項・発言者紹介>
とき:11月19日(日)昼12時~集会
ところ:日比谷野外音楽堂(東京都千代田区霞が関、日比谷公園内)
  午後3時~銀座デモ(東京駅まで)
  参加協力券 500円

★ウクライナ戦争・ガザ虐殺直ちにやめろ
 「台湾有事」=中国侵略戦争阻止!大軍拡に突き進む岸田政権を倒せ!
 (発言)改憲・戦争阻止!大行進運動、パレスチナ関連団体、広島・沖縄・福島より

★海外労組代表団も多数参加しアピール
 韓国・民主労総ソウル地域本部
 ドイツ鉄道労働者
 アメリカ国際港湾倉庫労働組合(ILWU)
 在日ビルマ市民労働組合

★労働組合からの発言
 学校や自治体、郵政や医療・介護、合同労組など。

★呼びかけ3労組のアピール

★うた ちゃんちゃこカンパニー(出演予定)
     デビュー曲「空飛ぶ鯨」(みなみらんぼう作詞作曲)


 

11月9日(木)午前、衆議院憲法審査会の傍聴をしてきました。11月2日(木)に今国会での第1回めの憲法審査会が開かれたのですが「幹事の辞任及び補欠選任」のみだったので傍聴はせず、この日の審議からの傍聴闘争開始となりました。傍聴者は25人くらいだったと思います。
いつもは1時間30分ほどの審議なのですが、この日は海外視察の報告のみで質疑応答はなく、報告者3人で約40分ほどで終わりました。
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ほとんど知らなかったのですが、通常国会閉会後、衆議院の憲法審査会のメンバー5人[団長:森英介(自民)、新藤義孝(自民)、中川正春(立憲)、濵地雅一(公明)、北神圭朗(有志)]による議員調査団が結成され、7月9日~19日まで約10日間、フランス、アイルランド、フィンランドの3か国を訪問し、3つのテーマについて、①憲法改正の現状、②緊急事態条項について、③国民投票の在り方、の調査を行ったとのことでした。この議員団に衆議院憲法審査会事務局、衆議院法制局、国立国会図書館の職員が同行しています。

なぜこの3か国を選んだのか?と考えますが、フィンランドはロシアと国境を接する国で軍事的緊張感も高まっている国です。
最初に、団長の森議員から3つのテーマごとの各国の特徴的な報告があり、そのあと中川議員、北神議員から感想的報告がありました。
緊急事態条項に関しては、「各国共通して強調されていたのが、緊急事態対応における議会チェックの重要性」「緊急時における国会機能維持は重要であり、議員任期延長を始めとした国会機能維持策について、速やかに議論を詰めていかなければならないと感じた」(森団長)、「(フランス・アイルランドとも)憲法上の緊急事態条項を法体系に持っておくことは重要、あるいは当然だと認識していると改めて確認できた」(北神議員)など。報告を聞いていて、やはりこれは通常国会で改憲派がゴリゴリ進めてきた緊急事態条項の改憲案づくりをさらに押し進めるためであることは明らかだと思いました。

それにしても、びっくりしたのは2センチ以上の分厚い「欧州各国憲法及び国民投票制度調査議員団報告書」なるものが作成され、おそらく10人以上であろう調査団が10日間も海外出張とは!
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いかほどの費用がかかっているのだろうか?と腹が立つと同時に、戦争ができる国家体制をつくるために、戦争をしない国の憲法としてつくられた日本国憲法を変えるために、改憲賛成世論を形成するために、国家権力がどれほどのエネルギーをかけているのかを思い知ったところです。

目の前のウクライナ戦争、アメリカ・イスラエルのパレスチナ侵略戦争。結局、岸田政権はこれらに加担する道を選んでいます。これに断乎抗議し、今こそ、戦争で犠牲になるのは「国民」だと思い起こし、世界各国でパレスチナへの戦争反対を闘っている労働者市民のように、戦争絶対反対、戦争のための改憲はさせない!と訴えていきましょう。(S)


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