とめよう戦争への道!百万人署名運動

署名運動をとおして、改憲・戦争への道を許さない闘いを全国的に広げていきます。

2019年12月

■映画「新聞記者」(113分、原案:望月衣塑子さん)上映
とき◆12月~1月22日(水)予定
ところ◆シアタードーナツ(沖縄市中央1-3-17-2F、胡屋バス停前)
問合せ◆シアタードーナツ(tel.070-5401-1072)

■映画「新聞記者」(113分、原案:望月衣塑子さん)上映
とき◆①1月3日(金)~9日(木)ところ◆アップリンク吉祥寺(JR吉祥寺駅前「パルコ」地下2階、tel.0422-66-5042)
②1月11日(土)~24日(金)/ところ◆飯田橋ギンレイホール(新宿区神楽坂2-19、tel.03-3269-3852)

■辺野古新基地建設の強行を許さない!防衛省抗議・申入れ行動
とき◆1月6日(月)午後6時30分~7時30分
ところ◆防衛省正門前(JR市ヶ谷駅北側6分)
主催◆辺野古への基地建設を許さない実行委員会(tel.090-3910-4140関東一坪)

■「ドローンの眼」上映会
とき◆1月9日(木)午後7時~
ところ◆スペースたんぽぽ(千代田区神田三崎町2-6-2ダイナミックビル4F、JR「水道橋」西口5分)/800円
主催◆たんぽぽ舎(tel.03-3238-9035)

■追悼 星野文昭絵画展in香川  
とき◆1月9日(木)~11日(土)午前9時~午後7時
ところ◆サンポートホール高松1F市民ギャラリー(高松市サンポート2-1、JR高松駅3分)/入場無料
主催◆香川・星野文昭さんを取り戻す会(tel.090-7146-9667片山)

■映画「ひろしま」上映会(関川秀雄監督、1953年公開)
とき◆1月13日(月・休)上映時間①午後2時~②6時~
ところ◆横浜情報文化センター情文ホール(神奈川県横浜市、みなとみらい線「日本大通り」3番出口すぐ)/1000円
主催◆記憶の継承を求める神奈川の会(tel.090-7405-4276竹岡)

■市東さんの農地取り上げをやめろ!請求異議裁判第2回控訴審
とき◆1月16日(木)午後2時開廷、傍聴希望者は40分前に集合
ところ◆東京高裁102号大法廷(地下鉄丸ノ内線「霞ヶ関」すぐ)
*正午~デモ(予定)、日比谷公園「霞門」集合
主催◆三里塚芝山連合空港反対同盟(tel.0476-35-0087)

■沖縄を闘い獄中44年を生き抜いた星野文昭絵画展in神奈川
とき◆1月16日(木)~19日(日)午前11時~午後7時(16日は午後2時~、19日は午後4時まで)
ところ◆かながわ県民センター1F展示室(横浜市神奈川区鶴屋町2-24-2)/入場無料
主催◆神奈川星野絵画展実行委(tel.045-242-1055)

■関西生コン支部への弾圧許すな!「ドキュメンタリー映画『棘』ひとの痛みは己の痛み。武健一(65分)」上映&講演会
とき◆1月17日(金)午後6時30分~上映開始
ところ◆かながわ県民センター2Fホール(横浜市神奈川区鶴屋町2-24-2、JR横浜駅西口5分)/鑑賞券1200円(関生へのカンパ含む)
主催◆「棘」上映実行委(tel.080-5002-8744品川)

■山崎ゼミ~「核燃サイクル政策と再処理施設の問題」
とき◆1月18日(土)午後2時~
ところ◆スペースたんぽぽ(JR「水道橋」西口5分、たんぽぽ舎4F)
講師◆山崎久隆さん(たんぽぽ舎副代表)
主催◆たんぽぽ舎(tel.03-3238-9035)

■忘れられた映画「ひろしま」(関川秀雄監督、104分)上映会
とき◆1月19日(日)午後2時~
ところ◆シルバーピア石山(新潟市東区石山団地10-13、白新線「東新潟」6分)
主催◆『もやもやカフェ』(tel.090-4745-6761坂井)

