許すな!憲法審査会

「とめよう戦争への道!百万人署名運動」ブログを改めて、改憲の憲法審査会動向をお伝えしていきます。百万人署名運動は、「改憲・戦争阻止!大行進」運動に合流しました。

2008年06月

画像

 6月13日、「裁判員制度はいらない!全国集会」が開かれました。金曜日の夜で、しかも日比谷公会堂という大会場、果たしてどのくらい集まるのだろうか、と少々心配でしたが、何と1500名近くの参加で大盛況でした。東京以外でも、北海道・仙台(宮城県)・新潟・松戸(千葉県)・栃木・埼玉・相模原(神奈川県)・長野・静岡・下関(山口県)・福岡・大分などからの参加があり、「裁判員制度はいらない!」の運動の広がりを実感しました。
 弁護士会も新潟や栃木で反対や施行延期の決議が挙げられたとのこと、仙台も果敢に挑戦中とのことでした。新潟では「革新」と言われる弁護士たちが、ナント、反対決議に反対!?したのだそうです。そう言えば、この裁判員制度、4年前の国会で全政党賛成で成立したのでした。「司法への市民参加」はすばらしい!と鵜呑みにしてしまったのでしょうか? でも、動員される市民は、この制度を知れば知るほど「やりたくない」という気持ちを強めているのですから、人権派弁護士さんなら、ぜひ、反対、いや廃止決議に賛成して欲しいです!

 小田中聰樹さん(東北大学名誉教授)、池内ひろ美さん(家族問題評論家)らのお話し、とても良かったそうなのですが、残念ながら聞けなかったので割愛、すみません。 

画像


画像


 「憲法と人権の日弁連をめざす会」の高山俊吉弁護士は、いつもながら裁判員制度の本質を鋭く指摘。「時の権力が信用をなくしたときに登場する『国民の人格改造計画』だ」つまり「わが心は御上の心、御上の心はわが心」。こんな手法を許してよいのか、冗談じゃない!と各地で行動を起こそう、と呼びかけました。
 また、落語家の林家時蔵さんは、江戸時代の「お白州」でのお裁きになぞらえて、「裁判員制度」を実にわかりやすく再現してくれました。
 斎藤貴男さん(ジャーナリスト)も、「広く一般国民を統治する側の価値観に取り込むもので、集団リンチと同じだ」と批判しました。

画像


 「裁判員制度はいらない!大運動」事務局長の佐藤和利弁護士も、行動提起で、今年11月から12月頃にかけて、裁判員候補者名簿が作成され、数十万人の候補者に通知が届けられる。そのときに合わせて全国一斉の反対行動に起とう!と呼びかけました。
 この間、闘う弁護士らは全国をかけ回って裁判員制度の問題点を訴え、その成果が全国集会に結実されました。悪法何するものぞ、市民・労働者・自営業者・弁護士の団結した力、大反乱で、来年5月の実施を阻止するぞ!という全力の決起が情勢を動かし始めています。
 全国集会の大成功で、「裁判員制度」廃止に向け、いよいよ本番です!




 

 これまでの請願項目「憲法9条を変えることに反対します」に「海外派兵恒久法の制定に反対します」を加えました。さらに趣旨文中に「自衛隊のイラク派兵中止」「憲法審査会の廃止」を強く求めることを書き加えました。
 福田首相が1月の施政方針演説で明言し、与党ですでに法案の検討が始まっている「海外派兵恒久法」は、政府が決めたらいつでもどこでも自衛隊を派兵でき、小型武器の使用も可能というもので、自民党改憲案の考え方を前提にしたもの。実質的に現在の憲法9条を破壊しています。こんな法律をまたもや強行するなど破廉恥極まれり!「9条を変えるな!」百万人署名運動は絶対に許しません!
 ということで、5月10日の呼びかけ人会議と6月7日の全国連絡会代表会議で検討し、「9条を変えるな!」そのものとして「派兵恒久法をつくるな!」の大運動に取り組むことになりました。署名用紙はhttp://www2u.biglobe.ne.jp/~hyakuman/kenpo-ver2.htmからダウンロードできます。署名用紙はA4(5人用)とB4(10人用)があります。皆さんもぜひ取り組んでくださいね。

