とめよう戦争への道!百万人署名運動

署名運動をとおして、改憲・戦争への道を許さない闘いを全国的に広げていきます。

2023年07月

■G7サミットと報道第2回緊急学習会
とき◆8月4日(金)午後6時開会
ところ◆広島弁護士会館2階大会議室(広島市中区上八丁堀2-73)
資料代500円
講演◆太田蒼真さん(広島大学学生)「サミット反対デモ・不当逮捕報道の犯罪ー戦争を止めるジャーナリズムを」
報告◆浅野健一さん(ジャーナリスト)ほか
主催◆人権と報道・連絡会

三上智恵監督『沖縄、再び戦場へ』(仮)スピンオフ上映会
とき◆8月5日(土)午後1時15分~
ところ◆イクネスしばた2階多目的室5(JR新発田駅正面)
入場無料
主催◆「沖縄、再び戦場へ」上映実行委(tel.090-4602-7483阿部)

■ドキュメンタリー映画『ミャンマー・ダイアリーズ』上映
とき◆8月5日(土)~8月下旬
ところ◆ポレポレ東中野(JR「東中野」北側すぐ)
問合せ◆ポレポレ東中野(tel.03-3371-0088)

■教育労働者は戦争に反対する!8.5広島デモ
とき◆8月5日(土)午後1時30分~集会、2時デモ出発
ところ◆原爆ドーム前(広島市、平和記念公園内)
*午後4時~5時、全国教育労働者交流集会(広島市東区文化センター)
主催◆教育労働者集会実行委(tel.080-1120-8617二本柳)

■「広島ビジョン」を許すな!被爆78周年8.6ヒロシマ大行動
とき◆8月6日(日)①朝7時~原爆ドーム前反戦反核集会、8時15分の黙とう後、岸田首相の式典出席弾劾デモへ、②昼12時30分~8.6ヒロシマ大集会
ところ◆広島県立総合体育館小アリーナ(広島市中区基町4-1)、③3時~8.6ヒロシマ大行進(平和公園解散)/主催◆8.6ヒロシマ大行動(tel.082-245-8410)
【関連企画】8/5午後5時~全国総決起集会/ところ◆広島市東区文化センターホール(東区東蟹屋町10-31)

辺野古新基地建設強行を許さない!防衛省抗議・申入れ行動
とき◆8月7 日(月)午後6時30分~7時30分
ところ◆防衛省正門前(JR市ヶ谷7分)
主催◆辺野古への基地建設を許さない実行委(tel.090-3910-4140沖縄一坪反戦地主会関東)

被爆78周年8.9ナガサキ反戦反核行動
とき◆8月9日(水)①午前9時30分、爆心地公園に集合(長崎市松山6)、集会後岸田弾劾デモ。②午後1時30分~8.9ナガサキ反戦反核集会
ところ◆長崎県総合福祉センターセミナールームA(長崎市茂里町3-24)
資料代500円
主催◆8.9ナガサキ反戦反核行動実行委(tel.092-483-0860)

■「新しい戦前」を突き破れ!8.11労働者市民のつどい
とき◆8月11日(金・休)午後1時開会
ところ◆烏山区民会館ホール(京王線「千歳烏山」北側すぐ)
講演◆森川文人さん(弁護士)
コント◆松元ヒロさん(コメディアン)
800円
主催◆8.15労働者市民のつどい実行委(tel.090-6658-1544)

■横田行動講演会~「自衛隊で何が起きているのか」
とき◆8月12日(土)午後2時開会
ところ◆八王子市北野市民センター会議室1(京王線北野駅北口1分、きたのタウンビル7階)
資料代カンパ700円
主催◆横田行動実行委(tel.042-525-9036立川自衛隊監視テント村)

■学習講演会~横田基地とPFAS汚染
とき◆8月13日(日)午後2時開会
ところ◆国分寺本多公民館実習室1・2(国分寺市本多1-7-1、JR「国分寺」北口8分)
講師◆杉井吉彦さん(国分寺本町クリニック院長)
500円
主催◆改憲・戦争阻止!大行進三多摩(tel.042-644-9914)

■許すな!靖国国営化 8.15東京集会~「平和」という名の戦争
とき◆8月15日(火)午前10時~12時
ところ◆日本基督教団四谷新生教会(新宿区四谷1-14)
講師◆纐纈厚さん(山口大学名誉教授)「進みゆく戦前への道」
参加費1000円(大学生500円、高校生以下無料)
主催◆8.15東京集会実行委/後援:NCC靖国神社問題委員会

