以下、11・4日比谷大集会に参加された方からの報告と感想を掲載します。
11月4日東京(日比谷野外音楽堂)で行われた国際連帯の労働者集会には、韓国やアメリカ、ビルマ、クルド、イランなど国内外から5700人が参加されました。
オープニングは、まよなかしんやさんの元気いっぱいのギターと歌ではじまり、会場は冒頭から熱気につつまれました。
開会は、主催者を代表して全国金属機械港合同から「グローバリズムに対して国際連帯でたたかおう」とあいさつ。その後、弁護士や三里塚反対同盟などからの連帯のあいさつ、韓国(20人ほどが登壇)、アメリカ(10人ほどが登壇)からの発言、沖縄高教組委員長・松田寛さんからのメッセージ、百万人署名運動事務局長・西川さんからの連帯あいさつ、「君が代不起立」の教員・根津君子さんからのアピール、11・4アピール、国鉄労働者からの解雇撤回に向けた発言、青年労働者からの元気な職場でのたたかいのリレーアピールなどなど、盛りだくさんのとても充実した集会となりました。
「国境を越えて、労働者は一つ、労働者は団結すれば世の中変えられる」
韓国やアメリカからの労働者の発言は、あらためて労働者の力を確信させ世の中の変革の展望を示すものでした。
その他、印象に残った発言の中から二つ紹介します。
ビルマ、クルド、イランから100人ほどの人が登壇されました。
「みなさん、平和をつくれるのは労働者だけです。人は5人以上集まると解放される。ビルマの軍事政権を支持しているのは日本の政府。民主化を止めているのは日本のODAです。みなさん、とめてください!」
東京西部ユニオンの青年労働者の発言。
「うちの会社は小さい会社です。就業規則も有給もない。賃金カットがあり抗議した。その後解雇通告。ユニオンに加入して解雇を撤回させた。昨年12月ボーナスが8割カットされた。不当労働行為として労働委員会に申し立てしてたたかっている。6月の団交で、有給あることを知らせよと要求。会社側から、オマエがヤレといわれ、7月の全体ミィーティングで全体に有給の権利を説明した。全従業員が感動してよろこんだ。8月に3日間の有給をとった。職場の主人公は我々労働者だ。仲間を増やし、団結して世の中を変えてゆこう。自分も1年前は、スタンドの中に座っていた労働者のの一人。1年後この壇上にあがって、職場報告をしている。あきらめないで共にがんばろう」
こうしたたたかいがたくさんの職場で実現できれば、きっと世の中が変わる、そして、憲法の改悪や戦争への道も止めれる力にきっとなってゆく、そう思いました。
デモムービー(必見です!!)
集会終了後、都心デモにでました。銀座の大通りが、道路いっぱいに5700人ものデモ隊列でうまり、交通が全面ストップして、さながら解放区と化しました。途中、通行人の中からデモに飛び入り参加された人もかなりいました。また、デモ隊に、「がんばって」と真剣な、期待をこめたまなざしで、声をかけていかれた通行人(60代くらいの男性)もいました。とても解放感に満ちた爽快なデモでした。
★インターネット新聞「ジャンジャン」http://www.janjan.jp/index.php
に記事が掲載されていました。
http://www.news.janjan.jp/area/0711/0711055211/1.php
http://www.news.janjan.jp/area/0711/0711045167/1.php
<連帯メッセージ>
西川重則(とめよう戦争への道!百万人署名運動・事務局長)
皆さん、ようこそ東京へ。国内から国外から多くの方が集まり、文字どおり国際連帯の戦いを確認し、新しい前進をするすばらしい集会に参加することができ、深い感動を覚えています。
百万人署名運動は、「とめよう戦争への道!」を合言葉に、十年前の1997年9月22日に発足しました。その翌日、日米政府は、戦争を想定した日米新ガイドライン(防衛協力の指針、War Manualと呼ばれる)を決定しました。その中で日米両国は「武力による安全保障」を公然と宣言したのです。それは、侵略・加害の歴史をくり返した日本が再び同じ道を歩まないことを「戦争放棄、軍備及び交戦権の否認」という歴史的宣言とした日本国憲法第九条を踏みにじる宣言でした。
そのような反憲法的政治状況が強まる中で、有事立法やイラク戦争、沖縄新基地建設や憲法改悪に反対して私たちは闘い続けてきました。百万人署名運動が結成以来モットーにしているのは次のことです。
