許すな!憲法審査会

「とめよう戦争への道!百万人署名運動」ブログを改めて、改憲の憲法審査会動向をお伝えしていきます。百万人署名運動は、「改憲・戦争阻止!大行進」運動に合流しました。

2007年03月

 3月28日午前、ホテル日航新潟で衆議院憲法調査特別委員会の地方公聴会が行なわれました。開始1時間前の8時40分から会場前で抗議行動が行なわれ、平和運動センターや県労連、そして私たち百万人署名運動に結集する150名の労働者、市民が駆けつけました。横断幕・ノボリ旗・組合旗を林立させ、宣伝カーを使った大宣伝行動となりました。「9条改悪反対」「安倍打倒」のボードを用意し、通勤する車や歩行者に大々的にアピール。会場にバスで入る国会議員にも、しっかりと訴えることができました。また、百万人署名運動と新潟YWCAは特別委員会に対して、廃案・慎重審議を求めて請願を行ないました。

 9時40分から始まった、新潟公聴会の陳述人は4名。自民党推薦の大学助教授、民主党推薦の弁護士会会長、共産党推薦の元大学教授、社民党推薦の大学教授。陳述人うち3名は「慎重審議」「法案の問題性」を訴え、3:1で反対派の圧勝(会場の外では当然“不戦勝”)。特に最低投票率を設けるべきの意見があいつぎました。自民党の委員は「投票率が低いという前提で最低投票率の規定をというのは、国民に対して失礼な議論」と反論を試みましたが、社民党の辻元委員から「国民投票に参加しないという意思表示も認めるべき」と反論され、グーの音も出ませんでした。

 採決のアリバイ作りのための公聴会に、会場内外で廃案を求める声が呼応する形になりました。民意とあまりにもかけ離れた国会審議にあきれるばかりです。

 特に印象に残ったのは、百万人署名のパンフレットを食い入るように読む組合員が多数いたことと、抗議行動後の繁華街での街宣で国民投票法案を説明すると「本当ですか!」と驚く人が多かったことです。国民投票法案の問題性がいまだ認識されていません。もっと大宣伝を行ない、国民投票法案を廃案にしましょう。

(とめよう戦争への道!百万人署名運動・新潟 山口)

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「集会デモの案内」を更新してあります。詳しくは→http://www2u.biglobe.ne.jp/~hyakuman/inf.htmlへ。未掲載のものがあれば、メールmillion@mqc.biglobe.ne.jpまたはFAX03-5211-5415へお知らせ下さい。

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きょうは「全国通信」最新号の発送作業です。でも、各地に届くのは日曜日か月曜日になりそうです。よろしくお願いします。

 画像今日は朝9時から、衆議院憲法調査特別委員会の中央公聴会が国会内で行われました。朝9時に国会前に到着すると、すでに「9条改憲阻止の会」の皆さんがハンスト座り込みの準備をされていた。さすが手際良い!しかもポール立て台など最新兵器登場でスゴイ!しばし感動。警備の警察がウロウロしやたらうるさい。その時座り込み第一声、「国会前のこの管理されてる感じは良くない。われわれのハンストでこの空気を変えてやろう!そして全国に発信し、改憲への流れを変えよう!」と、さすが60年安保全学連!とまたもや感動。
 百万は朝9時~午後2時まで座り込みました。今日は、世田谷の会、北部の賛同人の方や「障害者」解放をたたかう仲間が座り込みに参加、西川事務局長も傍聴の合間を縫って座り込みに参加しました。

画像 昼休み衆議院議員面会所で行われた集会で、午前中の中央公聴会の報告がありました。公明党の公述人の江橋崇氏(法政大学教授)も、最低投票率の必要性にふれたり、「急ぐべきだが拙速はいけない」と言い、3人の公述人とも徹底審議が必要だということで共通していたとのことでした。社民党の辻元議員は「この法案はそもそも本末転倒。主権者の人権を保障すべき国が主権者の権利を抑圧している。首相が国会審議に口を出して3権分立をぶちこわしている。」と指摘し、これらの挑戦に屈せずはね返そうと訴えました。
 今後の動きとしては、3月28日(水)に地方公聴会。午前9時40分~11時40分、会場はホテル日航新潟。午後4時~6時、会場はホテルニューオオタニ大阪。その翌日29日に、特別委員会を開催したいと言ってきている。この間に与党が修正案を出してくるのではないかとのこと。さらに4月5日(木)9時から再度中央公聴会が入った。与党は4月12日(木)に特別委員会採決、13日(金)に衆議院本会議採決、と言っているそうです。4月5日の中央公聴会の一般公述人の募集がされているそうです。多ければ多いほど反対の声が強いということをしめすことができるのでできるだけ応募してほしいと呼びかけられました。詳しくは衆議院憲法調査特別委員会のホームページを見てください。とのことです。
 

 画像今日は、WORLD PEACE NOW 3.21に参加しました。「改憲投票法案反対リーフ」をみんなに読んでもらいたい!と集会開始1時間半前に日比谷野音に到着。ちょっと早過ぎたようでしたが…。しばらくすると参加者も集まりだし、昨日国会前でお会いした方たちや百万の賛同人の人たちとも挨拶しながら、会場入口で改憲リーフを撒きながら署名も集めました。

 画像集会では、奈良本英佑さん(法政大学教授)、郡山総一郎さん(ジャーナリスト)、藤屋リカさん(JVC)からイラクの現状についての報告がありました。ほかに、加藤泉さん(神奈川県平和運動センター事務局長)から原子力空母横須賀母港化反対の住民投票運動について、櫛渕万里さん(ピースボート事務局長)からは「9条世界会議」についてのアピールなどがありました。「イラクの人々は日本の憲法9条についてよく知っている。9条の重要性を痛感した。戦争で壊されたものは元には戻らない。一つでも戦争をとめるために行動しよう」(郡山さん)、「“援助”だけでは問題は解決しないと思い知らされる。戦争を起こす大元をとめなくてはいけない」(藤屋さん)など心に残りました。集会参加者は2000人と発表されましたが、半分以上が平和フォーラム参加の労組の人たちでした。
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 画像今日は、60年安保闘争世代の皆さんの国会前座り込み行動に合流して、百万人署名運動も午前10時~午後3時まで座り込みを行いました。神奈川県連絡会、東京・杉並連絡会、南部連絡会、遠くは広島県連絡会からの参加がありました。広島のIさんはこの日の座り込み参加のため、18日の日比谷野音の集会から帰らず東京に残っておられたそうです。ハンスト突入集会で広島の思いを語られていました。全体で延べ100名くらいの人が座り込みに参加しました。

 今日は風が冷たいけれど真っ青な空に白い雲が浮かぶ晴天でした。国会前は朝から「9条改憲を止めるぞ~」という空気がモクモクと漂っていました。午前10時、すでに国会前(というか本当は裏側にあたるのですが…)はズラリと携帯イスが並べられ、その中央に「9条改憲阻止の会」の皆さんが座り込んでいました。携帯イスは11時から座り込み予定の年金者組合など「憲法改悪反対共同センター」の皆さんたちのものでした。他に「闘う闘争団」のハンストも行われていて、今日の昼の国会前はとてもにぎやかでした。
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