12月22日(土)に、東京北区・北とぴあ(さくらホール)で「立たないとクビッ!?改悪教育基本法の実働化をとめよう!12・22全国集会」が開かれました。4年前、教基法の改悪に反対する全国闘争を呼びかけた4人(大内裕和さん・小森陽一さん・高橋哲哉さん・三宅晶子さん)が、「日の丸・君が代」被処分者のたたかい支援と、改悪教基法とのたたかいを全国に呼びかけたのです。広々とした大きな会場でしたが850人も参加し、大盛況でした。
集会冒頭に、9.29沖縄県民大会成功に向けてたたかいぬいた沖縄県高教組書記長の福元さんからのアピールがありました。3月30日に文科省の検定結果が発表されてから、これは大変だと組合で学習会や抗議集会を持ったこと、県民に広く知らせていこうとその一環として議会での意見書採択をめざしたこと、そのために各市町村議会を回り一生懸命検定内容を説明したことなどを聞き、こういうたたかいがあって初めて沖縄の41全市町村での撤回要請意見書が実現したのだなあと頭が下がる思いでした。マスコミも新たな証言など全力で報道しました。子どもたちは新聞報道で知ったことや立ち上がる教師・大人の姿を見て考え、県民大会に参加していったのです。「相手が国だからこそ、間違っていることには私たち一人一人が声をあげ、行動し、その暴走をとめること、これが大事だと思う。」福元さんが最後に言った言葉が心に残りました。
たたかいの報告は、京都・埼玉・大阪・北海道、そして東京各地と続きました。そして、根津さん・河原井さんが登壇。根津さんは「3ヶ月後に、立たないとクビにされそうな根津公子です。」と自己紹介しました。そして、最後に「不起立をゼロにしないたたかいが必要、3ヶ月後、みんなで不起立・不伴奏をしましょう!」と呼びかけました。河原井さんも「改悪教基法の実働化を許さない、君が代解雇を阻止する、この力は、大同団結、共闘の輪を広げていくことだ。」と共闘を呼びかけました。また、根津さんの教え子Tさんは「根津先生は常に私たちに、自分の頭で考えて自分が正しいと思ったことをやりなさい、と言っていた。今の教育に必要な先生です。来年の3月で解雇させてはならない!」と訴えました。「希望は生徒」の根津さんが目を細めて幸せそうでした。
4人の呼びかけ人のお話しは、さすがそれぞれいいことを言うなあと感心しました。最後に大内裕和さんが発言に立ちました。「改悪教基法を、日本国憲法と子どもの権利条約の活用によって実働化させない事は、運動の力があればいくらでも可能です!」「生存ギリギリの状況で生活する若者が、生きさせろ!と声をあげ始めた。彼らは、格差と貧困が労働者の自己責任ではなく、政府・財界など支配層によって意図的に作りだされたものであることを明らかにした」「教基法改悪反対闘争は、運動の力によって憲法改悪のスケジュールを送らせ政府を追い込んだ。その闘争を牽引してきたのが『日の丸・君が代』強制に反対してきた現場教職員です。彼らを見捨てることは絶対にしてはなりません!」「問われているのは労働組合の根本です。労働者が自分の信念に従って行動した結果解雇されることに反対できない労働組合は、その役割を放棄していると言われても仕方がないでしょう!」 大内節は健在だったあ!!
集会冒頭に、9.29沖縄県民大会成功に向けてたたかいぬいた沖縄県高教組書記長の福元さんからのアピールがありました。3月30日に文科省の検定結果が発表されてから、これは大変だと組合で学習会や抗議集会を持ったこと、県民に広く知らせていこうとその一環として議会での意見書採択をめざしたこと、そのために各市町村議会を回り一生懸命検定内容を説明したことなどを聞き、こういうたたかいがあって初めて沖縄の41全市町村での撤回要請意見書が実現したのだなあと頭が下がる思いでした。マスコミも新たな証言など全力で報道しました。子どもたちは新聞報道で知ったことや立ち上がる教師・大人の姿を見て考え、県民大会に参加していったのです。「相手が国だからこそ、間違っていることには私たち一人一人が声をあげ、行動し、その暴走をとめること、これが大事だと思う。」福元さんが最後に言った言葉が心に残りました。
たたかいの報告は、京都・埼玉・大阪・北海道、そして東京各地と続きました。そして、根津さん・河原井さんが登壇。根津さんは「3ヶ月後に、立たないとクビにされそうな根津公子です。」と自己紹介しました。そして、最後に「不起立をゼロにしないたたかいが必要、3ヶ月後、みんなで不起立・不伴奏をしましょう!」と呼びかけました。河原井さんも「改悪教基法の実働化を許さない、君が代解雇を阻止する、この力は、大同団結、共闘の輪を広げていくことだ。」と共闘を呼びかけました。また、根津さんの教え子Tさんは「根津先生は常に私たちに、自分の頭で考えて自分が正しいと思ったことをやりなさい、と言っていた。今の教育に必要な先生です。来年の3月で解雇させてはならない!」と訴えました。「希望は生徒」の根津さんが目を細めて幸せそうでした。
4人の呼びかけ人のお話しは、さすがそれぞれいいことを言うなあと感心しました。最後に大内裕和さんが発言に立ちました。「改悪教基法を、日本国憲法と子どもの権利条約の活用によって実働化させない事は、運動の力があればいくらでも可能です!」「生存ギリギリの状況で生活する若者が、生きさせろ!と声をあげ始めた。彼らは、格差と貧困が労働者の自己責任ではなく、政府・財界など支配層によって意図的に作りだされたものであることを明らかにした」「教基法改悪反対闘争は、運動の力によって憲法改悪のスケジュールを送らせ政府を追い込んだ。その闘争を牽引してきたのが『日の丸・君が代』強制に反対してきた現場教職員です。彼らを見捨てることは絶対にしてはなりません!」「問われているのは労働組合の根本です。労働者が自分の信念に従って行動した結果解雇されることに反対できない労働組合は、その役割を放棄していると言われても仕方がないでしょう!」 大内節は健在だったあ!!