画像


 呼びかけ人会議や全国代表者会議では、今の時代をどうとらえるか、改憲攻撃というのは何か、改憲阻止闘争をどう考えるか、9条署名運動は若者の意識とどう切り結ぶか、などをめぐって活発な意見が出されました。たかが署名運動、されど署名運動、です。皆さんは、職場や地域で回ってくる署名用紙をよく読んでいますか? 同じ憲法問題の署名用紙でも、やはり微妙に違うんですね。労働組合などは「どういう内容で団結するか」が問われるので曖昧にしがち、百万にとってはなかなか壁が厚いです。
 でも、私たちをとりまく情勢は本当に様変わりしています。若い世代が「希望」ではなく「絶望!」と言うとき、こんな労働者が奴隷のようになっている社会はもうイヤだ!という悲鳴に聞こえます。「イヤだ!」だ「変えよう!」にしたい。百万の署名はそういう団結署名でもあります。

 新バージョン署名もこれまでの署名の継続です。今日現在、「9条を変えるな!署名」は26万700筆が集約されています。よほど多くの人と話さなければ100万達成は難しいですが、最低そのくらい職場・地域で仲間を増やさなければ、何事も達成できない、ということでめざしています。皆さんもぜひ担い手になってくださーい!!






画像

 写真を見て、息を飲みました。ただ、ただ、すごいなあと、しばし見とれました。10日前のすさまじい激突写真も「光州事件の映像か!」と衝撃を受けましたが、リアルタイムの現実でした。そして、その直後のイミョンバク政権全閣僚の辞任!そうなんですよね、こういう民衆の巨大な直接行動こそが反動政権を倒す力なんですよね!海を隔てたすぐ隣の韓国の若者たちの息づかいが聞こえてくるようです。
 ハンギョレ新聞より―イミョンバク政府「100日失政」糾弾「6・10百万ロウソク大行進」が開かれた10日夜、警察がコンテナで障壁を築くなどソウル世宗路の阻止線からソウル市庁前にいたるまで道路をいっぱいに埋めた市民がロウソクを手に「牛肉全面再交渉、打倒独裁政権」などを叫んで行進した。
 6・10抗争21周年の10日、怒る民心を示す大規模なロウソクの波が、ソウルをはじめ釜山、大田、大邱、光州など全国118か所を覆った。この日のロウソク集会にはソウル40万人(主催者推計70万人)をはじめ全国的に50万人(主催者推計100万人)を超す人びとが参加した。21年前の87年6・10抗争以後最大規模で、2004年3月のノムヒョン大統領弾劾訴追を糾弾するロウソク集会(20万人)の倍を超す規模だ。
 集会を主催したBSE国民対策会議は「今日参加した人数を見ると、イミョンバク政府が事実上国民の審判を受けたも同然」と主張した。

 集会主催者はこの行動を、どのように呼びかけたのでしょうか?
「国民に6月10日100万ロウソク大行進への参加を訴えます。
 ・労働者は仕事の手を止め
 ・学生は同盟休業を行い
 ・商人は午後6時以降店を閉めて市庁前に集まりましょう
 ・6月10日、車をもっている市民は午後12時と6時に一斉にクラクションを鳴らしましょう。
 ・9日から10日まで青瓦台〔大統領官邸〕、ハンナラ党、朝鮮・中央・東亜日報の各サイトに抗議文を送り、抗議電話をかけましょう。
 ・また、携帯電話を通して6・10参加宣言メールを友人10名に送りましょう」(「6・10総決起決意文  われわれは勝利する」より)

 う~ん、なかなか参考になりますね。
そして、気概もすごい。
「さらに重要なことは、72時間の数十万大行進の過程で激烈な国民の抗議を示し、同時に楽しい祭りの場であり、それ自体が万民共同会を通して国民の意見集約機関を経ながら、勝つまで闘えるという力を得たことだ。だからわれわれは勝利を確信する。」(」(「6・10総決起決意文  われわれは勝利する」より)

画像


 100万人大行動は1750もの市民団体が共同で呼びかけたものだそうです。5月24日~6月2日まで警察に不当に連行された市民544名のうち38名と接見した弁護士はその中で、青瓦台前で連座ろう城を行って連行された全農所属の農民10名をのぞいた28名の職業は、大学院生・大学生・米国留学生・公共機関職員・マスコミ関係・建築設計士・自営業者・美容師・中華料理店コック長・映画演出スタッフ・日雇い労働者・会社員・信仰共同体生活者・高校受験生・大学受験生・無職などだったと報告しています。普通の労働者・学生・市民が立ち上がったとき、歴史が動くのですね。
日本の階級闘争とはいろいろ歴史と条件は違うけれど、闘っている相手は同じ。「新自由主義政策」で生き延びようとしている末期的な資本主義とその政権です。私たちも、ガンバロウ!








