とめよう戦争への道!百万人署名運動

署名運動をとおして、改憲・戦争への道を許さない闘いを全国的に広げていきます。

2021年02月

■辺野古新基地建設の強行を許さない!防衛省前抗議行動
とき◆3月1日(月)午後6時30分~
ところ◆防衛省正門前(JR市ヶ谷駅7分)
主催◆辺野古・実行委(tel.090-3910-4140)

■〈監視社会化とめよう〉学習会「デジタル関連法案の狙いを暴く」
とき◆3月2日(火)午後6時30分~
ところ◆亀戸文化センター5F(JR「亀戸」西へ2分)
講師◆山本志都さん(弁護士)
主催◆現代の治安維持法と闘う会(tel.03-3591-5447)

■沖縄闘争で無実で獄中44年、無念の獄死 星野文昭絵画展
とき◆3月5日(金)~7日(日)午前10時~午後7時(7日5時まで)
ところ◆高井戸地域区民センター2Fギャラリー(杉並区高井戸東3-7-5)
主催◆実行委(tel.090-8106-0716)

■保養問題学習会「コロナとフクシマ、いかにたちむかうべきか?」
とき◆3月6日(土)午後1時~
ところ◆DC会館2F会議室(JR東千葉駅前、千葉市要町2-8)
ゲストスピーカー◆織田翔子さん(NAZEN事務局次長)
主催◆原発なくせ!ちばアクション/避難プロジェクト@ちば(tel.090-4017-8373深谷)

■3.8国際婦人デー 女たちの新宿大リレートーク&デモ
とき◆3月7日(日)正午~リレートーク(新宿駅東口アルタ前)、午後2時~デモ出発/主催◆実行委員会(tel.03-3845-7461労組交流センター東京女性部)

■3.8国際婦人デー行動~3.7デモ&集会
とき◆3月7日(日)正午~デモ(警固公園~)、午後2時~集会
ところ◆福岡市立中央市民センター第1会議室(中央区赤坂2-5-8)
呼びかけ◆婦民全国協・福岡(tel.092-483-0860)

■3.8国際婦人デー記念 2021広島女性行動3.7集会&デモ
とき◆3月7日(日)午後1時30分~集会(幟会館:広島市中区八丁堀3)、4時~デモ(京口門公園集合)
主催◆広島女性行動実行委員会(tel.090-6849-1193伊豆)

■3.8国際婦人デー「道州制=改憲・戦争ぶっとばせ!」3.7行動
とき◆3月7日(日)午後1時30分~集会、集会後デモ
ところ◆ドーンセンター特別会議室(大阪市中央区大手町1-3-49)
主催◆婦民全国協関西ブロック(tel.080-5910-6921)ほか 

■サンケン電気は韓国サンケン労働者の解雇を撤回しろ3.9集会
とき◆3月9日(火)午後6時30分~
ところ◆文京区民センター3A(地下鉄「春日」A2出口すぐ)
リモート講演◆キムウニョンさん(民主労総副委員長、韓国サンケン労組副支会長)
主催◆韓国サンケン労組を支援する会(tel.090-1805-8630)他

■原発事故から10年、3.11反原発福島行動2021
とき◆3月11日(木)午後1時開会~、集会後郡山駅までデモ行進
ところ◆開成山公園・野外音楽堂(郡山市開成1-5)
主催◆3.11反原発福島行動実行委(tel.090-2271-8514遠藤)

■3.11福島原発事故満10年~経産省本館前抗議行動
とき◆3月11日(木)午後5時~6時30分
ところ◆経産省本館正門前
主催◆経産省前テント(tel.070-6473-1947)

■東海第二原発を動かすな!日本原電抗議に集まろう!
とき◆3月11日(木)午後5時~6時
ところ◆日本原電本店前(台東区上野5-2-1、蔵前通り)
主催◆とめよう!東海第二原発首都圏連絡会(tel.03-3238-9035たんぽぽ舎)

■東京電力は福島原発事故の責任をとれ!追悼と東電抗議
とき◆3月11日(木)午後6時45分~8時
ところ◆東電本店前(千代田区内幸町1-1-3,新橋駅5分)
呼びかけ◆経産省前テントひろば、たんぽぽ舎(tel.03-3238-9035)

■3月ダイ改・ワンマン運転拡大反対!3.13動労千葉総決起集会
とき◆3月13日(土)午後1時30分~
ところ◆館山商工会議所ホール(館山市八幡821)
*地域と安全切り捨てるな!鉄道業務の外注化やめろ!
主催◆動労千葉(tel.043-222-7207)

