毎月第1月曜日の午後6時30分~約1時間行われている防衛省前行動(主催;辺野古への基地建設を許さない実行委員会)が、今年は1月4日(木)から開始されました。この抗議活動は今年で20年目となります。約100人が参加し、昨年末の国の辺野古・代執行(県知事に代わり国土交通相が防衛省が出した設計変更申請を承認してしまった!)への抗議・弾劾の声を上げました。
毎回、沖縄現地からの電話アピールがありますが、今回は辺野古ゲート前で座り込む沖縄平和市民連絡会の上間芳子さんから。上間さんは「代執行裁判も含め辺野古裁判では県が訴えている大浦湾の軟弱地盤問題などの内容審議に全く入らず判決を出している。これでは裁判所の役割を果たしていない!」と訴え、「裁判で負けたわけではない、国に反対の声を上げ続けていく」と新年の決意を表明されました。
続いて、2団体から防衛大臣らあての抗議申し入れ書が読みあげられ、受け取りに出てきた総務課の職員に手渡されました。
前代未聞の国の地方自治を圧殺する「代執行」がこんな形で執行されるのを目の当たりにし、私は「こんな法律がいつできたんだ!」とびっくりしました。昨12月29日付け琉球新報には「代執行は極めて例外的な措置として地方自治法に定められている」とあり、またびっくり。まさか地方自治を否定するようなことが戦後憲法下の地方自治法に書かれてるわけがないだろうと。しかし、そのあとの記事「2000年の地方分権改革以降に設けられた制度だが、実行は一度もなかった。」まで読んで、納得しました。具体的に何年に改悪されたかわからないのですが、きっと沖縄県民の辺野古新基地建設反対の民意を背景にした県知事の姿勢を覆すために最終手段としてこっそり書き込まれていたんだと思います。許せない!
国策である戦争を阻むために戦後憲法に書き込まれた地方自治。これを踏みにじって平然としている岸田政権は本気で戦争に舵を切っています。
防衛省は1月12日にも辺野古・大浦湾側の埋め立て工事に着手する見込みだと報道されています。全国から反対の声をあげましょう!(S)
毎回、沖縄現地からの電話アピールがありますが、今回は辺野古ゲート前で座り込む沖縄平和市民連絡会の上間芳子さんから。上間さんは「代執行裁判も含め辺野古裁判では県が訴えている大浦湾の軟弱地盤問題などの内容審議に全く入らず判決を出している。これでは裁判所の役割を果たしていない!」と訴え、「裁判で負けたわけではない、国に反対の声を上げ続けていく」と新年の決意を表明されました。
続いて、2団体から防衛大臣らあての抗議申し入れ書が読みあげられ、受け取りに出てきた総務課の職員に手渡されました。
前代未聞の国の地方自治を圧殺する「代執行」がこんな形で執行されるのを目の当たりにし、私は「こんな法律がいつできたんだ!」とびっくりしました。昨12月29日付け琉球新報には「代執行は極めて例外的な措置として地方自治法に定められている」とあり、またびっくり。まさか地方自治を否定するようなことが戦後憲法下の地方自治法に書かれてるわけがないだろうと。しかし、そのあとの記事「2000年の地方分権改革以降に設けられた制度だが、実行は一度もなかった。」まで読んで、納得しました。具体的に何年に改悪されたかわからないのですが、きっと沖縄県民の辺野古新基地建設反対の民意を背景にした県知事の姿勢を覆すために最終手段としてこっそり書き込まれていたんだと思います。許せない!
国策である戦争を阻むために戦後憲法に書き込まれた地方自治。これを踏みにじって平然としている岸田政権は本気で戦争に舵を切っています。
防衛省は1月12日にも辺野古・大浦湾側の埋め立て工事に着手する見込みだと報道されています。全国から反対の声をあげましょう!(S)