とめよう戦争への道!百万人署名運動

署名運動をとおして、改憲・戦争への道を許さない闘いを全国的に広げていきます。

カテゴリ: 憲法

千葉県成田市三里塚から、ここ数年7月に行われている「樫の木祭り」の報告が届きました。国・千葉県が強制収用しようとしている滑走路すぐわきの市東孝雄さんの農地に集まり、怒りも新たにデモ行進。そして、市東さん宅の中庭で反対同盟と支援者たちとの交流会が行われました。
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梅雨の晴れ間となった7月12日、三里塚で第3回樫の木祭りを開きました。コロナ情勢で集会も裁判もしばらくできなかったので、大勢の仲間を迎えるのは久々です。デモ出発の南台の畑に集まった人々は、飛行機の轟音もゴムタイヤの焼ける匂いもない畑で深呼吸。ナス、ピーマン、ネギなどが育つ夏の畑で、市東さんの日常を共有しました。

計らずも、コロナによる航空需要の激減で取り戻した静かな空ですが、日本国内とアメリカなど世界各地で感染が増え続ける状況で、観光の回復はありえません。まして世界中の人が集まるオリンピックの強硬など、火に油を注ぐようなものです。
三里塚2
猛暑の中、参加者は「今こそ空港の息の根を止めよう」とデモ行進し、100年の樫の木が枝を広げる庭で交流しました。第3滑走路反対住民はじめ、三里塚を支えてきてくれた労働者・市民140名が、市東さんの農地を守ろうと気持ちを新たにしました。
 
コロナ下で自慢の野菜料理は提供できませんでしたが、地元産のスイカと冷えた麦茶でのどを潤してもらいました。ミニライブと、カレー野菜セットや三里塚Tシャツなどの抽選回も企画して、大いに盛り上がりました。
7.12三里塚3
延期されていた裁判が9月から集中的に入ってきます。9月27日(日)には秋の全国集会を予定しています。ため込んでいた怒りを解き放ち、9月に爆発させましょう。皆さんの結集をお願いします。(三里塚現闘 K)

14日は、天気予報通りの展開で、午後1時からの新宿駅東口アルタ前でのリレーアピールの時はあいにくの雨。しかし、幸いにも小雨だった。
その雨をはね返すように、時間通りに、安倍たおせ!リレーアピールが開始されました。
新宿1
私たち百万人署名運動のメンバーは、憲法に自衛隊明記・緊急事態明記NO!の署名活動の準備していたのですが、う~ん残念!この雨の中ではとても無理だなあと諦めました。

でも、『百万人署名運動全国通信』6月号をビニール袋に小分けして持ってきていたので、急きょ手分けして街ゆく人々に見本紙として配ることにしました。
まあ、この雨の中で受け取ってもらうのは無理かなあと思いながら、でも、私たちがどういう思いでアピールしているのか、一人でも多くの人に知ってもらいたいと思って頑張りました。
結果、1時間弱で、4人でなんと90部配布することができました!!

というわけで、リレーアピールの方はちゃんと聞けてないのですが、耳に入ってきた範囲で報告したいと思います。
主催団体である「改憲・戦争阻止!大行進」呼びかけ人の森川弁護士のあいさつのあと、都教委包囲ネットの伏見さんがアピールしました。伏見さんは、自分は「君が代」不起立で「戒告」という懲戒処分を受けたのに、黒川は「訓告」という注意のみで、7000万円の退職金をもらう。この国はふざけている!と弾劾しました。
また、この日、まったく不当にもアピールの場に、始まる前からものすごい数の公安警察がたむろしていたのですが、伏見さんはこういう状況についても「この国はふざけている!」と怒りを叩きつけました。

本当に、その通りです。一見ヤクザのような目つきの男たちが「アベたおせ!」デモを監視し、ウロウロしている。その場をどくように抗議しても全く聞く耳をもたない。ちょっと接触しようものなら「公務執行妨害!」と言って何をしてくるかわからない。参加者をまるで犯罪者扱いして、参加者の名前をメモしている。実際に彼らのやっていることは、「表現の自由」の侵害、「思想信条の自由」の侵害、安倍たおせアピール活動の妨害です。
公務員なのに憲法順守義務も守らず、しかも、政権のお墨付きがあるから、税金=公金を湯水のごとく使ってこんなことを平気でやっている。本当に、ふざけるなー!!!です。
新宿2
医療・介護現場で働く労働者は「小池都知事は都立病院の民営化をやろうとしている。絶対に許せない。安倍も小池も倒そう」と熱烈アピール。
動労千葉の佐藤執行委員は、関西生コン支部の武委員長と湯川副委員長が保釈奪還されたことを報告し、「正当な組合活動が犯罪扱いされ、政権に近い人間は免罪される。アベや黒川こそ監獄へ行くべきだ」と弾劾しました。

他にも何人もの人たちが次々とアピール。飛び入り発言もありました。
いつも、国会や首相官邸前で闘いの川柳を披露されている乱鬼龍さんもアピール。入管問題に取り組む女性からは、6.20世界難民デーに品川入管へのデモがあるので参加してほしいと訴えがありました。
新宿3
2時過ぎに、安倍退陣!!!新宿デモに出発です。
大ガードをくぐって新宿駅西口へ。
デモ1
デモ2
デモ3
デモ4
デモ5
新宿駅西口では、右翼が大音量スピーカーで妨害してきました。
悔しいけれど、こちらのスピーカーとは比較にならないくらい金額が高そうだ。やはりお金で政権につながっているのだろう。
デモ7
新宿駅南口へ出たころには、雨も止んで、さらに元気よく「アベを倒そう!」と声をあげ、新宿の街をデモ行進しました。約300名が参加しました。
デモ6

