とめよう戦争への道!百万人署名運動

署名運動をとおして、改憲・戦争への道を許さない闘いを全国的に広げていきます。

2020年10月

闘う労働組合が呼びかける11.1労働者総決起集会への参加を呼びかけます。
11.1労働者集会ビラ

この集会は、現在、労組つぶし弾圧(労働組合活動を犯罪とするデタラメな大弾圧)と闘っている関西地区生コン支部と、JR資本の鉄道破壊・雇用解体攻撃と闘う動労千葉らが、国鉄分割民営化に反対し「闘う労働組合を甦らせよう!」と呼びかけ、毎年11月の第一週の日曜日に日比谷野音で開催している全国集会&デモです。
数年前から、改憲・戦争に反対する市民運動諸団体も集会を共催しています。

世界中で労働者市民が生きるために声を上げ行動しています。何より働く現場で労働者が立ち上がっています。日本でも、闘う労働組合をたくさんつくりましょう。
労働者と一緒に、市民も団結し、菅政権の「命よりカネ、人権無視」の改憲・戦争政治をひっくり返しましょう!

(2020年11.1集会ポスター)
11.1ポスター

(百万人署名運動で作ったビラです)
11.1ビラ表



11.1ビラ裏

★動労千葉が組合員に参加を呼びかけ(組合ニュースより)

日刊動労千葉.jpg.psd

(上記ニュースの全文)
危機こそチャンス! 組織拡大を ー今こそ、闘う労働組合を! 11.1労働者総決起集会へ

 組合員の総結集を

連帯ユニオン関西生コン支部・港合同・動労千葉が「闘う労働組合の全国ネットワークをつくろう」と呼びかけて始まった11月集会が今年で23回目を迎えます。
コロナ禍から始まった2020年の大情勢に応える道は、まさに「闘う労働組合を再生させる」ことです。日本における新自由主義攻撃の始まりであった分割・民営化攻撃と闘った原点に立ち返り、組合員の総結集を訴えます。

菅政権打倒!

9月16日、7年8カ月にわたって雇用・社会保障制度、医療をはじめ社会の全領域を破壊し、安保戦争法を強行し、改憲に突き進んだ安倍政権は、コロナ危機の前になす術を失い、腐敗にまみれて退陣しました。
しかし、後を継いだ首相・菅義偉もごりごりの新自由主義者です。閣僚人事では20名中14名を日本会議で固め、安倍以上に強権的・独裁的な体制で危機を乗り切ろうとしています。新型コロナの蔓延と世界大恐慌という歴史的な危機に突き動かされて、「改憲に挑戦する」「敵基地攻撃能力の保有」「行政改革」を押し立て、「戦争のできる国」への道にのめりこんでいます。あらたな決意で、菅政権打倒!の旗をかかげよう!

 時代が動く

大倒産・大失業、より極端化された新自由主義攻撃が社会を呑み込もうとしています。しかし、コロナ危機は労働者が団結して歴史の全面に登場する条件を広範につくりだしました。全世界で労働者が燃え上がる炎のように立ち上がっています。
新自由主義の中で最底辺に突き落とされ、軽んじられ、侮辱されてきた世界中の労働者が本来いるべき場所を自覚し始めたのです。怒りの声は社会に満ちあふれ、時代が動こうとしています。日本でも必ず山が動く時がきます。まなじりを決して立ち上がろう。

 JR大激動

コロナ感染症の拡大は、JR民営化体制を崩壊させました。3島JRの経営は壊滅的な状態です。本州3社も巨額な赤字におちいっています。JR貨物も深刻です。
しかしJR東日本はそれを「千載一遇のチャンス」として、1500億円のコストカット、〝整理解雇〟を振りかざして、分割・民営化以来の大攻撃に踏み出しています。
「整理解雇一歩手前」と称する休業命令に関する就業規則改悪は、すべての労働者を恒常的に失業・解雇の恐怖のもとにおく究極の雇用解体攻撃です。東労組などは「雇用と職場を守るため全組合員とともに黒字経営を作り出す」と、解雇さえしなければ何でも呑むと震えあがっています。