一、小異を残し、大同に就くこと。巨大な国家権力が戦争のできる国・社会をつくろうとしている現状を直視し、一人ひとりの思想・信条を大切にし、ひとりで戦い、そして共に戦うことが不可避・不可欠であるからです。
二、戦争は答えではない、それが歴史の教訓である。第一次世界大戦、第二次世界大戦、どの戦争も民衆に多大な犠牲を強いてきました。労働者・市民・学生にとって「戦争」は答えではないのです。アメリカがアフガン・イラクでの無差別戦略爆撃をくり返し、憎しみを増幅していることは周知の通りです。
三、民衆の国際連帯で戦争阻止を。「究極的には、民衆のみが戦争を止めることができる。Ultimately,Only the people Can Stop the War.」という訴えに私たちは共感して署名運動を進めています。私たちの取り組みは、究極的に、戦争を止め、地球の平和の創造に資すると確信しています。国境を越えた民衆の連帯が戦争を阻止する道です。
日本の労働者民衆は、明文改憲を宣言していた安倍内閣を倒しました。しかし替わった福田内閣も、憲法改悪と戦争に向かっています。「とめよう戦争への道!」の戦いは、いよいよこれからです。沖縄県民大会の成功に続いていきましょう。
新テロ特措法案(補給支援特措法案)を葬り去り、自衛隊の全面撤退をかちとりましょう。
パトリオット3配備など米軍再編を粉砕しましょう。
「九条を変えるな!」をキーワードにして、戦争絶対反対の百万人署名運動を全国各地で粘り強く展開していきましょう。
9条改憲反対署名の100万筆達成のために、今日お集まりの皆さんが、職場・地域で共に戦ってくださることを心からお願いして、連帯の挨拶とします。
☆11・4集会実の報告ページhttp://www.geocities.jp/nov_rally/07114/houkoku/114.htm
☆同連帯アピールの報告ページhttp://www.geocities.jp/nov_rally/07114/houkoku/rentai.htm
11月4日東京(日比谷野外音楽堂)で行われた国際連帯の労働者集会には、韓国やアメリカ、ビルマ、クルド、イランなど国内外から5700人が参加されました。
オープニングは、まよなかしんやさんの元気いっぱいのギターと歌ではじまり、会場は冒頭から熱気につつまれました。
開会は、主催者を代表して全国金属機械港合同から「グローバリズムに対して国際連帯でたたかおう」とあいさつ。その後、弁護士や三里塚反対同盟などからの連帯のあいさつ、韓国(20人ほどが登壇)、アメリカ(10人ほどが登壇)からの発言、沖縄高教組委員長・松田寛さんからのメッセージ、百万人署名運動事務局長・西川さんからの連帯あいさつ、「君が代不起立」の教員・根津君子さんからのアピール、11・4アピール、国鉄労働者からの解雇撤回に向けた発言、青年労働者からの元気な職場でのたたかいのリレーアピールなどなど、盛りだくさんのとても充実した集会となりました。
「国境を越えて、労働者は一つ、労働者は団結すれば世の中変えられる」
韓国やアメリカからの労働者の発言は、あらためて労働者の力を確信させ世の中の変革の展望を示すものでした。
その他、印象に残った発言の中から二つ紹介します。
ビルマ、クルド、イランから100人ほどの人が登壇されました。
「みなさん、平和をつくれるのは労働者だけです。人は5人以上集まると解放される。ビルマの軍事政権を支持しているのは日本の政府。民主化を止めているのは日本のODAです。みなさん、とめてください!」
東京西部ユニオンの青年労働者の発言。
「うちの会社は小さい会社です。就業規則も有給もない。賃金カットがあり抗議した。その後解雇通告。ユニオンに加入して解雇を撤回させた。昨年12月ボーナスが8割カットされた。不当労働行為として労働委員会に申し立てしてたたかっている。6月の団交で、有給あることを知らせよと要求。会社側から、オマエがヤレといわれ、7月の全体ミィーティングで全体に有給の権利を説明した。全従業員が感動してよろこんだ。8月に3日間の有給をとった。職場の主人公は我々労働者だ。仲間を増やし、団結して世の中を変えてゆこう。自分も1年前は、スタンドの中に座っていた労働者のの一人。1年後この壇上にあがって、職場報告をしている。あきらめないで共にがんばろう」
こうしたたたかいがたくさんの職場で実現できれば、きっと世の中が変わる、そして、憲法の改悪や戦争への道も止めれる力にきっとなってゆく、そう思いました。
デモムービー(必見です!!)
