許すな!憲法審査会

「とめよう戦争への道!百万人署名運動」ブログを改めて、改憲の憲法審査会動向をお伝えしていきます。百万人署名運動は、「改憲・戦争阻止!大行進」運動に合流しました。

2009年07月

杉並連絡会からのお便りです。
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 7月12日午後、杉並区産業商工会館で、田母神(自衛隊前航空幕僚長)講演会に反対し、「つくる会」教科書採択に反対する労働者集会がありました。主催は地域のユニオン呼びかけの実行委員会で、百万人署名運動・杉並連絡会も実行委員会の一員として参加しました。集会は160名の参加で大成功。集会後約150名でデモをしました。「つくる会」教科書を採用し続けようとする杉並区教育委員会と山田区長を徹底弾劾し、「つくる会」教科書採択反対!田母神講演会粉砕!を訴えました。

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 デモ終了後すぐ、50名ほどで阿佐ヶ谷駅前での街宣を行いました。翌日の「田母神講演会」を弾劾する訴えに大きな注目が集まりました。警視庁の公安が妨害に現れましたが、北島邦彦区議が先頭に立ってこれに抗議、駅前は騒然となりました。ちょうど都議選の投票日でしたが、大恐慌と戦争情勢を吹っ飛ばす真の闘いはここにあり、と闘い抜きました。
 集会で北島区議は、日本帝国主義の危機のりきりとして「道州制」導入が出されてきて、橋下(大阪)府知事や中田(横浜)市長らがこれを積極的に推進しているが、この首長連合に山田(杉並)区長も参加することになり、道州制攻撃の突撃隊になろうとしていると弾劾。山田区長の「杉並丸ごと民営化」絶対反対を闘ってきた立場から「道州制」粉砕の闘いに取り組むと宣言しました。

 集会実行委員会は、翌13日も、午後3時から「田母神講演会」弾劾の行動に立ちました。この日の夜、田母神は杉並公会堂で「日本も核武装すべき」という持論を展開するのです。そして、8月6日にはなんと被爆地・広島で同様の集会をぶつけています。反戦闘争の拠点であり原水禁運動発祥の地である杉並、そして、反戦反核闘争の世界の中心地である広島。田母神らの反動的、ファシスト的な意図はあまりにも明白です。
 怒りに燃えて決起した約50名の労働者や市民は、炎天下、最寄りの荻窪駅北口で、4時間におよぶ大街宣を闘いました。集会時間が近くなると、ブルーリボンをつけたグループやビラを破いて捨てたりしてあからさまな反感を示す人々が増えてきました。「チャンネル桜」(「つくる会」派や山田区長派のテレビ局)がビデオをまわそうとしましたが阻止。北島区議とのやりとりの中でその男性は「田母神閣下」と口走ったそうです。

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 「つくる会」教科書と田母神、そして山田区長の歴史観はまったく同じです。田母神は「北朝鮮ミサイル基地を空爆でたたけ」と侵略戦争を扇動しています。このような排外主義・ファシスト運動を労働者民衆の団結した力で断固としてはね返していこう!(杉並連絡会・H)








 7月9日、大田原市教育委員会(栃木県)で「つくる会」教科書・扶桑社版が再採択されました。来春から中学で使う歴史教科書です。4年前に引き続き、採択反対の申し入れに立ってきた栃木県連絡会から、「とにかく公開の度合いがひどい!抗議文を作成中!」との怒りの声が届きました。
 
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 中学教科書は2012年度から使用する教科書から、教育基本法「改正」に基づいて昨年改訂された学習指導要領にそった内容が必須とされることになりました。そのための検定が2010年にあり、2年後の11年に再度教科書採択がおこなわれることになっています。その準備もありほとんどの教科書会社が08年度の検定を見送りました。その中で唯一出された「つくる会」教科書系の自由社の歴史教科書が文科省検定に合格したのです。栃木県では、その上に、教科書採択期間中の6月3日に県教委がわざわざ「新たに検定を経た教科書以外は、調査研究を省略することも可能」という通達を、各市町村教委に出したのです。通達を受けた大田原市教委は「実質、自由社版と扶桑社版の比較になる」(市教委学校教育課)と言っていました。しかし、この二つの教科書は「昭和天皇のお言葉と戦艦大和の読み物が加わったくらい。まったく同じページもある」というウリ二つのものです。
 採決のための委員会では「(扶桑社版は)教育基本法で示された『伝統と文化を尊重し、わが国と郷土を愛する態度』を養うよう適切に編集されている」という意見が多数を占めたそうです。採択後の記者会見で小沼隆教育長も「自虐史観からの記述では歴史に愛情を深めることができない」と表明しています。子どもたちに歴史の真実を伝えていくためにも教科書の内容はとても大事です。「自虐史観」という言い方自身が悪意に満ちています。こういう考え方の人が教育長や教育委員になれるというしくみにこそ大きな問題があるのではないでしょうか。
 7月末~8月にかけて教科書採択が行われます。教育委員会に「つくる会」系の人物がいるところでは、ねばり強く歴史歪曲教科書は絶対反対!の声を強め、広め、「つくる会」教科書採択策動とたたかいましょう。

























