4月17日、百万人署名運動・宮城県連絡会は仙台市内で「沖縄・普天間基地は移設ではなく撤去を!みやぎ集会」を開催しました。沖縄から沖縄北部合同労組の富田晋さんをお招きして、闘いの報告を受けました。
 海上行動の船長の1人として命がけの闘争をやってきた富田さん。彼を先頭にした14年間の辺野古現地の闘い、沖縄・全国の労働者の闘いは、新基地建設を阻止し、民主党政権をグラグラにしています。しかし、彼が基地絶対反対の闘いを貫くためには、「無意味な弾圧を呼び込む実力闘争はナンセンス」「民主党が勝利すれば基地建設は白紙になる」といって弾圧する辺野古闘争の指導部との闘いがありました。この闘いを通して本物の団結を作り、労働者こそ基地建設を阻止する主体であるとつかんだ富田さんは、「仕事で反対運動どころじゃない」という青年労働者を組織するために地域合同労組を結成して闘っています。国鉄闘争で資本との力関係を変えて、職場闘争を軸に全基地撤去、基地建設をぶっ潰そう。社会を変えようという彼の訴えに、参加者は「今までにこんな熱くなる沖縄闘争の報告があっただろうか」と感動し、ともに闘う決意を新たにしました。

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 決戦の中で闘った青年労働者が、今全国に飛び散って闘う労働運動を作って戦争をとめ、社会を変える闘いの先頭に立っています。新たな安保・沖縄闘争の中で時代を担う青年を多く生み出していこう、私もともに闘っていくぞと確信しました。 (宮城県連絡会 M)