■自衛隊の中東派兵反対!「桜を見る会」うやむやにさせない!権力私物化反対!安倍政権退陣!1.19議員会館前行動(仮題)
とき◆1月19日(日)午後2時~
ところ◆衆議院第二議員会館前を中心に
共催◆総がかり行動実行委、全国市民アクション

■写真展「となりの宋(ソン)さん」
とき◆1月23日(木)~26日(日)午前11時~午後8時(23・24は午後1時~、26日は5時まで)
ところ◆たましんRISURUホール展示室(立川市錦町3-3-20立川市民会館、JR「立川」南口13分)
*連日、講演や映画あり。25日は吉澤文寿さん(新潟国際情報大学)「日韓関係と植民地支配」など
主催◆となりの宋さん写真展・立川実行委(tel.080-4624-3935谷口)

■星野文昭さん追悼集会~新しい出発のために~
とき◆1月24日(金)午後6時30分開会
ところ◆阿佐ヶ谷地域区民センター3F集会室(JR「阿佐ヶ谷」南口3分)
講演◆山田真さん(医師)「獄中医療と星野文昭さん」/岩井信さん(弁護士)「星野文昭さんの国家賠償請求訴訟に向けて」/500円
*同会場1F「阿佐ヶ谷ぶらっとりー」で1/23~27まで「追悼 星野文昭・暁子絵と詩展」あり
共催◆絵画展実行委、星野さんをとり戻そう東京連絡会(tel.03-3591-8224)

■映画「ドローンの眼」上映会
とき◆1月26日(日)午後2時30分~
ところ◆仙台市戦災復興記念館4F研修室(仙台市青葉区大町2-12-1)/800円
主催◆百万人署名運動宮城県連絡会(tel.090-8922-5418)

■「東海第二原発再稼働?何が問題?」講演&トーク
とき◆2月1日(土)午後2時
ところ◆としま区民センター会議室503(池袋駅東口7分)
お話◆山崎久隆さん(劣化ウラン研究会代表)
主催◆NAZENいけぶくろ(tel.03-6914-0487)


12月27日、国会の仕事納めの日に、安倍内閣はなんと自衛隊の中東派兵を閣議決定しました。こんな超重要な、しかも憲法9条を踏みにじる事柄を閣議だけで決めてしまうということ自身があってはならないことです。

政府は、防衛省設置法の「調査・研究」だと言っています。だから、閣議決定でいいのだと。こんなインチキなこじつけを認めることなどできません。どうして、もっと国会の中でも外でも大問題にならないのか!本当に悔しいです。

すでに、いま、中東ソマリアのジプチには自衛隊の基地があり、海上自衛隊が「海賊対策」と称して軍事行動をしています。その近くに、今度は「調査・研究」などと称して護衛艦が派遣されるのです。これに260人もの自衛官が乗って。どう見たって、自衛隊のさらなる中東派兵ではないですか。

しかも、政府は攻撃を受けた場合は「不測の事態」として海上警備行動に切り替えると言っています。さらに戦闘になった場合には「存立危機事態」とみなして本格的な武力行使や追跡派兵に踏み切ることを想定した派兵なのです。米軍とも情報共有して動くと言っている。

こうしたことを強行する安倍政権は、実際に戦闘になってもよいと考えているとしか思えません。9条改憲の先取りです。

27日早朝、閣議決定に反対する人々が首相官邸前に集まり、弾劾・抗議の声をあげました。
官邸前4
戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委が呼びかけたもので、労働者・市民、宗教者など約300人が駆けつけました。
官邸前1
8時から抗議集会。国会議員も駆けつけアピール(社民党の福島瑞穂議員、共産党の井上哲士議員ら)。市民団体・宗教者からも抗議のアピールが続きました。
官邸前3
アピールの合間に何回もシュプレヒコール。
自衛隊の中東派兵をやめろ!
閣議決定許さない!
戦争反対!
安倍は自衛官を私物化するな!
約1時間の抗議行動でしたが、目の前の首相官邸の中にもその声が響いていたと思います。(すぐ前の建物が首相官邸)
官邸前2
この声を、職場や地域、学園でもっともっと大きな声にしていきましょう!(S)


