3月2日(火)から東京都立高校の卒業式が始まりました。卒業式当日に高校の門前で「日の丸・君が代」強制に反対するチラシを撒くことが恒例化してから既に6回目、今年もさまざまな団体が卒業生や保護者、教職員にチラシを撒いて、一緒に考えようと呼びかけています。「都教委包囲ネット」や、「大田市民の会」「練馬教育交流会」「板橋の会」など各地域の市民団体などが、今年も元気にビラ撒きをしています。また「労組交流センター」も教職員に向けて労働者の誇りと団結を取り戻そう!と訴えるチラシを撒いています。
私も、いくつかの学校でのビラ撒きに参加しました。門前でのビラ撒きに対して学校側は、どこでも、副校長などが出てきて「敷地内に入らないでください」「生徒には撒かないでください」と、この二言だけ型どおりに言ってきます。「言いましたからね」などといやらしく念押しをする人もいます。あとで都教委に報告するためでしょう。生徒たちの反応は学校によっていろいろですが、保護者はだいたい受け取ってくれます。都立高校の卒業式は「下町の高校」では、制服で卒業式に臨む卒業生が多いのに対して、「進学校」では振り袖・袴で臨むという学校が多いです。本当に格差を感じさせます。そして、後者の学校では教職員も卒業生もチラシの受け取りが悪いなあと感じるところが多いです。もちろんそうでない学校もありますが。
東京の学校は、石原都政の都教委支配の下、都教委包囲ネットのチラシにあるように、学校の状況が様変わりしています。校長が権力を振るい、学校とはどういう場でなければならないかをはき違えた教育がまかり通っています。職務命令ー処分の乱発で「君が代」の起立・斉唱の強制も続いています。でも、都教委は教職員の抵抗を根絶やしにすることはできません。今年も既に勇気ある「君が代」不起立者が出ています。
都立高校の卒業式は3月24日まで続き、3月半ば過ぎから義務制と特別支援学校(養護学校)の卒業式になります。「10・23」通達が撤回され処分が無くなるまで、先生たちの抵抗が続く限り、チラシを撒き続けようと思います。(賛同人T)
●都教委包囲ネットのチラシ
私も、いくつかの学校でのビラ撒きに参加しました。門前でのビラ撒きに対して学校側は、どこでも、副校長などが出てきて「敷地内に入らないでください」「生徒には撒かないでください」と、この二言だけ型どおりに言ってきます。「言いましたからね」などといやらしく念押しをする人もいます。あとで都教委に報告するためでしょう。生徒たちの反応は学校によっていろいろですが、保護者はだいたい受け取ってくれます。都立高校の卒業式は「下町の高校」では、制服で卒業式に臨む卒業生が多いのに対して、「進学校」では振り袖・袴で臨むという学校が多いです。本当に格差を感じさせます。そして、後者の学校では教職員も卒業生もチラシの受け取りが悪いなあと感じるところが多いです。もちろんそうでない学校もありますが。
東京の学校は、石原都政の都教委支配の下、都教委包囲ネットのチラシにあるように、学校の状況が様変わりしています。校長が権力を振るい、学校とはどういう場でなければならないかをはき違えた教育がまかり通っています。職務命令ー処分の乱発で「君が代」の起立・斉唱の強制も続いています。でも、都教委は教職員の抵抗を根絶やしにすることはできません。今年も既に勇気ある「君が代」不起立者が出ています。
都立高校の卒業式は3月24日まで続き、3月半ば過ぎから義務制と特別支援学校(養護学校)の卒業式になります。「10・23」通達が撤回され処分が無くなるまで、先生たちの抵抗が続く限り、チラシを撒き続けようと思います。(賛同人T)
●都教委包囲ネットのチラシ