3月10日(水)、都庁前アクション・アンサンブルに参加しました。東京の町田教組、都障労組、多摩教組、河原井さん根津さんらの「君が代」解雇をさせない会を中心に42団体が呼びかけ賛同になり、卒・入学式にむかって都教委への要請行動(7団体、50名参加)と集会をやりました。現場教職員はじめ100名近い人が結集し、都教委へ怒りの声を上げ、堂々とたたかいの意志を訴えました。
教育労働者からは、教職員や生徒らみんなで創り上げていた卒・入学式が国家に忠誠を誓う一律の儀式に変えられている事、「日の丸・君が代」の強制だけでなく、上命下服の管理体制とすさまじい多忙化でバラバラにされ、教職員の精神と命が臨界点に達している事、だからこそ、集まり、声をあげようという訴えが多くだされました。
卒業式にビラを配りに行ったら「まだやっているの」と言う校長がいたが、「君が代」不起立、卒・入学式闘争は断固継続しているという発言があり、また、三重県高教組A支部からは、厳しい東京の闘いに励まされ、不起立し署名もたくさん集めているという連帯の報告もありました。
メインアピールの北村小夜さん(「障害」児を普通学級へ全国連絡会)からは「君が代」不起立闘争について核心をついた提起がありました。それは、裁判の場などで教育実践がすばらしい先生が処分されるのは不当と言われるが、良い先生、悪い先生の区別なく不起立者を支援しようという事と、意志があって不起立をするのだから周りの人に堂々とアピールをして不起立をしようという事です。しっかり受け止めて討論を深めていきたいと思います。
北村さんのもうひとつの提起は、「君が代」と共に文部省唱歌が全国共通教材として強制されている事についてです。「汽車ポッポ」のうたは「兵隊さんの歌」の替え歌だったのです。「鉄橋だ、鉄橋だ、たのしいな」ではなく、「兵隊さん、兵隊さん、万々歳」だったとは!「日の丸・君が代」と全国共通教材の強制は、歌い継がれる戦争の歌であり、戦争への精神総動員体制の中心環です。
いま日教組本部は、全国教研集会のレポートから「日の丸・君が代」関連のレポートをすべて排除し、文科省、経団連への協力路線に転換しています。「教え子を戦場に送るな」のスローガンは名ばかりとなっています。そうした状況下でこの日、「君が代」不起立を理由とした分限免職、懲戒免職をするな、10.23通達を撤回せよ等、「日の丸・君が代」問題をまっすぐ掲げ、職場・支部から、地域から、自主的に主体的に結集したことは、本当に力強く闘いの展望を切り開いていると思います。
東京都教育委員会が開かれる3月25日(木)の都庁前アクションアンコールにむけ、さらに大きな力を結集していきましょう。(三多摩連絡会 M)
教育労働者からは、教職員や生徒らみんなで創り上げていた卒・入学式が国家に忠誠を誓う一律の儀式に変えられている事、「日の丸・君が代」の強制だけでなく、上命下服の管理体制とすさまじい多忙化でバラバラにされ、教職員の精神と命が臨界点に達している事、だからこそ、集まり、声をあげようという訴えが多くだされました。
卒業式にビラを配りに行ったら「まだやっているの」と言う校長がいたが、「君が代」不起立、卒・入学式闘争は断固継続しているという発言があり、また、三重県高教組A支部からは、厳しい東京の闘いに励まされ、不起立し署名もたくさん集めているという連帯の報告もありました。
メインアピールの北村小夜さん(「障害」児を普通学級へ全国連絡会)からは「君が代」不起立闘争について核心をついた提起がありました。それは、裁判の場などで教育実践がすばらしい先生が処分されるのは不当と言われるが、良い先生、悪い先生の区別なく不起立者を支援しようという事と、意志があって不起立をするのだから周りの人に堂々とアピールをして不起立をしようという事です。しっかり受け止めて討論を深めていきたいと思います。
北村さんのもうひとつの提起は、「君が代」と共に文部省唱歌が全国共通教材として強制されている事についてです。「汽車ポッポ」のうたは「兵隊さんの歌」の替え歌だったのです。「鉄橋だ、鉄橋だ、たのしいな」ではなく、「兵隊さん、兵隊さん、万々歳」だったとは!「日の丸・君が代」と全国共通教材の強制は、歌い継がれる戦争の歌であり、戦争への精神総動員体制の中心環です。
いま日教組本部は、全国教研集会のレポートから「日の丸・君が代」関連のレポートをすべて排除し、文科省、経団連への協力路線に転換しています。「教え子を戦場に送るな」のスローガンは名ばかりとなっています。そうした状況下でこの日、「君が代」不起立を理由とした分限免職、懲戒免職をするな、10.23通達を撤回せよ等、「日の丸・君が代」問題をまっすぐ掲げ、職場・支部から、地域から、自主的に主体的に結集したことは、本当に力強く闘いの展望を切り開いていると思います。
東京都教育委員会が開かれる3月25日(木)の都庁前アクションアンコールにむけ、さらに大きな力を結集していきましょう。(三多摩連絡会 M)