広島市は2020年の8.6平和記念式典に向けて、会場周辺での拡声器使用を規制する条例を作ろうとしていました。しかし、広島の市民・労働者の強い抗議の声に直面し、ついに、松井一実市長は12月18日の記者会見で「難しい」と述べ、式典前の条例提案は難しいのでは、との記者の問いに、事実上不可能であることを認めました。
(12月19日付中国新聞より)
191219中国新聞2
昨年秋からの今年の8.6広島平和式典までの規制条例作成の動きに対しても、8.6ヒロシマ大行動の仲間たちが早くから抗議の申し入れ、市役所前座り込み、公開討論会などを繰り返し市側に断念させてきました。
公開討論会
その後も、音量データーの開示を求めたり、署名運動にも取り組み、デモ行進も!
また、県原水禁や県平和運動センター憲法を守る県民会議も拡声器規制条例に反対する方針を決め、12月18日に広島市に申入書を提出しました。
たくさんの市民や労働者の声がヒロシマの“核と戦争をくり返すな!”の叫びを守っています。連帯しましょう。

●「拡声器規制条例反対署名ニュースNO2」拡声器署名運動ニュースNo2-omote
拡声器署名運動ニュースNo2-ura
拡声器規制条例反対の請願署名にご協力ください。

署名用紙のダウンロードはこちらから。
https://drive.google.com/file/d/1sBM3Io7XbkXHrCdbst4485PmoenngRDq/view


茨城からのお便りです。
* * * * * * *
12月15日、つくば市で牛久入管収容所問題を考える会の「2019年、活動報告会&交流の集い」が開かれました。100名を超える参加者で、織田朝日さん(『となりの難民』著者)の講演、面会活動報告、クルドっ子劇など充実した内容でした。子どもたちは劇で「学校でのいじめ」のことを取り上げ、「わたしたちの学校をつくろう」と歌いました。

2019年4月から入国管理局が「庁」に格上げになり、各収容施設での仮放免制度の運用が極めて厳しく制限され、長期収容が激増しています。そして、ハンストによる2週間の仮放免ー再収容ー再びハンストー2週間の仮放免ー再収容をくり返す人が出始めています。彼らの命をかけた戦いに多くの方々が共感し、メディアにもたびたび取り上げられるようになりました。

(12/20付東京新聞記事より)
12.20付東京新聞

こうした中で、特にお知らせしたいことは、2019年10月に法務大臣が「私的諮問機関 収容・送還に関する専門部会」に解決策を諮問したことです。その際、法務省は「送還忌避者実態について」という資料をホームページで公表し、部会委員に配布しましたが、そこには事実と異なる記載がされていました。銃刀法違反の有罪判決しか受けていない人について「警察官殺人未遂事件」と題して殺人未遂・公務執行妨害・銃刀法違反の有罪判決を受けたかのようにし、被仮放免者への印象が不当に悪くされていたのです。

この方(Aさん)は、1992年にラオスから来日したインドシナ難民です。2017年に在留延長申請に行かなかったという理由だけで横浜入管に収容され、2018年3月に牛久入管に移されて今も収容されています。

私はAさんへの面会でこの事件のことを聞いてみました。Aさんは同居女性とのトラブルがあり、女性が警察を呼んだ際にサバイバルナイフを持っていたそうです。警官は外国人という恐怖心からか警棒でめちゃくちゃに彼を叩いたそうですが、Aさんはナイフはいっさい使っていません。なので裁判では「銃刀法違反」だけの判決でした。それなのに、なぜ今さら事実と異なる形で公表したのでしょう。入管のおごりが感じられます。

いくつかの市民団体が連名でこの専門部会の議論を初めからやり直すよう求める声明を出しました(2019.12.10)。織田朝日さんは講演の中で「入管を私たちの力でぶっつぶしましょう!」と力強く言われましたが、私も「国境を超えて人と人がつながる世界」をめざして生きていこうと思います。(茨城県賛同人 W)