■岡山春闘行動~米海兵隊軍事演習反対申し入れ&春闘集会
とき◆3月14日(日)午前11時~日本原駐屯地前行動、午後2時~集会
ところ◆岡山県青年館中ホール(岡山市北区津島東1-4-1)
主催◆「大行進・岡山」(tel. 090-1325-0414山田)

■デジタル庁法案の審議入り許さないNO!デジタル庁市民集会
とき◆3月14日(日)午後1時30分~
ところ◆文京シビックセンター4Fホール(地下鉄「後楽園」すぐ)
主催◆NO!デジタル庁(tel.080-5052-0270共通番号いらないネット・宮崎)

■無実で獄中44年  2019年獄死  星野文昭絵画展in昭島
とき◆3月17日(水)~19日(金)午前10時~午後6時(17日正午~19日3時まで)
ところ◆昭島市民会館・公民館1F展示室(つつじが丘3-7-7)
主催◆実行委(tel.042-644-9914)

■改憲手続き法強行するな!衆参3補欠選挙勝利!国会前19行動
とき◆3月19日(金)午後6時~
ところ◆衆議院第2議員会館前中心に
共催◆総がかり行動実行委、全国市民アクション

■関電よ、老朽原発うごかすな!高浜全国集会
とき◆3月20日(土・休)午後2時~集会、集会後町内デモ
ところ◆高浜町文化会館(福井県大飯郡高浜町立石12-1)
【高浜原発への抗議行動】
11時45分「音海展望台」に集合
主催◆老朽原発うごかすな!実行委(tel.090-1965-7102木原)

■スガたおせ!いのち守れ!3.21改憲・戦争阻止!大行進
とき◆3月21日(日)午後1時~集会、3時~銀座デモ
ところ◆日比谷野外音楽堂(霞が関、日比谷公園内)
主催◆「改憲・戦争阻止!大行進」実行委(tel.043-222-7207動労千葉)

■福島原発事故10年、「さようなら原発」首都圏集会
とき◆3月27日(土)午後1時~ライブ、1時30分~集会、2時45分デモ出発
発言◆鎌田慧さん、落合恵子さん他
主催◆「さようなら原発」一千万署名市民の会(tel.03-5289-8224)

■国際婦人デー講演会「女性を直撃ーコロナ禍と非正規労働」
とき◆3月28日(日)午前11時30分~仙台フォーラス前街宣、12時50分~元鍛冶丁公園(仙台市青葉区国分町2-9-13)からデモ、午後1時30分~講演会
ところ◆仙台市市民活動サポートセンター6Fセミナーホール(地下鉄「広瀬通」すぐ)
講師◆竹信三恵子さん(ジャーナリスト)
主催◆実行委(tel.090-8922-5418立石)

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「都立病院なくすな2.21集会」は予想以上の参加者で会場は満員でした。都立病院がコロナ患者を最も受け入れているのに、このコロナ禍で独立行政法人化(民営化)するのはおかしいだろ!医療の儲け主義はやめろ!と思っている方が大勢いることに元気が出ました。

集会の冒頭、船橋二和病院労組の12.4ストライキ―厚労省行動と、都庁への署名提出=申し入れ(2.9)の様子がビデオで流されました。とくに、独法化のでたらめさが良くわかりました。

根岸病院の男性看護師が基調報告に立ち、「都立病院つぶすな署名」の取り組みが都の病院経営本部を揺さぶっている、一人一人の行動で22年度独法化を阻止しようと訴えました。
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小児科医の山田真さんは、都立病院が充実していった歴史をわかりやすく話しました。そして、感染症も小児科も、季節によって患者数が増減する不採算部門で、だからこそ公的な補償が必要だ、それをつぶしてしまう新自由主義はダメなんだということを語りました。
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船橋二和病院労組の委員長は、コロナ前から医療崩壊が進んでいて、自分たちは社会保障としての医療を取り戻すためにストライキに決起したこと、都立病院の労働者がそのことを訴えて立ち上がったらものすごい力になると話しました。書記長は「看護師の一日派遣」を厚労省が認めたことを強く批判し、医療を金儲けの手段に変えてきたのは厚労省そのものだと弾劾しました。
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浴風会労組の書記長は「高齢者医療をやっていて40年赤字続きだが、それでいいんだ。そもそも医療で赤字だ黒字だと言うのは、命に値段をつけることを同じではないか。公的医療、公的福祉を守ることが大事だ」と訴えました。

保健所の職員や都営地下鉄の労働者など労働現場からの発言が続きました。一陽会労組の委員長が行動方針を提起してデモに出ました。デモでは沿道から声援が相次ぎました。
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集会を報道された市民メディア

