許すな!憲法審査会

「とめよう戦争への道!百万人署名運動」ブログを改めて、改憲の憲法審査会動向をお伝えしていきます。百万人署名運動は、「改憲・戦争阻止!大行進」運動に合流しました。

2013年02月

15日(金)は朝から寒~い日で、しかも何と雨が降ってきて…、でも、「今日は、金曜日だーっ」と気合いを入れて、たくさん着込んで出かけました。
経産省前テントは、やはりにぎわっていました。

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霞ヶ関の解放区を創っているテントは今日で523日目。心ある人々の苦労に支えられ、福島をはじめ全国、全世界の人々とつながり、雨の日も風の日も立ち続けています。

福島県浪江から。
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北海道札幌から参加された方もいました。

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ドイツ人の方の姿も。

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しかし、安倍政権の憎しみの的でもあります。数珠つながりの警告板です。

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下の写真で真ん中の長い棒の上にあるのは「監視カメラ」です。土台をコンクリートで固め動かせなくしてあります。去年の夏頃設置が強行されたとのこと。声も収録されるとのことですので注意しましょう!

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18時からは、文部科学省前へ。子どもたちを疎開させろ!と文科省への41回目の抗議行動に参加しました。
赤々と明かりが灯る大きな文科省(前も後ろも)。
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音楽隊も合流して、子どもたちへの被曝の強制をやめろ!集団疎開をさせろ!とコール。

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この日の恒例の「子どもニュース」は、新たに2人の甲状腺がんの子どもがでたことが福島県民健康管理調査・検討委員会から13日に報告された件についてでした。

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すでに3人の子どもたちは手術で甲状腺を摘出したそうで、成長過程にある子どもにとってこれ自身大変なことです。この3人は2011年に実施された検査(約3万人が受診)で細胞検査を必要とされた76人のうちの3人で、ほかにも7人にがんの疑いがあるとのことです。
ふつう100万人に1人という子どもの甲状腺がんがこんなに多いのは本当に心配なことです。チェルノブイリでも事故から2年目から増え、4~5年目に多く発症したと言われています。

「ふくしま集団疎開裁判の会」から、子どもたちの疎開を訴える2.23新宿デモへの参加が呼びかけられました。広瀬隆さん、山本太郎さんらも呼びかけています。郡山市からもバスで参加する予定とのことです。
●子どもたちを被曝から守ろう!2.23新宿・アルタ前デモ
とき:2月23日(土)午後1時~新宿駅東口アルタ前 呼びかけ人や福島からスピーチ/2時30分~街角デモ/3時20分 デモのゴール、アピール
詳しくは→http://fukusima-sokai.blogspot.jp/

その後、文科省前から首相官邸前へ。
雨も上がり、三日月も顔を出し、人々も集まってきて、アピールといつもの元気なデモコールが響いていました。国会正門前の方からのコールも聞こえました。(OS)

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 とめよう戦争への道!百万人署名運動・新潟県推進委員会は2月9日、新潟市内で憲法学習会を開きました。改憲を声高に叫んで再登場した自民安倍政権に対する不安感の中で開かれた学習会は、昨年4月に発表された自民党の「日本国憲法改正草案」の中身に踏み入って調べてみようという試みのパート1。講師は県推進委の共同代表でもある高島章弁護士。新潟市内を中心に推進委員会会員の市民や非正規労働者ら30人弱が集まり、時間を忘れて議論に熱中しました。

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 高島さんの提言要旨は以下の通り。
 今の世の中、息苦しいがこれが始まったのは18年ほど前、オウム真理教事件の頃からでしょう。信者に対する排除が異常なほどに高められた。その次は米国での9・11事件。タワーに旅客機が突っ込んで国内外でイスラム(経や信者に対する)弾圧が広がった。そのときのキーワードは「安心・安全」だった。これは実は異質なものに対する排除、「やだな」という警戒感です。これがここ10数年の情勢でしょう。
 そしてこの前の3・11(大震災と放射能事故)と続くのです。まともな情報がマスメディアから出てこないので、これからどうなるかまだ読みきれないところもありますが、このままでは短期間のうちに憲法がなくなろうとしている。今日のテーマの憲法草案を見ても、自民党案は現行憲法の100%否定です。憲法という存在は案外「平和」とか空気と同じで、なくなってみて初めて、その存在感やありがたさが分かるという存在でしょう。改憲という危機を迎えて初めて知る憲法の存在感や「ありがたさ」ということでしょう。改憲は今年中にあるかも知れませんよ。
 自分は、いわゆる「護憲」だとか、はたまた「改憲阻止」というスローガン、その運動に積極的ではなかったのです。その理由は、いつも9条(戦争放棄)だけがテーマで、そこにむしろ反感すら感じていました。しかし今回、自民憲法草案を読んで私は目覚めました。その第1の理由ですが、草案は人権について西欧のいわゆる天賦人権説を正面から否定しており、ここまで否定するかというほど、個人の人権、基本的人権を否定しました。なんとなれば「権利」の前に「義務」を果たせという、あの中学校の生活指導的(それ自体問題なのですが)レベルなのです。公共の福祉なんかも消えました。だから改憲後は「公益」、「公の秩序」を盾に人権が制限され、個人が弾圧される。
 現行憲法では国民の義務は納税、義務教育、勤労の3つの義務でした。ところが草案では数えてみたら、国民一人ひとりになんと22の義務が課せられるのです。「和を尊ぶ」、「戦争への協力」、「自由と規律を重んじる」義務などです。
 また、草案では天皇を象徴(的存在)から引き上げ、かつての君主以上に扱おうとする姿勢がぷんぷんです。かつてのように現人神として扱おうということなのでしょう。安倍政権は単なる保守ではないですね。右翼、極右と言っていいでしょう。いよいよ憲法に手を付けようということなのです。