■8.15集会「佐賀空港へのオスプレイ配備計画はストップを!」
とき◆8月15日(火)午前10時~12時15分
ところ◆えーるピア久留米3階301・302(福岡県久留米市諏訪野町1830-6)
講師◆古賀初次さん(オスプレイ反対住民の会会長)
主催◆ちくごキリスト者平和の会(tel.0942-35-1960)

阿佐ヶ谷市民講座「マイナンバー制度~その本当の狙いとは」
とき◆8月17 日(木)午後6時30分~
ところ◆杉並区荻窪地域区民センター(杉並区荻窪2-34-20)
講師◆白石孝さん(NPO法人官製ワーキングプア研究会理事長)
参加費800円
主催◆阿佐ヶ谷市民講座実行委(tel.090-8080-6860)

首相官邸前・原発いらない金曜行動(毎月第3金曜日)
とき◆8 月18  日(金)午後6時30分~7時45分
ところ◆首相官邸前(地下鉄「国会議事堂前」すぐ)
主催◆「原発いらない金曜行動」実行委(tel.03-3238-9035)

■ドキュメンタリー映画『ワタシタチハ ニンゲンダ!』下町上映会
とき◆8月18日(金)午後6時30分~
ところ◆江東区総合区民センター6階サブレクホール(都営新宿線「西大島」すぐ)
上映協力金700円(高校生以下無料)
主催◆改憲・戦争阻止!大行進東京東部実行委(tel.03-6231-1881)

■山崎ゼミ「原発政策大転換NO!GX法・束ね法案の正体を暴く」
とき◆8月19 日(土)午後2時~
ところ◆スペースたんぽぽ(千代田区神田三崎町3-1-1高橋セーフビル1階)
講師◆山崎久隆さん(たんぽぽ舎共同代表)
参加費800円
主催◆たんぽぽ舎(tel.03-3238-9035)

■琉球弧を戦場にさせないー宮古島と杉並を結ぶ沖縄・星野集会
とき◆8月20日(日)午後2時開会
ところ◆ワイム荻窪A(杉並区上荻1-16-16ユアビル2階、JR「荻窪」西口すぐ)
講演◆清水早子さん(ミサイル基地いらない宮古島住民連絡会・共同代表)「軍拡の最前線、戦争の足音の聞こえる宮古島」、岩井信さん(弁護士)「星野国賠訴訟の現状と課題」
主催◆星野文昭さんを取り戻そう!東京連絡会(tel.03-3591-8224)

■ドキュメンタリー『ワタシタチハ ニンゲンダ!』国分寺上映会
とき◆8月26日(土)午後2時開始
ところ◆都立多摩図書館セミナールーム(国分寺市泉町2-2-26、JR「西国分寺」南口7分
1000円(高校生以下無料)
主催◆改憲・戦争阻止!大行進三多摩実行委(tel.042-644-9914)


7月21日夕方、改憲・戦争阻止!大行進東京とNAZEN東京が呼びかける放射能汚染水の海洋投棄反対の東への申入れ行動に参加しました。福島現地からも仲間が駆けつけ、共に抗議の声と叩きつけました。
全部で5団体(NAZEN、動労千葉、3.11反原発福島行動、東京労組交流センター、新橋アクション)から申し入れが行われました。
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(申入れ書の一例)
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申し入れ書を各団体の代表が読み上げているとき、右翼の街宣車1台が大きな音量で邪魔してきましたが、はね返して申入れを貫徹。
その後、東電本社前で汚染水放出は絶対に許さないと抗議の声を上げました。
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汚染水放出は国際的にも大問題になっており、アメリカ、韓国、中国はじめ世界から抗議されています。ビキニ諸島からも、安全ならなぜ日本で保管しないのかと指摘されています。韓国・民主労総は「核汚染水海洋投棄中断」を主要な課題の一つに掲げて7月のゼネストを闘い抜いたとのことです。
労働者市民の国際連帯で、核戦争に反対し汚染水海洋投棄に断固反対しましょう。
主催者から、7月30日のいわき現地集会&デモへの参加が呼びかけられました。
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この後、新橋の桜田公園から東電本社に向けてさらに弾劾のデモを行いました。(百万賛同人 I)



経産省前で22年間毎日闘いを続けてきた「テントひろば」は、放射能汚染水の海洋放出という新たな局面に対して、7月20日、決意も堅く東電抗議の申し入れとデモを行ないました。

日比谷公園西幸門に「事故原発の放射能汚染水を海に流すな」の新しい幟を林立させ、新しい横断幕を持って、簡単な集会をしました。
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福島県小名浜漁協役員の柳内孝之さんから「漁民は絶対反対だ」の連帯メッセージの紹介、浪江町の牛飼いの吉澤さんの怒りの挨拶がありました。