 危機こそチャンス

強固に団結した労働組合の闘い以外にこの攻撃に立ち向かうことはできません。「団結さえ崩さなければ道は開ける」、自分たちは、国鉄分割・民営化との闘いでこのことを、身をもって体験しました。「危機こそチャンス」〝JR大激動〟この情勢の中で組織拡大を実現しよう。
11・1全国労働者集会―改憲・戦争阻止!1万人大行進の成功をかちとろう。労働運動の産業報国会化、総非正規職化・解雇自由・労組なき社会を許すな!闘う労働運組合の全国ネットワーク、国際連帯闘争のさらなる発展をかちとろう!


世界の労働組合から連帯のメッセージが届いています。(11.1集会実行委員会ニュースより)

11.1メッセージ


千葉からのお便りです。
* * * * * * *
いま、「百万人署名運動・千葉」は「改憲・戦争阻止大行進/千葉」と共に“オスプレイ木更津基地暫定配備撤回”の街頭署名活動に取り組んでいます。7月に続けてオスプレイ2機が木更津基地に配備され、11月にも千葉県内全域だけでなく首都圏での飛行訓練が始まると言われています。

そうした緊迫した情勢の中、百万千葉として独自に4回目の公開学習会を10月4日(日)午後2時から千葉市のDC会館で開催しました。独自のビラ等を作って、街頭宣伝行動を積み重ねて当日を迎えました。当日は20人を超す参加がありました。

千葉1
今回の学習講演会のテーマを「南西諸島軍事基地とオスプレイ」とし、①「宮古島からのSOS」(森の映画社、60分)の上映、②久木野和也さん(百万・賛同人)のお話「コロナ下で変貌する自衛隊」の2本立てで、「イ―ジスアショア」導入を断念した後に「敵基地攻撃」論を突如として打ち出し、ミサイル防衛体制の変化の中での木更津基地へのオスプレイ配備の問題を学習しました。

千葉2
メディアがあまり報道しない中で急速に進む南西諸島のミサイル基地化、対中国戦略の変化の中で突然のように浮上した「敵基地攻撃」論、安保法制後に露骨になってきた自衛隊とアメリカ軍の一体的行動、特に、日本の軍事戦略が増々アメリカ軍と共同作戦、共同訓練、共同行動化しつつある現状について、講師からリアルな実態報告があり、慄然とさせられました。さらに行動を強化しなければと決意を新たにさせられました。
(南西諸島の軍事基地化)
千葉3
最後に、今後の行動として、①「オスプレイはいらない」の署名行動を中心に、「10日行動」(7月10日にオスプレイが木更津基地に強行配備。以降毎月10日に各地で抗議行動をしている)に一斉行動を、②オスプレイ飛行訓練反対の集会に参加しよう、③それらの行動を通じて11・1労働者集会の成功をかちとろう、との提起を全体の拍手で確認しました。
横田・木更津の東西でオスプレイはいらない、飛行訓練反対の闘争強化を訴えて報告にします。(百万人署名運動・千葉 S)


菅首相が10月1日に「日本学術会議」の新会員6名の任命を拒否した問題について、大きな抗議の声が上がっています。10月6日(火)にも総がかり行動実行委が呼びかけた首相官邸前抗議行動が午後6時30分からありました。緊急の呼びかけでしたが、約700名の労働者市民がかけつけました。
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「日本学術会議」の存在は、私たちにとってあまり身近かなものではありませんでしたが、大学の軍事研究に反対する運動の中で、この日本学術会議が発した「戦争を目的とする科学の研究は絶対にこれを行わない」旨の声明(1950年)に接し、戦前の科学者・大学人たちが戦争に協力させられたことの反省に立ってつくられたものであることを知りました。

