3月22日昼、日弁連主催で、秘密保全法制と情報公開について考える院内集会がありました。会場は参議院議員会館第1会議室。日弁連に申し込んで入口で入場証を受け取って入りました。
まず主催者である日弁連から秘密保全法反対の報告が行われ、その後に憲法研究者の奥平康弘さんの講演を受けました。奥平さんは表現の自由の観点から、この国家秘密の統制が国民の自由を奪うモノであること、人権をこれだけ制限する法案にもかかわらず立法事実に全く欠けていることが指摘されました。

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刑法研究者である斎藤豊治さんは、「核の時代」には秘密保全ではなく情報公開こそが徹底されなければならないこと、秘密というのは必ず増殖して「主権在民・基本的人権・戦争放棄」の憲法3原則に違背することなどの指摘がされました。

メディア研究者の田島泰彦さんは、あまりにも適用範囲が広く軍事機密だけではなく「公共の秩序」が入るだけに、生活の隅々にまで警察が忍び寄る。議会や裁判所まで国家機密の対象にする結果、歯止めがない危険な法案だ。日米共同軍事作戦の必要性から出してきただけに予断は全く許さないが阻止しようと訴えました。民主党・社民党・共産党・みんなの党の議員が参加(代理含めて18人)し、発言していました。

この1ヶ月のあいだに秘密保全法への関心と反対の声は全国的に高まり、報道では「上程断念」も流されましたが、官房長官は一度も断念を口にしたことはありません。むしろ、法案化への報告書を出した有識者会議は非公開で、議事録メモ・電子データーもないことが暴露されました。無いのではなく証拠隠滅です。この法案を担当している内閣情報調査室は外務・防衛・警察官僚が仕切っていることが暴露されることを恐れたモノです。原発と構造は全く同じです。

この日の午前中は衆院で憲法審査会が行われていました。「増税と社会福祉削減」が目立っている国会ですが、本当に大変な法案のラッシュです。がんばって戦争への道を阻止しましょう。こういう攻防からすでに改憲阻止へのたたかいは始まっています。(TM)