 講演途中から質問を受けました。放射性がれき焼却反対を闘う市民、市職員の解雇撤回裁判の応援者、「君が代」斉唱拒否による処分撤回闘争を支援する仲間などから質疑が続き、議論は次回に持ち越されました。(新潟県推進委員会・片桐元)























毎年2月初旬に行われている都教委包囲ネット主催の「総決起集会」が今年も2月3日(日)午後に阿佐ヶ谷産業商工会館で開かれました。教職員、市民・労働者ら120人ほどが集まり、「日の丸・君が代」強制の10.23通達を許さず、今年も卒・入学式での不起立の闘い、教員・保護者への働きかけに取り組もうと確認しました。
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主催者挨拶に立った見城赳樹さん(元多摩教組委員長)は、スタートした教育再生実行会議の委員が元「新しい歴史教科書をつくる会」会長の八木秀次ら「つくる会」派で占められていることをあげ、安倍政権が教基法改悪(06年)の総仕上げをもくろんでいると指摘。政治の動きを見据えて、教育の反動攻撃をはね返す新たな闘いを構築しようと訴えました。

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この10年、10.23通達の反動性を訴え、身をもって「日の丸・君が代」強制と闘い抜いてこられた河原井純子さん、根津公子さんもアピール。(2人は定年退職後も不当処分の撤回を求める裁判をたくさん闘っています。)
河原井さんは、「味噌づくりと憲法学習会」として継続している若者たちとの交流を紹介。また、ずっと感じている3つの「なぜ、あのとき、できなかったのか?」に触れ、教育の国家統制・支配に対して、教育現場で一人一人に闘うことが問われていると訴えました。そして、「労働者として生きられない状況があちこちにある。20代、30代の若者たちと、どう共有化していくのかが大切ではないか」と呼びかけました。

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根津さんは、自分が不起立を続けてきたのは、「教員ゆえに、教育に反することに加担はできない=教育に反する職務命令には従うことはできない」ということと、「よく考えて正しいと思う行為を選択していいんだ、そういう権利を持っているのだ」という2つの考えからだったと言われ、「不当な圧力がかかったときに、人はどうあっていいか、どうあるべきか」を自らの行動で示すことを「教育活動と考えた」と言いました。そして、不起立できる人はぜひしてほしい、できない人も大勢で声をあげよう、と訴えました。

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大阪からも「日の丸・君が代」強制反対ホットライン事務局の井前弘幸さんが参加し、大阪での闘いの報告が詳しくされました。
休憩をはさんで、都教委の不当な分限免職を許さない!と、5人の教員らが発言に立ちました。分限免職というのは公務員の首切りですが、都教委はその理由の中に、「上司等から研修受講命令を受けたにもかかわらず研修を受講しない、又は研修を受講したものの研修の成果が上がらない。」とか、「過去の非違行為を行い、懲戒処分を受けたにもかかわらず、再び非違行為を行い、都及び教職員に対する信用を著しく失墜させている。」という項目を入れ、「君が代」不起立を継続する者への解雇攻撃を策動しているのです。本当に許せません。

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集会の最後に、今年の卒業式でのチラシ撒き行動が提起されました。チラシは都教委包囲ネットに申し込むと送ってくれるとのこと。昨年は約60校でチラシ撒きが行われたそうです。地域の学校の門前で卒業式当日チラシ撒きができる方、一緒に「日の丸・君が代」強制反対の声をあげていきましょう!(OS)











少し寒さも和らいで、でも小雨がぱらつく2月1日の金曜日、首相官邸前・国会周辺での反原発抗議行動は、安倍政権への怒りの声で盛り上がりました。

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安倍首相の所信表明演説の中に、「原発のげの字がない!許せない!」と怒る青年。「自民党が原発をつくってきた。なぜ謝罪しないのか。なぜ反省の弁がないのか」と弾劾する年配の男性。また、規制委員会の新基準づくりについて、「再稼働の抜け穴は絶対に許さない!」と激しく追及。どのアピールも、怒りに満ちていました。

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まったくその通りです。

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きょうは百万人署名運動の旗が2本も。

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ネコのスタイルをした自転車部隊の女性。

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国会前のキャンドルメッセージ。

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国会正門前で。

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変わったお面をかぶった女性組もいました。

2月の金曜行動は毎週(18~20時)です。

経団連前抗議行動は2月19日(火)18~20時です。

安倍首相を反原発・再稼働阻止の怒りで追いつめましょう!











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