今日の午後、JR水道橋駅近くで、明日(11/22)の「裁判員制度は廃止を!集会と銀座デモ」のビラまきをしました。「裁判員制度はんたい!」のプラカードを見て、多くの人がビラを受け取っていきました。とくに普段あまりビラを受け取らない背広姿の若いサラリーマンが多かったのが印象的でした。また、「ビラをください」と向こうから受け取りに来る人もけっこういて、政府公報やNHKの宣伝キャンペーンも始まったということで、多くの人が疑問や不安を持っているとを感じました。
 11月16日の朝日新聞の朝刊に「裁判員制度のお知らせ」(政府公報)が挟み込まれていました。おそらく全新聞の朝刊に入っていると思います。見出しは「裁判員になる可能性のある方に、今月末から通知が届きます!」です。その中で、裁判員候補者名簿の作成については「選挙権のある人の中から、毎年くじ引きで選ぶ」と書いてあります。そして、仕事を理由に辞退できるか?については「重大な支障が生じるおそれがあると認められる場合には、辞退できる」、理由を聞いて総合的に判断するとあります。ということは「重大な支障」かどうかを決めるのは本人ではないのです!もし、裁判所に辞退できないと判断されたが本人にとってはとても重要で「出頭」しなかったら?それは「10万円以下の罰金」と裁判員法には書いてあるのですが、政府公報にはそういうことは一言も書いてありません。

画像

 その他いろいろ問題のある裁判員制度です。ぜひ、高山俊吉弁護士のインターネットラジオから【裁判員制度】のところをお聞きください→http://www.takayama-law.com/radio.html
 そして、明日の裁判員制度を廃止へ!の銀座デモで、さらに多くの人々に問題点を訴えていきましょう!