田中龍作ジャーナル (tanakaryusaku.jp)

KENさんによる集会デモ動画

KENさんによるスマホフォトまとめ


東京北部連絡会からの報告です。
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10年目の3.11を前にして、としま区民センターでNAZEN(すべての原発いますぐなくそう!全国会議)いけぶくろ主催の講演会が行われました。
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講師の小笠原和彦さんの主な話は、著書「東電被爆二〇二〇・黙示録」(風媒社刊)中にもある福島県飯館村の居住者から直に話を聞いた取材報告でした。そもそも取材を開始したきっかけは、小笠原さんの住まいの松戸市を含む千葉県東葛地域から3人の子どもが甲状腺がんと診断されたことを知って、これは看過できないと考えたからだそうです。
小笠原さんは2017年11月(飯館村は2017年3月末に長泥地区を除いて避難指示が解除された)から現地入りし多数の取材を行われ、その中から数例を紹介されました。

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始めのAさんの話は衝撃的でした。原発事故から1年間、無人となった村内をマスク・防護服も付けないで巡回して被爆した。鼻血が出て6月には髪の毛がバッサリと抜け、1年間下痢が続いた。村民避難開始はやっと3月19日で、それも村民約6000人強のうち19日は511人にすぎなかった。村民を被爆させた!と怒りの声。

甲状腺とリンパ節を摘出してホルモン剤を服用しているOさんは、南相馬市立総合病院の2010~2017年の患者推移の資料を見せながら事故後いろんな病気が増えたと話したそうだ。資料は甲状腺がん、白血病、心筋梗塞や肺がんなどの患者数が急増する実態を示しており大変なもの。今年の1月15日の県民健康調査検討委員会発表によると、小児甲状腺がんの疑いは252名で、うち手術を受けた子どもは203名とある。

甲状腺摘出した高校教師は「原発事故であろうが、なかろうが…国には将来を担う子どもたちを守る義務があるのです」と述べて、甲状腺機能症状が発見できる血液検査の実施をエコー検査の前にするように訴えている。
農業研修所の管理人の男性は、研修所の裏山は線量が1.24μsvと高いと。マツタケで年間100万円も稼ぐ人もいたが汚染で食べられなくなったという。彼の娘さんも3.11当時妊娠されていたのに稽留(けいりゅう)流産したという悲痛な話など…。

講演を聞いて、まだまだ原発事故による身体への影響、健康被害の本当の姿・実態すら知らないのだと感じました。まずは直近に迫る汚染水の海洋放出、東海第二や女川原発など再稼働反対の声をあげて行動していきたいと思いました。(東京北部連絡会 H.N)


国鉄分割・民営化から34年、国家的不当労働行為を暴いて闘いぬいてきた動労千葉や共闘労組、支援者が呼びかけた2.14国鉄集会が東京・四谷公会堂で開かれました。
(被解雇者らの決意表明)
国鉄7
この集会は、横断幕にあるように「国鉄1047名の解雇撤回」と「今こそ闘う労働組合のネットワークをつくろう」を目指した集会です。
集会では、「労働運動の変革のために」ということで、甲南大学名誉教授で労働運動を研究されている熊沢誠さんから「存亡の危機に立つ労働組合運動」という内容の講演がありました。コロナ下で映像での講演でした。
国鉄2
熊沢さんは、「関西生コン支部は国際的な基準からみれば『まともな労働組合』だ。日本では『ふつうの』多数派が、『まともな』少数派を疎外している」と言われました。

そして、日本の「ふつうの組合運動」の問題点として、資本の能力主義的管理(労働条件決定の個人処遇化)を承認してしまったところにあると指摘されました。過重ノルマや長時間労働、パワハラ・心身消耗などの個人の受難を個人責任としてしまい、「組合が関わる問題ではない」としてしまったというのです。

さらに、こうしたふつうの組織労働者をふくめ多くの国民に「大勢に従うのが無難」という同調圧力が定着していると言われました。そういう中で、鋭敏な人権感覚で声を上げると「そっち系」の人とみなされて無視や排除をされたり、いじめの対象とされる可能性もあり、憲法の想定する人権感覚の恐るべき鈍磨が進んでいる、と指摘されました。

そして、出口の模索として、組合運動再生には「個人の受難」への連帯的関与、非正規労働者の生活実態の凝視、ワークシェアリングの思想と営為の重要性をあげられ、また、運動形態も、「身銭を切り、身体を張る」関生支部や沖縄の闘いのように、非暴力だがもう少し思い切った直接行動が必要だと提案されました。また、野党や労組ナショナルセンターの議会主義的偏向を批判され、「ラディカルな行動」こそ「不参加の国民の日常意識を揺るがす衝撃力」となる。香港やアメリカの若者の運動に学ぶべきと言われました。

