7月12日(金)、官邸前金曜行動に参加する前に文科省前に向かった。ここで5月31日(金)から毎週金曜日の夕方に、朝鮮学校の卒業生たちが「高校無償化制度を朝鮮高校に即時適用することを求める」行動を行っていると聞いたからだ。
文科省前に着いたときには、すでに抗議行動は始まっていた。
学生たちは、かわるがわるマイクを取り、思いのたけを文科省幹部らにぶつけていた。
「私たちは朝鮮学校の卒業生です。朝鮮学校への差別制度に反対するためにここに集まりました。朝鮮人が朝鮮人らしく、人として生きることは、私たちの当然の権利です。」
「私たちの声が聞こえますか?この悔しさ、むなしさがわかりますか?朝鮮学校への無償化適用を求めて街頭署名にたち、いやがらせがあってもまっすぐ立ち続ける学生の思いを、どれだけわかっていますか?私たちは、当然の権利を得るその日まで、闘うことをやめません。」
「日本は植民地支配によって朝鮮人を強制連行し、関東大震災のときには多くの朝鮮人を虐殺した。こうした植民地主義が戦後も続いているから、差別がまかり通っている。」
「日本政府は、こうした歴史を子どもたちに正しく教えるべきだ。朝鮮学校への差別をやめること、一日も早くこの問題を解決することが、この国が良くなる一歩です。」
「私たちの心の声、怒りの叫びが聞こえますか?差別のない社会をつくっていくために、明るい日本のために、後輩たちが心おきなく民族教育を受けられるまで、闘い続けます。」
「おじいさん、おばあさん、おとうさん、おかあさんによって守られてきた朝鮮学校を、私たちも守っていきたい。」
この日が連続行動の最後の日で、朝鮮大学の多くの学生たちが参加していました。後輩たちに自分たちの悔しさを味あわせたくないという思いがひしひしと伝わり、こうした若者ととも日本社会を変えていかねばと痛感しました。「高校無償化」からの朝鮮学校排除に反対する連絡会の人々など支援もかけつけ、約500人ほどの大行動となりました。(S)
●アピールとシュプレヒコールの間に何回もうたわれた歌を紹介します。
「声よ集まれ、歌となれ」
1.どれだけ叫べばいいのだろう
奪われ続けた声がある
聞こえるかい?聞いているかい?
怒りが今また声となる
ソリヨ モヨラ ノレヨ オノラ
声よ集まれ 歌となれ
トンムヨ モヨラ ノレ プルジャ
声を合わせよう ともに歌おう
2.聞こえないふりに傷ついて
かすれる叫びはあてどなく
それでも誰かと歌いたいんだ
一人の声では届かない (だから)
ソリヨ モヨラ ノレヨ オノラ
ふるえる声でも 歌となる
トンムヨ モヨラ ノレ プルジャ
声を合わせよう ともに歌おう
ソリヨ モヨラ ノレヨ オノラ
ただ当たり前に生きたいんだ
トンムヨ モヨラ ノレ プルジャ
ただ当たり前に歌いたいんだ
3.いますぐその足をどけてくれ
4.24(サ・イサ)の怒りがよみがえる
踏まれもくりかえし立ち上がる
君といっしょならたたかえる
ソリヨ モヨラ ノレヨ オノラ
声よ歌となれ 響きわたれ
トンムヨ モヨラ ノレ プルジャ
声を合わせよう ともに歌おう
文科省前に着いたときには、すでに抗議行動は始まっていた。
学生たちは、かわるがわるマイクを取り、思いのたけを文科省幹部らにぶつけていた。
「私たちは朝鮮学校の卒業生です。朝鮮学校への差別制度に反対するためにここに集まりました。朝鮮人が朝鮮人らしく、人として生きることは、私たちの当然の権利です。」
「私たちの声が聞こえますか?この悔しさ、むなしさがわかりますか?朝鮮学校への無償化適用を求めて街頭署名にたち、いやがらせがあってもまっすぐ立ち続ける学生の思いを、どれだけわかっていますか?私たちは、当然の権利を得るその日まで、闘うことをやめません。」
「日本は植民地支配によって朝鮮人を強制連行し、関東大震災のときには多くの朝鮮人を虐殺した。こうした植民地主義が戦後も続いているから、差別がまかり通っている。」
「日本政府は、こうした歴史を子どもたちに正しく教えるべきだ。朝鮮学校への差別をやめること、一日も早くこの問題を解決することが、この国が良くなる一歩です。」
「私たちの心の声、怒りの叫びが聞こえますか?差別のない社会をつくっていくために、明るい日本のために、後輩たちが心おきなく民族教育を受けられるまで、闘い続けます。」
「おじいさん、おばあさん、おとうさん、おかあさんによって守られてきた朝鮮学校を、私たちも守っていきたい。」
この日が連続行動の最後の日で、朝鮮大学の多くの学生たちが参加していました。後輩たちに自分たちの悔しさを味あわせたくないという思いがひしひしと伝わり、こうした若者ととも日本社会を変えていかねばと痛感しました。「高校無償化」からの朝鮮学校排除に反対する連絡会の人々など支援もかけつけ、約500人ほどの大行動となりました。(S)
●アピールとシュプレヒコールの間に何回もうたわれた歌を紹介します。
「声よ集まれ、歌となれ」
1.どれだけ叫べばいいのだろう
奪われ続けた声がある
聞こえるかい?聞いているかい?
怒りが今また声となる
ソリヨ モヨラ ノレヨ オノラ
声よ集まれ 歌となれ
トンムヨ モヨラ ノレ プルジャ
声を合わせよう ともに歌おう
2.聞こえないふりに傷ついて
かすれる叫びはあてどなく
それでも誰かと歌いたいんだ
一人の声では届かない (だから)
ソリヨ モヨラ ノレヨ オノラ
ふるえる声でも 歌となる
トンムヨ モヨラ ノレ プルジャ
声を合わせよう ともに歌おう
ソリヨ モヨラ ノレヨ オノラ
ただ当たり前に生きたいんだ
トンムヨ モヨラ ノレ プルジャ
ただ当たり前に歌いたいんだ
3.いますぐその足をどけてくれ
4.24(サ・イサ)の怒りがよみがえる
踏まれもくりかえし立ち上がる
君といっしょならたたかえる
ソリヨ モヨラ ノレヨ オノラ
声よ歌となれ 響きわたれ
トンムヨ モヨラ ノレ プルジャ
声を合わせよう ともに歌おう