集会終了後、都心デモにでました。銀座の大通りが、道路いっぱいに5700人ものデモ隊列でうまり、交通が全面ストップして、さながら解放区と化しました。途中、通行人の中からデモに飛び入り参加された人もかなりいました。また、デモ隊に、「がんばって」と真剣な、期待をこめたまなざしで、声をかけていかれた通行人(60代くらいの男性)もいました。とても解放感に満ちた爽快なデモでした。
★インターネット新聞「ジャンジャン」http://www.janjan.jp/index.php
に記事が掲載されていました。
http://www.news.janjan.jp/area/0711/0711055211/1.php
http://www.news.janjan.jp/area/0711/0711045167/1.php
<連帯メッセージ>
西川重則(とめよう戦争への道!百万人署名運動・事務局長)
皆さん、ようこそ東京へ。国内から国外から多くの方が集まり、文字どおり国際連帯の戦いを確認し、新しい前進をするすばらしい集会に参加することができ、深い感動を覚えています。
百万人署名運動は、「とめよう戦争への道!」を合言葉に、十年前の1997年9月22日に発足しました。その翌日、日米政府は、戦争を想定した日米新ガイドライン(防衛協力の指針、War Manualと呼ばれる)を決定しました。その中で日米両国は「武力による安全保障」を公然と宣言したのです。それは、侵略・加害の歴史をくり返した日本が再び同じ道を歩まないことを「戦争放棄、軍備及び交戦権の否認」という歴史的宣言とした日本国憲法第九条を踏みにじる宣言でした。
そのような反憲法的政治状況が強まる中で、有事立法やイラク戦争、沖縄新基地建設や憲法改悪に反対して私たちは闘い続けてきました。百万人署名運動が結成以来モットーにしているのは次のことです。
一、小異を残し、大同に就くこと。巨大な国家権力が戦争のできる国・社会をつくろうとしている現状を直視し、一人ひとりの思想・信条を大切にし、ひとりで戦い、そして共に戦うことが不可避・不可欠であるからです。
二、戦争は答えではない、それが歴史の教訓である。第一次世界大戦、第二次世界大戦、どの戦争も民衆に多大な犠牲を強いてきました。労働者・市民・学生にとって「戦争」は答えではないのです。アメリカがアフガン・イラクでの無差別戦略爆撃をくり返し、憎しみを増幅していることは周知の通りです。
三、民衆の国際連帯で戦争阻止を。「究極的には、民衆のみが戦争を止めることができる。Ultimately,Only the people Can Stop the War.」という訴えに私たちは共感して署名運動を進めています。私たちの取り組みは、究極的に、戦争を止め、地球の平和の創造に資すると確信しています。国境を越えた民衆の連帯が戦争を阻止する道です。
日本の労働者民衆は、明文改憲を宣言していた安倍内閣を倒しました。しかし替わった福田内閣も、憲法改悪と戦争に向かっています。「とめよう戦争への道!」の戦いは、いよいよこれからです。沖縄県民大会の成功に続いていきましょう。
新テロ特措法案(補給支援特措法案)を葬り去り、自衛隊の全面撤退をかちとりましょう。
パトリオット3配備など米軍再編を粉砕しましょう。
「九条を変えるな!」をキーワードにして、戦争絶対反対の百万人署名運動を全国各地で粘り強く展開していきましょう。
9条改憲反対署名の100万筆達成のために、今日お集まりの皆さんが、職場・地域で共に戦ってくださることを心からお願いして、連帯の挨拶とします。
☆11・4集会実の報告ページhttp://www.geocities.jp/nov_rally/07114/houkoku/114.htm
☆同連帯アピールの報告ページhttp://www.geocities.jp/nov_rally/07114/houkoku/rentai.htm