牛久入管収容所問題を考える会の報告会については翌日の東京新聞茨城版に記事が大きく載りました。
東京新聞茨城版




12月3日、天皇が、即位儀式、大嘗祭の報告として八王子市にある昭和天皇の墓を訪問。4月に前天皇が退位の報告で訪問した際、学校を通して子どもたちが「奉迎」行動に動員されたことが明らかになり、今回は事前に地元の市民らが反対の申し入れなどに取り組んだ。結果、子どもたちの動員はやめさせることができた。この取り組みについての一連の報告です。
* * * * * * *
〇4月23日に、前天皇夫妻が昭和天皇の墓に退位の報告をするために八王子バイパスを車で通過した折、奉迎実行委、町自連(町会自治会連合会)からの「奉迎」要請を受けて、八王子市教委は沿道の八王子2小、横山2小、浅川小に「奉迎参加の有無」の電話やメールを入れました。そして、3校の校長は市教委から渡された「日の丸」の小旗を子どもたちに持たせて沿道に立たせました。八王子は萩生田文科大臣の地元で、彼の意思が働いたことは本人のブログからもうかがえます。
うかつにもこうしたことは後からわかりました。

〇ことの重大さに、二度と公立学校の子どもたちが憲法違反の奉迎行動に動員されることのないようにと、根津公子さん(八王子市民)らが「『天皇奉迎』に子どもたちを動員することに反対する八王子市民の会」を結成して、4月23日に小学生を動員した経過、やり方等を八王子市、市教委、当該校校長に質しました。また、奉迎実行委等にも聞きました。
根津さんたちの他にも、三多摩労組交流センターの労働者たちも市教委や奉迎実行委員会に申し入れなどを行いました。

〇その後、天皇代替わり行事で12月3日に、新天皇夫妻が昭和天皇の墓に大嘗祭が終ったことを報告するために同じように八王子バイパスを通ること、その際、「奉迎」が呼びかけられていることが判明しました。それで、「八王子市民の会」は市教委や前回子どもたちを沿道に立たせた学校長に前回のような行為を行わないように質し、確かめました。
その結果、沿道に子どもたちを立たせることはしないことはほぼ確認できましたが、12月3日、学校への監視行動を行いました。

〇12月3日当日に八王子で展開されたことは、警視庁公安、私服刑事の総動員体制でした。最寄りの西八王子駅から八王子2小への道路は彼らで「制圧」されました。
「日の丸」の小旗は、奉迎実行委か町自連の人が配り歩いていました。しかし、市民はそれほど多くはいませんでした。お囃子の山車が5台くらい出ていました。
1-DSCF7020
根津さんや抗議の人に対しての包囲・弾圧は激しいものでした。2-DSCF7040
公安らは根津さんを引きずって路地裏の空地へ持っていきました。
3-DSCF7043
天皇夫妻の車が通った後、放されましたが、その後、ずーと尾行が付きました。
まさに「天皇制」弾圧でした。

根津さんの報告は、都教委包囲ネットのブログにも出ています。
http://houinet.blogspot.com/

闘うことです。学校の教職員が4月23日にやすやすと沿道で子どもたちに旗を振らせたことはショックですが、闘えば道は開けます。大嘗祭を国の税金で行うことは憲法違反です。大嘗祭の報告などに子どもたちを動員するなんて許されません。憲法を解体する攻撃、国家主義教育、天皇賛美強制と具体的に闘うことが重要です。(T)

〇根津さんから(八王子2小付近のバイパスの弾圧の様子)
3日に行われた「天皇奉迎」の沿道(2小近く)で私が「天皇奉迎しない!」と書いた紙をかざしたところ、「警視庁」の腕章をつけた者2人に転ばされ両腕をつかまれ沿道から6~7メートル奥に連れていかれたその後を録画したものです。一緒にいた人が録画してくれました。
「国民に寄り添う」としきりに言う天皇は、天皇制に反対する者は「国民」と見なさないということなんだろうか。聞きたいものです。
こんな些細な表現の自由さえ許さない国、なんですね。

動画はここをクリックしてください。
https://youtu.be/E_vz5VBr3G4


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