広島からの報告です。* * * * *
広島初の裁判員裁判が11月9日(月)から広島地裁で行われました。第一日目、百万人署名運動の抗議行動への呼びかけに21名が大結集。この日はわざわざ裁判員はいらなインコちゃんも駆けつけてくれ、朝からにぎやかにビラまき・マイク宣伝・署名集めを行いました。
各地と同様に、8時頃からマスコミが押し寄せてきます。裁判員候補者と思われる人たちを見つけてはインタビューの人垣ができます。私たちもその輪に入って、候補者の思いを聞く事ができました。また、候補者の人がビラを受け取り署名にも応じてくれます。「辞退できる理由がなかったから」「本当は来たくなかった」「選ばれたくない」という思いの方は、今回も多くおられました。
今回は呼び出し状が110名に出され、その内29人は辞退が「許され」ました。その辞退者を除く51人にさらに呼び出し状が出され、48名が出頭に応じました。候補者として呼び出された複数の人にお金のことを尋ねると、「後で口座に振り込まれるそうで、口座番号などを聞かれました。だから交通費も書類に書きました。」とのことでした。「出頭しなければ罰金だ」と言っておきながら、あらかじめ交通費を支給するわけでもなく、いくら払うのかさえその日に明らかにしない。ある会社員に聞くと「上司と相談して仕事を休んで来たが、その休みが年休になるのか欠勤になるのか、給料についてどうなるのかもわからない。上司と裁判所が話しをしているかもしれないが・・・。もし選ばれて5日間拘束されると困るから、仕事も色々工夫してきた。それが無駄になるといえば無駄になる」というのです。本当に迷惑千万な話です。
最高裁のホームページを少し紹介します。「辞退できるかもしれない重大な仕事上の用件とはどういうものか」との質問への答えはなんと「株主総会」です。「子どもの受験があるから・・」という質問については「幼稚園や小学校の受験には保護者が必要かもしれないが」というのが答えです。高校受験や大学受験などは問題にもされていません。株主総会や幼稚園のお受験が問題になるような「お金持ち」の国民には個人の事情を斟酌しようというわけです。「市民感覚」が聞いてあきれます。
私たちの訴えやシュプレヒコールに注目が集まり、近所の労働者や通行する人や車から多くの人が何事かと耳を傾けています。わざわざバイクをとめて「私も反対だ。裁判員制度なんか取り入れるべきじゃない!」と憤慨の意を表明していく方などもおられました。裁判員制度に反対している弁護士も現れ、激励していってくれました。
途中、トイレのためゼッケンをとって裁判所に入りましたが、女子トイレの中では、職員の女性たちが裁判員制度のことで話題持ちきりです。「反対の人たちがいるから事前に警備を強化して、誰がどこに配置につくとか、綿密にやっていたよね」などと話しています。裁判員制度を導入するために、施設の中を変えたり、書類も膨大に増えています。裁判所の職員にとっても迷惑な話です。私たちは職員や弁護士に向かっても「共に反対の声をあげよう!」と訴えました。裁判所・裁判官に対しては「こんな、およそ『裁判』と呼べる代物ではないことを推進するなど許されない。最も人権を守るべきはずの裁判所が人権を踏みにじっている!」と弾劾の声を大きくあげました。(広島県連絡会 谷口)
広島初の裁判員裁判が11月9日(月)から広島地裁で行われました。第一日目、百万人署名運動の抗議行動への呼びかけに21名が大結集。この日はわざわざ裁判員はいらなインコちゃんも駆けつけてくれ、朝からにぎやかにビラまき・マイク宣伝・署名集めを行いました。
各地と同様に、8時頃からマスコミが押し寄せてきます。裁判員候補者と思われる人たちを見つけてはインタビューの人垣ができます。私たちもその輪に入って、候補者の思いを聞く事ができました。また、候補者の人がビラを受け取り署名にも応じてくれます。「辞退できる理由がなかったから」「本当は来たくなかった」「選ばれたくない」という思いの方は、今回も多くおられました。
今回は呼び出し状が110名に出され、その内29人は辞退が「許され」ました。その辞退者を除く51人にさらに呼び出し状が出され、48名が出頭に応じました。候補者として呼び出された複数の人にお金のことを尋ねると、「後で口座に振り込まれるそうで、口座番号などを聞かれました。だから交通費も書類に書きました。」とのことでした。「出頭しなければ罰金だ」と言っておきながら、あらかじめ交通費を支給するわけでもなく、いくら払うのかさえその日に明らかにしない。ある会社員に聞くと「上司と相談して仕事を休んで来たが、その休みが年休になるのか欠勤になるのか、給料についてどうなるのかもわからない。上司と裁判所が話しをしているかもしれないが・・・。もし選ばれて5日間拘束されると困るから、仕事も色々工夫してきた。それが無駄になるといえば無駄になる」というのです。本当に迷惑千万な話です。
最高裁のホームページを少し紹介します。「辞退できるかもしれない重大な仕事上の用件とはどういうものか」との質問への答えはなんと「株主総会」です。「子どもの受験があるから・・」という質問については「幼稚園や小学校の受験には保護者が必要かもしれないが」というのが答えです。高校受験や大学受験などは問題にもされていません。株主総会や幼稚園のお受験が問題になるような「お金持ち」の国民には個人の事情を斟酌しようというわけです。「市民感覚」が聞いてあきれます。
私たちの訴えやシュプレヒコールに注目が集まり、近所の労働者や通行する人や車から多くの人が何事かと耳を傾けています。わざわざバイクをとめて「私も反対だ。裁判員制度なんか取り入れるべきじゃない!」と憤慨の意を表明していく方などもおられました。裁判員制度に反対している弁護士も現れ、激励していってくれました。
途中、トイレのためゼッケンをとって裁判所に入りましたが、女子トイレの中では、職員の女性たちが裁判員制度のことで話題持ちきりです。「反対の人たちがいるから事前に警備を強化して、誰がどこに配置につくとか、綿密にやっていたよね」などと話しています。裁判員制度を導入するために、施設の中を変えたり、書類も膨大に増えています。裁判所の職員にとっても迷惑な話です。私たちは職員や弁護士に向かっても「共に反対の声をあげよう!」と訴えました。裁判所・裁判官に対しては「こんな、およそ『裁判』と呼べる代物ではないことを推進するなど許されない。最も人権を守るべきはずの裁判所が人権を踏みにじっている!」と弾劾の声を大きくあげました。(広島県連絡会 谷口)

