3.11反原発福島行動に参加してきました。会場の郡山総合体育館には、福島現地を軸に全国各地、ドイツ・アメリカ・韓国からも参加があり、1100名が集合。全体集会前からもプレイベントととして、郡山駅前でパフォーマンスやアピール、会場の中でもミニコンサートなどがあり、「あきらめられるか!忘れられるか!福島の怒りはおさまらない!」と、福島切り捨て・再稼働に走る安倍政権へ福島の怒りを叩きつけました。

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集会で主催者あいさつに立った椎名千恵子さんは、原発関連死が続く現状に「国と東電による虐殺でしょ!」と怒り、「安倍政権は、福島圧殺、福島切り捨ての道を行っているだけではなく、命の切り捨てそのものの戦争への道を加速している。国家による暴力はここまで来ている。許せません」と弾劾しました。そして、「誰もが人間らしく生きられる世の中を求め続ける闘いを、ここから、今から始めましょう!」と結びました。

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集会では、若い人たちの発言に胸が打たれました。被曝と向き合い自らの生き方を語る高校生、大学の御用学者らと対決する福島の大学生の決意、JR資本の被曝強制・エセ復興キャンペーンと闘う動労水戸の青年労働者の思い。いずれも、希望を感じるものでした。

また、地元の国労郡山工場支部で現場作業に防護服を要求して職場の闘いの先頭に立つ橋本光一さん、被曝した牛たちとともに浪江町で「原発の時代を乗り越える壮大な連帯をつくろう!みんな、立ち上がろう!」と呼びかけ闘い抜いている吉沢正巳さん、不屈に闘う農民たち、そして、ふくしま共同診療所の医師たち、と発言が続きました。

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沖縄から、元基地労働者の水島満久さん、原発建設を阻止した脱原発わかやまネットワークの寺井さんも力強くアピール。そして、ドイツ(ゴアレーベン核廃棄物処分場建設反対同盟)、アメリカ(運輸労働者連帯委員会)、韓国(民主労総)からのアピールが続きました。

ドイツのケアスティン・ルーディックさん

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アメリカのスティーブ・ゼルツアーさん

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集会後、郡山駅まで元気にデモ行進。デモに出発するとき、急に風花が舞ってきてびっくりしました。途中までは人通りが少なかったのですが、商店街に入ると店の中からも手を振ってくれる人がたくさんいました。

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被曝した牛たちの代わりにオブジェも参加です。

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会場近くの広場にこんな立て看が立っていました。今年の3月5日までなんと2.07マイクロシーベルトもあったのです!

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駅に近い水道局前では、0.274マイクロシーベルトでした。東京を出発したときは、宇都宮あたりで、0.09でした。

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郡山駅前で解散集会。東京と違い、自由で解放的な空間でした。(S)

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