川添@事務局です。東京北部地域連絡会の皆さんと一緒に労組回りキャラバンをやりました。7月19日(木)と7月26日(木)の二日間ですが、少し報告します。
19日は北部連絡会代表のGさんと練馬のKさんと3人で練馬区内を、26日はGさんとOさんとFさんと4人で板橋区内と北区内を回りました。
練馬区は19ヶ所の労組を訪問しました。26日は15ヶ所19労組を訪問しました。アポなしの訪問ですが、軽のバン(キャラバンのバナーを貼ったもの)に乗って次々と訪問するので結構回れました(午前10時~午後5時位)。二日間で34ヶ所を回れました。
対象は清掃、高校、区役所、郵便局、水道、医療機関、民間の交通関係などです。清掃や高校はとくに反応がよく、9条署名を取り組んでくれそうな感触がありました。
去年と違う特徴がありました。一つは郵便局です。去年の9月キャラバンでは各局のJPUの組合室まで訪問できましたが、今回はまったく行けませんでした。管理職が出てきて対応し、いろんな理由を付けて会わせません。板橋郵便局では「労組があるかないかも言えない」などとふざけた対応でした。これも10月1日の郵政民営化実施に向かっての激しい反応だと思いました。
もう一つはある高校での事務室長の対応です。事務室受付で「教職員組合の分会の役員の方にお会いしたいのですが…」と言うと、大半の高校ではその先生に電話連絡をとってくれるのですが、その高校では「公務に専念する義務がありますので、組合活動に関わることは公務中には連絡できません」と事務室長が言ってきました。
そんな対応は他の高校ではやっていない、私的なことは面会連絡をとっても、労組的なことは駄目というのは憲法違反ではないのか、などなどみんなで抗議していると、その事務室長は、自分も都庁の組合員だ、しかし今の立場として公務に忠実になれとしか言えない、そういう時代だからしょうがないと少し目を赤くして言ってきました。そんなことはない、都知事や都教委がおかしい、闘って現状を変えるべきだと話したら分会関係の先生に連絡をとってくれました。労働運動の現状の一面を鋭く示した出来事だったと感じました。
たった二日間の「労組回りキャラバン」でしたが、新しく立ち上がった連絡会の皆さんと活動できたこと、昨秋との変化を感じることができたこと、闘いはこれからだということが実感できました。以上、報告でした(~_~)/