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 一昨日(4/11)、最高裁は、立川テント村のメンバーが自衛隊官舎に「イラク派兵反対」ビラを配ったことに対し、「住居侵入罪」であるとの有罪判決を下しました。この判決は、反戦を闘う労働者市民への見せしめ的暴挙であり、絶対に許すことはできません。
 この反動判決が明らかにしたことは何でしょうか。それは、日本の権力者がますますイラク戦争に参加していこうとしていることであり、そのためには、反戦運動を力づくでもつぶしていくという意志の表明です。最高裁もその一環であるということです。民衆の人権を奪っておいて、何が「法の番人」か! これら権力者への怒りを心底から燃やし、全力ではね返していきましょう!
 しかし又、この反動判決は、自衛官がイラク戦争反対派と接触することへの権力者の恐怖の大きさも示しています。政府は、自衛官とその家族がイラク戦争を「国際貢献」ではなく、「侵略戦争だ」と考えたりしないよう必死だということです。
 イラク戦争は、アメリカなど帝国主義の石油略奪戦争です。すでに5年、イラク民衆は膨大に虐殺され、アメリカの貧しい労働者も有無もなく戦争に動員され犠牲になっています。こんなことを続けて生き延びようとする帝国主義は絶対に許せない! 世界中でこの情況を変えよう!とたたかいが沸き起こっています。そして、これは、ワーキングプアの“生きさせろ!”の叫び・たたかいと一体です。

 私たちは、こんな弾圧や脅しに屈しません。ビラまきや街頭署名をこれからもどんどんやります。戦争に反対して闘うことは、人間としての生きる権利だ!皆さん、団結して闘っていきましょう。こんな社会を変えていきましょう!