熊沢さんの講演を受けて、動労千葉前委員長の田中康弘さんから「闘う労働組合の全国ネットワークを」という提起がありました。
国鉄5
田中さんは、国鉄分割民営化攻撃に対して動労千葉が首をかけて何を目指して闘ったのかと言えば、国家を上げた攻撃に立ち向かったら労働組合はつぶされるか分裂するしかない、という日本労働運動の歴史を変えようということだったと言われました。

そして、分割民営化後の新たな外注化攻撃に対して、動労千葉は外注化とは非正規職化だととらえ、労働者の「非正規職化」を許さないという闘いとして外注化阻止闘争に首をかけて取り組んできたこと、結果、いま外注化された職場の過半数を組織するところまできたことなどを話されました。
改めて、階級的な労働運動とはこういうものかと心を打たれました。

そして、それぞれ闘って団結を守ってきた動労千葉、関西生コン支部、港合同の3労組が恒常的に共闘し運動を広げる場として「労働組合交流センター」を強化・発展させることが報告されました。

集会の後半では、動労千葉、関西生コン、医療、郵政などからの闘いの報告が続き、国鉄1047名解雇撤回を闘う弁護団や関西生コンの弾圧を許さない東京の会などの訴えがありました。
とても元気の出る集会でした。(S)
国鉄9

都教委包囲首都圏ネットが毎年、卒・入学式を前にして開いている「日の丸・君が代」強制反対!「10.23通達」撤廃!総決起集会が、2月7日に文京区民センター開かれました。コロナ情勢の中、会場を埋める85人の人々が参加しました。

主催者からは、この1年間の闘いの報告、特に「緊急事態はいらない!」と、コロナ特措法制定反対、また、その改悪である「まん延防止措置」新設・「罰則」導入反対での国会前抗議行動や新宿アルタ前でのアピール行動などの報告がありました。
包囲2
続いて、「学術会議任命問題と学問・教育の自由」という演題で、6人の被任命拒否者の1人でもある早稲田大学教授の岡田正則さんの講演がありました。

岡田先生は、今回の任命拒否は、学術会議の独立性の侵害(憲法23条「学問の自由」の破壊)であり、学術会議の選考権の侵害であり、明確に憲法違反であると言われました。
特に、「学問の自由」は戦前の反省に立って憲法に入れたもので、この「自由」とは、「やっていいこととダメなことを決める自由である」と説明され、なるほどと思いました。

さらに「その狙い」として、学術会議の変質(「脅し」による御用機関化とか、軍事研究への協力など)、学術に対する政治的支配があると指摘されました。
そして、こうしたことの背景には、昨年6月にできた「科学技術・イノベーション基本法」で、科学技術政策の対象に、新たに「人文・社会科学」の領域が入ったことがあると言われました。今回任命拒否された会員候補者は6人全員が人文社会科学専攻とのことです。
包囲1
6人の1人である加藤陽子さんは「新法の下では、内閣府の下に、『科学技術・イノベーション推進事務局』が司令塔として新設されると言います。自然科学に加えて、人文・社会科学も、『資金を得る引き換えに政府の政策的な介入』を受ける事態が生まれます。」と言われていると紹介されました。

さらに岡田さんは、大学・教育内容・文化・市民活動への政治権力の介入、取り締まり、翼賛の組織化が狙われていると指摘され、こういう流れの中で「市民活動」も出てきたのでびっくりしました。学問の問題に留まらないということです。

質疑・討論のあと、教育現場で頑張っている教員や、労働組合(アイム❜89)からの報告がありました。やはり、学校現場はさまざまに分断されていて大変であると感じました。アイム❜89からは、国連の専門組織が日本の「日の丸・君が代」処分などに対して出した「セアート勧告」(ILO/ユネスコ教職員勧告適用合同専門家委員会の勧告)についての説明がありました。
またさらに、「東京にオリンピックはいらないネット」や「破防法・組対法反対共同行動」などから取り組みの報告がありました。
包囲3
最後に、主催者提案の「五輪中止の特別決議」と「集会決議」が参加者全員で採択され、コロナ情勢の中、昨年に続いて恒例の卒業式でのビラ撒きはできないが、今春、「日の丸・君が代」強制反対を闘おう、新型コロナ特措法改悪を許すな、東京五輪は即刻中止を、「国旗損壊罪」成立阻止でがんばろう!と確認しました。(S)
包囲4

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