吉澤さんのカウゴジラ車を先頭に経産省を一周して、東電前を通り新橋・桜田公園までデモをしました。

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(東電前)
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その後、すぐ東電前に戻り、テントひろばからの抗議文を提出して、抗議集会をしました。
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黒田節子さんからのメッセージ紹介の後、改めて吉澤さんが、福島の海、福島の人々の生活の破壊、放射能汚染水を「アルプス処理水」という政府・経産省・IAEAの悪だくみを糾弾しました。また、たんぽぽ舎の柳田さんが首都圏の「東海第二原発」がGXで延長され動き続ける危険を糾弾しました。テントひろばの三上さんが、この日の闘いをかわぎりに、浪江町請戸海岸で現地闘争に取り組んでいくこと、請戸テントのようなもの足場として作って闘っていこうと提起、7月23日に浪江町で吉澤さんの「釣り大会」とテントがまずコラボで集会をやることを提起をしました。
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現在、放射能汚染水の海洋投棄は盆明けの8月半ばすぎと言われているようですが、国際連帯で、阻止するだけです。最後に、火炎瓶テツさんのシュプレヒコールで終りました。何と言っても、現地から吉澤さんが参加してくれたことが、集会・デモを引き締め、展望を示したと思います。

翌21日には、テントは毎週行っているテント前金曜日行動で経産省へ「放射能汚染水海洋放出反対」の申し入れをしました。事前に経産省と打ち合わせて、午後5時30分にテント前で抗議文を受け取ると確認していたのです。ところがびっくりすることが起こりました。

「経産省大臣官房広報」の黒のポロシャツを着た若い男性が出て来たのですが、テントの木村さんが抗議文を読み始めたら、その役人に電話がかかって来て、その瞬間、その役人は携帯電話を耳に押しあてたたまま、脱兎のごとく経産省の中に戻っていってしまったのです。
なにが起こったのか、経産省側は「はい、どうぞ」と渡されたものを受け取るだけだと思ったらしく、「読みあげて渡す」という当たり前のことに対してこれを拒否した、テントの様子を監視する「監視カメラ」で事態をみて、逃げさせたのです。

この事態への電話抗議に対して経産省は「受け取れない」を繰り返すだけでした。こんな省庁は他にはありません。経産省は本当に傲慢で、請願権を無視するどうしようもない所です。絶対に負けてはいけない。

東電、経産省への2日間の闘いは重要でした。(賛同人 T)


山梨からの報告です。
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7月16日、百万人署名運動の主催で、大月キリストの教会で「沖縄、再び戦場へ(仮)」スピンオフ作品上映会を開催しました。地域の仲間が久々に集まり、急速に進む沖縄の島々の「軍事化」への島民の危機感と闘いを共有。「あきらめずに戦争絶対反対の声を上げ続けること」の大切さを確認しました。
なお、山梨・郡内地域では6月22,23日(都留文科大学生協主催)に続く2度目の開催です。大学では「作品資料」を使った事前学習会も行われました。

大月
以下、参加者のアンケートより。
● 人々の思いを全く無視して強行されている。そのことが全く国民に知らされていない。島民の命も国民のことも虫ケラのようにされている。
● 国民を守るはずの自衛隊、警察官が国民の感情を無視している。沖縄は本当に戦時下なんだと思った。
● 沖縄ではもう戦争が始まっている。この動画をみて、私の認識は甘かったと痛感。明日から沖縄の新聞を購読します。
● 避難シェルター建設に対し、それは正に戦争の準備であり、その前に戦争を起こさないための努力をすべきではないか、という沖縄市民の皆様の主張に感動した。
● 弾薬庫やミサイル、軍事演習、避難訓練などに反対していない人々の発言から、戦時中の天皇絶対、非国民はダメだ、と同じマインド、戦争が始まってしまう考え方、心ができてしまっている人がいると感じた。
● 一番の危機感は、南西諸島の次は富士山にミサイル基地が作られる国の計画があるということ。最近の沖縄の状況を見て、すでに後戻り出来ない、ただならぬ事態になっていること。

上映会に取り組もう

今回、上映会開催へ背中を押してくれたのは、三上監督からの熱い呼びかけです。
「映画の公開まで待てない、刻々と変わっていく沖縄の状況と危機感を共有していただきたい」、「5人でも10人でもいいので見る会を開催してほしい」、「観客として見るのではなく、私たちが必死で渡す情報を受け取って、皆さんも地域に発信するサテライトになってほしい。平和を作る力のある人たちを揺り起こすツールにしてほしい」。(公式HPより。一部要約)