画像

広島から今年の8.6ヒロシマ大行動に向けた呼びかけが発せられました。皆さん、ぜひ賛同・参加をお願いします。 
●全国、全世界の皆さん! 8月6日、ヒロシマに集まりましょう! 
 今年のメインスローガンは「世界の労働者・民衆の団結で核と戦争をなくそう!」です。核と戦争、失業と貧困をうち破り、平和な世界を作るために、ヒロシマから闘いの声をあげましょう! 
 日米新安保ガイドライン反対、「日の丸・君が代」強制反対のたたかう「8・6ヒロシマ大行動」を開始して10年目を迎えます。私たちは、アジア侵略の加害の歴史を踏まえ、原爆・戦争を二度とくり返さない決意で闘いを進めてきました。多くの皆さんの力でここまで続けることができました。本当にありがとうございます! 今年は世界の闘いに呼応し、勝利の展望を作りだす「8・6ヒロシマ大行動」にしたいと思いますので、御賛同・御参加を心よりお願いいたします。

 全世界でストライキやデモ、食料暴動など「生きさせろ!」という反乱が嵐のようにまきおこっています。新自由主義に殺されるか、闘って生き残るのかが問われる時代です。今程、人間の存在・命が「ゼニ・カネ」として扱われ、そして労働者民衆が一斉に反乱を開始した時代があったでしょうか。しかし、住宅や医療、食料までも投機の対象としつつ、出口の見えない金融恐慌におびえているのは支配者の側なのです。支配者たちの危機と、私たちが勝てる時代を作りましょう。
 それは同時に核戦争の時代でもあります。米・ブッシュ政権はグローバル・ストライク戦略の下、実際に戦場で使う核兵器を開発し、通常兵器と核兵器を一体化して運用、先制攻撃さえ公言しています。福田政権は「海外派兵恒久法」を制定し、自衛隊を恒常的に他国に派兵して戦闘に参加させる事を狙っています。また、宇宙基本法の制定、沖縄をはじめとする米軍基地強化、ミサイル防衛推進で、日本も核武装することを追求しています。私たちは、世界戦争ーアジア侵略、ヒロシマ・ナガサキ、オキナワへの道を許しません。

 6月青森での「エネルギー大臣会合」は、まさに「原発・核サミット」です。9月には広島で「平和と軍縮」をテーマにG8を行うといいます。原爆ドームをも厳重警備対象とするなどの警備訓練が始まっています。被爆者や広島市民、反戦・反核運動を排除し、平和公園の会議場で一体何を議論するというのでしょうか。現にイラク、アフガニスタンへの侵略戦争を継続し、劣化ウラン弾を撃ち込み、虐殺を続ける世界の支配者が会合して平和がもたらされるとは思えません。核を必要とする資本家たちと、被爆者の怒り、労働者・民衆の存在は共存できないのです。
 7月洞爺湖サミットでは「環境問題」「アフリカ問題」がメインテーマとされています。その実態は、世界中の環境を破壊し、飢餓をもたらしている人たちが集まって、いかに自国の大企業が金儲けできるかを競い合うのです。労働者の反撃をいかに圧殺するかを相談するというのは許せません。資本主義の論理では、飢餓や貧困、戦争を止めることはできません。私たち労働者・民衆の団結した力だけが未来を切り開くことができます。

 皆さん、韓国、アメリカ、欧州、アフリカ・・・全世界で労働者・民衆は立ち上がっています。この力が核も戦争もなくす力になります!原爆製造を担わされたのは、科学者ではなく労働者です。「赤紙」を配ったのは自治体労働者であり、教え子を戦場に送ったのは教育労働者でした。しかし今、戦争と労働問題の根っこは一つ、「この資本主義体制こそが原因」と怒りに燃えているのです。日本でも、私たち労働者・民衆の思いと力が、自公政権の9条改悪を立ち往生させています。私たちは団結すれば勝てます!

 8月6日、職場、地域、学園から闘いの輪を広げヒロシマに集まりましょう。「8・6ヒロシマ大行動」で勝利に向けた団結を固めましょう! 
                                
