満面の笑みの根津さんです。
とは言っても、停職6ヶ月の不当処分、そして嫌がらせの職場異動とのこと、許せません!!
でも、解雇覚悟で「死刑台に一歩一歩上がっていく思いだった」という根津さんにとっては、「免職!」を出させなかったことは、ヤッター!!です。
今年の卒業式での「君が代」不起立者への処分が、今日、東京都の研修センターで発令されましたが、根津さんだけ別で、何と根津さんが勤務する学校へ都教委職員が直接赴いての発令でした。処分書を受け取りにいくとき、同僚が5人も一緒についてきてくれたそうで、きっと都教委職員も圧倒されたでしょう。
午後1時30分から水道橋の研修センター前には、処分発令に呼び出された教職員人激励と不当処分に抗議するため、都高教の有志、東京教組・多摩教組、市民など200名余が集まりました。
なぜか、いつもは10人くらい出ていた都教委職員が、今日は1人だけ。どうしてかな?
午後3時30分からは近くの全水道会館へ。4者(予防訴訟をすすめる会、被処分者の会、被解雇者の会、不採用撤回を求める会)卒・入学式対策本部が主催の総括集会と記者会見が行われました。
報告によると、今回の卒業式での不起立・退席者への処分者は全部で20人。内訳は、小中3人[減給1/10(1ヶ月)1、戒告2]、障がい児学校2人[停職6ヶ月2]、高校15人[減給1/10(1ヶ月)6,減給1/10(6ヶ月)2,戒告7]。うち今回初めての不起立者は半数近い9人だったそうです。すごい!
前回、停職3ヶ月の不当処分だった河原井さんへの処分は、停職6ヶ月。本当に許せなーい!!でも、河原井さんは「私は若者とつながりたい、必ず変わる日がくる」と明るく語られました。
記者会見には、途中から根津さんも合流。根津さんは「トレーナーの件での事情聴取以来2ヶ月、連日のたたかいだった。動き続けたことで、世論も動いてくれた。署名も12万筆を超えた。海外からも都教委へ抗議が届いた。マスコミも取り上げた。全部が重なって、都教委は私をクビにすることはできなかった。大勢の力が動けば、変えられる!」と勝利感をもって語りました。
根津さん、よくがんばりました!
根津さんとともにたたかいぬいた全国の仲間とともにカンパーイ!