百万人署名運動は今日から事務所開きです。
みなさん、今年もよろしくお願いいたします。

さっそく、西川重則事務局長から「首相の伊勢神宮参拝に対する抗議声明」が届きましたので、紹介します。
西川さんは「とめよう戦争への道!百万人署名運動」の呼びかけ人・事務局長ですが、「政教分離の侵害を監視する全国会議」(政教分離の会)の事務局長でもあります。
民主党政権になって首相になった人は、“靖国神社には参拝はしない”と言いながら伊勢神宮(三重・伊勢市)には必ず公式参拝しています。野田首相も今日(1/4)、多くの民主党の国会議員を従えて伊勢神宮に参拝しました。宮司に案内されて‘内宮’を参拝する様子が報道されました。‘内宮’には日本の神道世界の実質的な頂点とされる天照大御神が祭られているとされています。

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西川さんら「政教分離の会」は、この歴代首相・国会議員らの行動の欺瞞性、違憲性について、毎回厳しく糾弾し続けています。

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首相の伊勢神宮参拝に対する抗議声明

 野田首相は、就任直後から、在任中は鳩山、菅両首相にならって靖国参拝をしない、憲法改正にもかかわらない、との趣旨を表明されていた。
 ところが、1月4日、あたかもそのような表明とは関わりのない別人であるかのように、伊勢神宮参拝を行った。よって、以下に、この参拝を糺し、理由を示して抗議の意思を表明する。

一 いうまでもなく、日本国憲法第20条は、戦前、戦中の天皇制・国家神道体制下において、日本国民の信教の自由が奪われ、事実上神社参拝を強制されるなどした歴史的反省に基づく条項である。
二 伊勢神宮に関していえば、日本政府は、1931年以降の満州事変によって旧満州を支配下に置いたうえ、満州国皇帝に伊勢神宮参拝を強いたり、生徒に修学旅行の名の下に伊勢神宮集団参拝を強制するなど、思想・信条・信教の自由を奪った歴史がある。
三 そうした戦前・戦中の歴史とくにアジアに対する侵略・加害の歴史を反省し、戦後、日本国憲法は、その20条において厳格・徹底した国家と宗教の分離原則を制定したものである。そして、首相が第99条の「憲法尊重擁護義務」を遵守すべきことは自明といわなければならない。

 それにもかかわらず、戦後67年の初頭に、アジアの視点に立たず、右のような歴史に関わりを持つ特定の宗教法人である伊勢神宮に参拝し、日本国憲法20条、99条による憲法政治を無視することは、最高の行政権力を持つ首相が行うべきでないことを厳しく指摘し、首相の伊勢神宮参拝に反対し、強く抗議するものである。

 2012年1月4日
 政教分離の侵害を監視する全国会議(政教分離の会)
 事務局長 西川重則

内閣総理大臣 野田佳彦殿

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憲法・第20条
1 信教の自由は、何人に対してもこれを保障する。いかなる宗教団体も、国から特権を受け、又は政治上の権力を行使してはならない。
2 何人も、宗教上の行為、祝典、儀式又は行事に参加することを強制されない。
3 国及びその機関は、宗教教育その他いかなる宗教的活動もしてはならない。

憲法・第99条
天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。