14日の金曜日も、首相官邸ー国会前ー経産省前ー文科省前、霞ヶ関一帯には多くの人々が集まってきました。首相官邸方向に向かって「財務省上」交差点手前左側の合同庁舎第4号館前には3週間ほど前からデモ主催者側のステージが置かれています。この合同庁舎の中に「原子力規制庁準備室」と「細野大臣の執務室」があるとのことで、規制委員会の「人事案撤回!」、特に5人のうちの3人の名前[田中俊一、更田(ふけた)豊志、中村佳代子]をあげて「やめろ!」とコールを繰り返していました。

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たまたま隣になった30歳代の男性が「久しぶりに参加しましたが、たくさん集まっていますね。やっぱり、いま行動しなければだめですよね。」と言ってきました。お話していて、いま行動しなければ、大変なことになる!という危機感や、ここにくれば同じ思いの人々に会える、という思いが伝わってきました。

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myプラカードとmyトラメガ持参のOL風の女性たちもいました。

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午後8時までの抗議行動のあと、8時15分から「福島老朽化原発を考える会」や「国際環境NGO FoE」などが呼びかけてさらい抗議行動が続きました。
発言者らは「大変なことが行われようとしている」「原子力村側の人たちによる人事の強行で、原発を次々に動かそうとしている!」と、危機感と怒りで訴えました。

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人事の問題もさることながら、この「原子力規制委員会」なるものがくせ者です。そもそも名前がインチキなのです。これまでの行政から独立して何か原発推進を留めるかのような煙幕を張っていますが大ウソ。その正体が人事案に現れていて、みんなが怒っているのです。

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     ネコも怒っている!

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文科省前でも、子どもたちを避難させろ!と抗議行動がありました。

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この日にまとめられた政府のエネルギー政策には、何と「30年代に原発稼働ゼロを可能とするよう、あらゆる政策資源を投入する」とされています。原発再稼働容認、再処理も継続です。翌日の15日、枝野経産大臣は青森に飛んで建設中の大間原発の工事は継続すると青森県知事に約束。本当に許せません!
再稼働反対!原発なくせ!の声と行動をさらに全国で強めましょう!(S)