       2008年6月9日


●08年 8・6ヒロシマ大行動 要項

【名称】被爆63周年 8・6ヒロシマ大行動
【日時】2008年8月6日(水)12:30~17:00
【場所】広島県立総合体育館小アリーナ
【内容】集会とデモ行進
【メインスローガン】
     全世界の労働者・民衆の団結で、核と戦争をなくそう!
【サブスローガン】
     アジア侵略、ヒロシマ・ナガサキ・オキナワをくり返すな!
     憲法改悪阻止―ヒロシマの力で!
【関連行事】 8/5(火)午後~ 労組産別交流集会
        8/5(火)夕方~ 全国青年労働者交流集会 in HIROSHIMA
        8/7(木)午前 平和資料館見学
【賛同金】個人一口1000円 団体一口3000円(二口以上の方には参加券1枚をお送りします)
    〔郵便振替口座〕01360-1-62222 8・6ヒロシマ大行動
【主催】8・6ヒロシマ大行動実行委員会(事務局長 平岡 誠)
【呼びかけ発起人】
    北西允/広島大学名誉教授
    栗原君子/元参議院議員
    平岡誠/三次市議、8・6ヒロシマ大行動事務局長
【事務局】〒730-0016 広島市中区幟町14-3-303
     TEL&FAX:082-221-7631
     E-mail:hiro-100@cronos.ocn.ne.jp

● 8・6ヒロシマ大行動に賛同します
名前
連絡先
肩書き・所属
電話
E-mail
2008年   月   日 
賛同金(        )円(賛同金一口千円/個人一口~、団体三口~)
  8月6日当日の行動に参加 する・できない (どちらかに○を)







 先日、「棄兵棄民政策による国家賠償を勝ち取る会」元事務局長の石元砂雄さん(84才)から初めてお電話がありました。石元さんらは、第二次大戦後、旧ソ連のシベリアに抑留されて過酷な労働を強いられましたが、その大きな原因は国の「棄兵・棄民政策」だった、シベリア抑留の真の責任は日本政府にあるとして、昨年12月に国家賠償訴訟を京都地裁に提訴し闘っています。国賠訴訟は今年の3月18日に始まり、次回(第二回公判)は6月19日(木)とのこと。10万人署名を始め、9条改憲阻止・戦争絶対反対のため、日本政府の戦争責任をトコトン追及して“命ある限り”と闘う、という姿に心を打たれました。

 1945年8月の敗戦当時、日本政府は、「国体護持」の条件が守られるなら満州などの武装解除された日本軍兵士や居留民間人をソ連に提供し強制労働を容認するという提案をソ連側に行っていました。こうした日本政府の「棄兵・棄民政策」によって、日本軍兵士60万人余りはソ連の捕虜とされ(この中には、現在南北朝鮮・中国・日本に暮らす朝鮮人も含まれていました)、極寒のシベリアで飢餓・過酷な強制労働を強いられ6万人以上が悲惨な死をとげ、生きて帰った人々にも深い精神的・肉体的な後遺症が残されたそうです。
 石元さんらは、日本政府にシベリアでの強制労働の未払い賃金の支払いを求めて(南方からの帰還者には労働証明書に対する未払い賃金が支払われている)長い裁判を闘っていましたが、最終的に1997年に最高裁で退けられました。しかしその後も、“国はその責任をとらなければならない!”と、「真相究明」「謝罪と補償」「教科書への記載」などを要求しています。

 石元さんらが侵略戦争に動員されていったのは20代前半、今のその年代の若者たちはほとんどその体験を知らないでしょう。でも、侵略戦争を求めた資本・権力者は生き延び、戦争責任をとらず、石元さんたちの要求を切り捨て続けています。そして、その資本・権力者が、今の若者たちの生きる権利をも切り捨て始めているのです。「9条を変えろ!」は、その同じ資本・権力者の叫びです。1929年を上回る世界金融恐慌の危機にのたうち、再び「戦争」を求めているのです。でも、「生きさせろ!」「生きてやる!」という今の若者たちは、決して資本・権力者の言いなりにはならないでしょう。今度は、労働者市民の大反乱がきっと起こるにちがいありません。

 隣の韓国では、中学生・高校生から始まった米国産牛肉輸入全面開放反対デモが、生活に必要な水・電気、教育・医療の民営化反対の怒りと結びつき、一気に李明博政権打倒!につき進んでいます。市民の直接行動は止まりません。6月1日午前、警察が市民を解散させるために「私たちと交渉する市民代表は、前に出てきてくれ」という放送をしたら、市民は「私たち全員がみんな市民で、代表だ」と言って前に出たそうです。涙が出るほど感動的な光景です!
画像


9条を変えるな!百万人署名運動も、「私たちこそ社会の主人公!」という気概に燃えてがんばるぞ!事務局Sの決意でした。







↑このページのトップヘ