 7月4日(土)の夜、日本キリスト教会館で、「戦争と治安管理に反対するシンポジウム」がありました。主催は同シンポ実行委員会。共謀罪新設に反対してねばり強く反対運動を展開してきている組対法共同行動や共謀罪新設反対国際共同署名運動らが呼びかけたものです。今国会での審議を阻止すれば、ついに3度目の共謀罪廃案を勝ち取ることができるます。いまこそ反対運動の力で永久廃案へ!そのための学習討論会でした。

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 メインの講演は関東学院大学教授(刑法)の宮本弘典さん、「刑法の政治化と道具化」というようなテーマでのお話しでした。ちょっと難しかったのですが、私なりにとらえた点は、危機管理国家の統治のしかたとして、日本でも刑法の見直しが始まり、80年代からそれまでの刑法の考え方が放棄されて予防思想による刑法という考え方が台頭し、刑法が支配の道具としての暴力装置になっているということでした。社会の支配的イデオロギーを「正常」であるとし、これと相容れないイデオロギーや集団を矯正・共生するというのではなく、非正常なものとして抹殺してしまうという考え方に基づくというものです。とても恐ろしい考え方だけれど、現状を言い当てていると思いました。また、宮本さんのお話しの中で、戦前・戦中の「治安維持法」での死刑判決は国内はゼロ、すべて植民地であった朝鮮と台湾だったことが指摘され、改めて衝撃を受けました。講演後、活発な討論がされました。

 共謀罪新設反対の運動が続いていることの重要性を確認すると共に、この日も資料が配られていましたが、すでにその先取りとして、治安維持法と並んで労働運動弾圧に猛威を振るった「暴力行為等処罰法」が、何と学生運動(法政大学)に適用されたということに対しても警鐘乱打していかなければならないと痛感しました。(事務局S)


●法大暴処法弾圧で、現在8名の学生が「接見禁止」で拘留されています。家族も含め即時釈放を求める署名が呼びかけられています。ぜひ、ご協力を!
→http://hosei29.blog.shinobi.jp/Entry/574/
















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 6月26日(金)、東京・飯田橋で、西川重則さんの「出版記念の会」が開かれました。西川さんと活動を共にしてきた方たち約70名ほどが参加し、西川さんの労をねぎらい出版をお祝いしました。今回出版された本は『有事体制下の靖国神社』(梨の木舎刊)です。西川重則さんは新ガイドライン関連法や国旗国歌法など悪法が次々に強行された1999年から国会傍聴を始めました。それから10年、予想もしていなかった《はだかの国会》をまのあたりにすることになりました。西川さんはそれを毎月報告していましたが、今回、梨の木舎さんがその記録をまとめ、<時代の証言>として出版するに至ったのです。

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『有事法制下の靖国神社』(西川重則著、梨の木舎新刊、定価2000円+税)

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 「出版記念の会」第一部は、西川重則さんと杉原泰雄さん(憲法学者)のジョイント・トークでした。西川さんは、海賊対処法や衆議院での「憲法審査会」始動問題を具体的に取り上げて、時代の大変転のなかで政権政党が政権政党たり得ない状態で、次々と憲法を無視した法律を強行していく国会の状況について弾劾しました。そして、9条を変えるな!の歴史的意味の重要性を強調しました。
 杉原さんは一言で言えば「憲法と資本主義」という観点から、進行する世界恐慌に対してどうすればいいかについて話されました。「近代資本主義は憲法を持って統治するという体制になったが、今日の情勢下、日本国憲法は、9条は資本主義体制の危機に対して、立ち向かえる質、手段になると思う。日本を、世界をかつてのように戦争に向かわせないために、9条改憲攻撃との闘いは重要であり、西川さんの闘いは貴重だ」と述べられました。

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 第二部は、懇親会パーティー。西川さんは「平和遺族会全国連絡会」代表、「政教分離の侵害を監視する全国会議」事務局長、「靖国神社国営化反対福音主義キリスト者の集い」代表、「キリスト者遺族の会」実行委員長…、そして、「とめよう戦争への道!百万人署名運動」事務局長でもあります。もうすぐ82歳の誕生日を迎えられる西川さんに、それぞれの団体、また個人からお祝いの言葉が続きました。

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●本の購読申し込みは
→梨の木舎 TEL.03-3291-8229
        FAX.03-3291-8090

●百万人署名運動でも受け付けています。
2000円+送料(160円)
→郵送先をメールでお知らせください。本と一緒に郵便振込用紙をお送りしますので、代金支払いはそれで振り込んでください。
申し込みは→ million@mqc.biglobe.ne.jp













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