45分間の映像には、弾薬庫建設やミサイル搬入を身体を張って阻止する宮古島の人々、シェルター建設の政府方針に反対し「沖縄を戦場にしないで」と訴える市民、生活の場に次々と乗り出していく戦車、分断される住民たちの苦悩、ミサイル避難訓練に抗議する住民/参加する住民/動員される自治体職員、何度踏みにじられても立ち上がり、戦争に反対し続ける沖縄の人々の姿が次々と映し出されます。説明がほとんどないためか、見る者に「あなたはどうするのか?」と迫ってきます。

上映費用はDVDを返却する郵送代のみ。公式HP(https://okinawakiroku.com/)からダウンロードできる「作品資料」には三上監督のあふれんばかりの思いが詰まっています(郡内では参加者に配布)。
申し込みは公式ホームページからできます。貴重な映像を無償で提供してくれる三上監督の思いに全国から応えましょう。(郡内地区連絡会 T)


東京東部連絡会からのお便りです。
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「安保3文書」の改定(2022.12)以来、沖縄・南西諸島への陸上自衛隊の地対空・地対艦ミサイル部隊の配備が急速に進んでいます。こうした動きに危機感を持った三上智恵監督は、「沖縄、再び戦場(いくさば)へ」の記録映画(2024年完成予定)を撮り始めていましたが、完成してから上映するのでは遅いということで、スピンオフ上映会を全国に呼びかけています。

各地で上映会が取り組まれていますが、百万人署名運動東京東部連絡会でも7月2日に上映会をやりました。東部連絡会としては上映会と一緒に加藤彰彦さん(元沖縄大学学長)の講演会も行ないました。
7.2上映会&講演会には東部地域の人たちを中心に60余人の参加がありました。

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映画には、南西諸島への自衛隊配備、基地がどんどんつくられて行く様子、島の住民たちが激しく反対する様子が映し出されました。沖縄本島での闘いも紹介されました。参加者たちはかたずをのんで観ました。
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上映後、「沖縄記録映画製作を応援する会」からのアンケート用紙には、多くの人が記入してくれました。例えば、「最も印象に残った場面は何ですか?」「その理由を教えて下さい」という質問がありましたが、戦車が町を走行していること/ 日常生活がすでに戦場になっていると実感した/ 反対署名を集めたら、署名をしてくれた人が調べられて、撤回を申し出てきたことに、集めた青年農業者が驚いて、はりあいや希望をなくしていくと言ってたこと/ 住民が必死の思いで闘っている姿/ 政府が本当に戦争を決断していること/ こんなことになっているとを今日はじめて知った/ 戦争を自然災害のように言って避難訓練をさせる首長/ すごくヤバイ(小学生)、などたくさんの感想が寄せられました。

そして、事実を知るために多くの人が観ないといけないというのが皆さんの実感のようでした。

加藤彰彦さんの講演はレジュメに沿って行なわれました。

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加藤さんは、三上さんの映画を踏まえながら、沖縄大学が、本土出身の者を学長にしたという意味、沖縄の人たちの思いやそれに応えなければと生きてきたことなどを語られました。
参加者に沖縄の現実を感じさせるとともに、沖縄と加藤さんへの共感を持たせるものでした。加藤さんはわかりやすい語り口で、知らなかったこと話してくれた、知ることができてよかったという感想もありました。
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この日の午前中、加藤さんは3.10当時住んでいた「本所厩橋2丁目」あたりを訪ねられたそうです。そして、妹さんが防空壕で圧死したことや逃げたことなど、「4歳の子どもだったけど刻まれている記憶」を話されました。「その日のことは私の原点です」と言われました。

会場の本所緑星教会は3・10大空襲で焼け野原になった場所に在って、牧師さんとたくさんの信者さんが亡くなられたこと、3月10日には「空襲礼拝」を行なっていることを岡田牧師さんが話されました。(7.2チラシ裏の地図で、京葉道路を錦糸町の方に進んだ緑3丁目に教会がありました。)

参加者の中には加藤さんと同い年くらいで本所近辺で「大空襲」を体験した人がいたり、母から聞かされたという人もいました。

加藤さんの「危機的になればなるほど本音を伝えれば、水溜りができ、それがつながって大きな海になる」(「離島の満ち潮、引き潮をイメージして」の意味)という話も心を打つものでした。

三上さんの「沖縄記録映画製作を応援する会」へのカンパは4万1300円集まりました。映画を観て、沖縄の現実を知らなければならない、広めなければと多くのみなさん思ったようです。

「三上智恵監督 沖縄、再び戦場へ」のサイト(https://okinawakiroku.com/)を開くと、上映会のやり方や、どこで上映するかが一覧できます。10人くらいでやったところもあるようで、どんどんやれます。

「沖縄を再び戦場にするな!」「戦争はやめろ!」「戦争はしない」で、私たちも闘っていきたいと思います。(東京東部連絡会 T)





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