今回任命拒否された6人は、戦争法に反対の意見を述べたり行動してきた人々です。6人の任命拒否は、こうした日本学術会議発足の原点を破壊しようとするものです。官邸前では6人のうちの1人である小澤隆一さん(東京慈恵会医科大教授)もアピールされました。
10.8官邸前1

敵基地攻撃能力保持・戦争のできる体制へと突き進む菅政権のこうした攻撃を許さず、何としてもはね返しましょう!(S)



9月27日に成田市の赤坂公園で行われた三里塚全国集会に参加しました。全国から440名が参加し、少し寒かったですが雨も降らず、さわやかな空気の中での集会となりました。
昨年秋の全国集会が台風による悪天候で中止となり、今年春の全国集会もコロナ感染情勢の中で中止となってしまったので、久しぶりの全国集会となりました。
三里塚集会1
基調報告で反対同盟の萩原富夫さんは、成田空港会社(NAA)の存立の危機を具体的に暴露し、市東さんの農地強奪の緊急性・必要性がなくなっていることを訴えました。
三里塚集会2
コロナ情勢の中で成田空港利用者が9割以上減少し、空港内460店舗のうち264店舗が休業、NAAは来年4月まで航空会社100社に着陸料など420億円の支払いを猶予、店にはテナント料95億円の支払いを猶予、計515億円の収入減となり普通の企業なら倒産だと。また、これは規制緩和でむりやり観光需要をつくり出し競争させてきたNAA自身に根本原因があるのであり、従業員の大量解雇など許されず、反対同盟は航空関連労働者と共に闘っていくと述べました。

闘う労働組合(動労千葉、全日建運輸連帯労組関西生コン支部)や関西新空港反対住民からの連帯の挨拶がありました。
三里塚集会3
反対同盟の市東孝雄さんは、「小作農でも、そこに生きていく権利がある。正しいものは正しい、自分はウソをつかない。沖縄・福島・三里塚を一つの闘いとして進んでいく」と力強く語りました。
沖縄や福島からも駆けつけ、政府の悪政を打ち破って闘いぬこうとアピールがありました。

三里塚集会4
市東さんはたくさんの裁判を闘っていますが、それを全力で支えている弁護団も登壇。闘う弁護士たちはそれぞれ成田空港廃港への展望を語りました。
三里塚集会5
市東さんと共に闘う市民や農民も登壇して思いを語りました。
三里塚集会6
全国の支援からのアピールが続きました。
市東さんの天神峰の農地の一角に星野文昭さんの遺骨を分骨したお連れ合いの暁子さんもアピール。
三里塚集会7
集会参加者も一体となった集会でした。
三里塚集会8

集会後、成田駅近くまでデモ行進しました。デモ行進する太い道はちょうど成田ニュータウンのど真ん中を通る道で、周辺には空港関連で働く労働者や家族が住んでいます。
反対同盟は、こうした人々にも連帯を呼びかけたいと時々この赤坂公園での全国集会&デモを企画しています。
反対同盟を先頭にデモに出発。

三里塚デモ1
ここでデモをするのは1年半ぶりくらいですが、前回と比べて市民らの注目が高いのに驚きました。マンションの窓やベランダからデモ隊を見ている人が以前よりずっと多かったです。
バス停にいる人も注目。
三里塚デモ2
こんなデモ隊を見るのも珍しいのでしょう。
三里塚デモ3
三里塚デモ4
小学生たちもうれしそうでした。
三里塚デモ5
家から出てきて、子どもと一緒に見ているお母さんの姿も。
三里塚デモ6
みんな、それぞれ、安倍政権ーそれを引き継ぐ菅政権に不安と怒りを感じているのではないかと思いました。(S)


9月20日付け「反対同盟ニュース」より、「地域住民の声」を紹介します。
反対同盟ニュース
「反対同盟ニュース」82号(9/20付)
https://www.sanrizuka-doumei.jp/wp/wp-content/uploads/2020/09/doumeinews082.pdf



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