3月20日のイラク戦争開戦から5周年を前後して、全世界で15日~20日にかけてイラク反戦デモが闘われた。15日にはイギリス・ロンドンで4万人が参加し、「イラク・アフガニスタンからの撤退」を掲げ、国会議事堂に向けてデモを行った。この行動は、開戦時に100万人を集めて以来の大規模な行動として報道された。
アメリカでは3月15日、ANSWER連合(Act Now to Stop War & End Racism)主催のロサンゼルス市ハリウッドでの集会に数万人が参加した。この日はほかにカナダ(20の都市)、オーストラリア、デンマークなどでも集会デモが闘われた。(下の写真は、上からアメリカ・ロサンジェルス、韓国・ソウル、スペイン・マドリード)
日本では16日、全国10数カ所で集会やデモが闘われた。東京では青年労働者・学生が中心になったワーカズ・アクションが主催する「イラク反戦5周年 労働者の団結が戦争を止める! ブッシュも福田もぶっ倒せ! 3・16全世界一世デモ」が開催され、代々木公園に1350名が集まった。「イラク戦争を止めよう」「戦争と民営化に反対しよう」「労働運動の力で革命を起こそう」と呼びかけて渋谷をデモした。デモが渋谷駅前のスクランブル交差点にさしかかった時、警察機動隊が突如デモ隊に襲いかかり、4人の青年労働者を不当逮捕した。黒山の群集の中からも怒りの叫びが上がった。
集会では「労働者が胸をはって歩いていける世の中をつくる。闘いこそ生きる道だ!」(動労千葉・田中委員長)、「この間の都教委を追い詰めた闘いで、職場が変わりつつある」(根津公子さん)、「資本家が一番恐怖しているのは労働運動の階級的爆発だ。私たちの存在そのものが力だ!」(医療労働者の基調報告)、「息子への弾圧が私を同志にした」(3・9で逮捕された青年労働者のお母さん)など、魂を揺さぶるような発言が相次いだ。
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