夜のニュースで、私たちのデモは報道されませんでしたが、渋谷で行われた人種差別の撲滅を訴える抗議デモが行われたことが報じられました。
6.14渋谷デモ
若者を中心に3500名が参加したそうです。すごいなあと感動しました。
世界で起きていることが、この日本でも起きている。
こうした人々の声、訴えとつながっていこう!
差別・分断支配を打ち破って、一人一人が人間らしく生きられる社会をめざして運動を続けたいと思いました。(S)


次の日曜日、6月14日に、アベ退陣!安倍やめろ!新宿デモが呼びかけられています。
新宿駅東口「アルタ前」でリレーアピールも行われます。

呼びかけ団体は「改憲・戦争阻止!大行進」実行委員会です。百万人署名運動もこの実行員会に参加しているので、百万人署名運動ブログをご覧の皆さまでお近くの方には、ぜひご参加を!!と呼びかけたいと思います。
614ビラ表

614ビラ裏
ビラのダウンロードstop-kaiken.blog.jp/20200614bira-3.pdf

14日のデモコースがチラシと少し変更になり、下記のようになりましたので、お知らせします。当日、ホコ天再開の予定とのことで、デモコースの一部と解散地点が変更となりました。
デモは約40分くらいで、新宿区役所脇の遊歩道で流れ解散となります。
新宿デモコース
コロナ危機への対応の中で、安倍内閣の本性がますますあらわになっています。ウソやゴマカシや隠ぺいを平気でやっていくだけでなく、労働者市民の命や生活などどうでもよくて、財界と一体となってどこまでも自らの権力の維持・強化しか考えていないということが繰り返されています。

不正義がまかり通り、悪が裁かれない。
いま、アメリカで起きていること、香港で起きていることと、日本で起きていることは同じなのではないか。

「選挙に行くことが大事」というけれど、700人以上もの国会議員がいる国会も、労働者市民、人々への人権侵害、生活破壊の現実とはまったく程遠いところにある。

世界ではコロナ情勢の中でも、連日のように、人々がデモで抗議をしています。自らの尊厳をかけて意思表示をしています。

私たちも、もっともっと行動しよう!
苦しい!許せない!ふざけるな!と自分で声を上げよう!
力を合わせて問題を解決していこう!

6.14新宿デモもその一つです。
コロナ感染対策をしながらも、みんなで、デモをやり抜く力をつくっていきましょう!
ぜひ、ご参加を!!!(S)







5月28日(木)9時30分から、今国会初の衆議院憲法審査会が開催されました。

今回は、新型コロナウイルスの影響で、衆議院当局から「本会議及び委員会の傍聴については、極力、ご遠慮願います」「どうしても傍聴を希望する場合は、体温計の計測により37.5℃以上の発熱がないこと、強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がないことを確認の上、傍聴を認めることとなります」と要請されている中での傍聴となりましたが、それでも30人ほどの傍聴希望者が詰めかけ、傍聴席はかなりの「密」状態となりました。記者席もほぼ埋まっていました。
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委員の出席率が高かった(定数50人中常に45人以上が着席していました)こともあって議場もそこそこの「密」になり、コロナウイルスなどどこ吹く風という様子でした。ただ、全員がマスクを着けていて、窓が開けられている(そのため、何を訴えているかまでは聞き取れませんでしたが、外で示威行動を行っている人たちの声が聞こえてきました)ことがコロナ禍を思い出させてくれました。(写真下は『ANNニュース』から)。
憲法審査会.png
私たちが委員室(衆院では委員室、参院では委員会室と、なぜか呼び名が違います)に入ったとき、すでに審議が始まっていました。検温などのため傍聴前の手続きにいつもより時間が掛かったからです。もう少し早めに手続きを始めるとか、開会を1、2分遅らせるとか、そういう配慮がなぜできないのでしょうか。

全く見通せない改憲手続法の成立

この日の憲法審査会のテーマは、「憲法改正国民投票法を巡る諸問題」でした。

論点の一つは、2018年6月に自公、維新などが国会に提出して以来、2年近くも継続審議となっている改憲手続法(国民投票法)改正案の今国会での採決の是非でした。
下表(5月29日付『毎日新聞』から)にまとめられているとおり、自公と維新が賛成、立国社と共産が反対の意見を述べましたが折り合わず、参議院での審議・採決も必要となりますから、今国会での成立はほぼ不可能となりました。そして、安倍政権下での改憲の可能性もどんどん低下しています。
憲法審査会2

もう一つの論点は、国民投票運動の規制のあり方で、テレビCMだけでなく、ネット広告やSNSを利用した誹謗中傷、フェイクニュース、AIを駆使した世論の誘導等の問題が何人かの委員から指摘されました。

このうちテレビCMについては、昨年5月に国民民主党が独自に改憲手続法の改正案を提出していることもあり、野党(立憲と国民)は与党・維新等が提出している改正案(すでに施行されている公職選挙法改正と同様に、共通投票所制度の創設や洋上投票の対象拡大等を行おうとするもの)の採決の前に、これらの問題をあわせて議論することを主張しています。

玉木雄一郎氏(国民)は、フェイスブックが収集した膨大なデータを駆使してアメリカ大統領選挙やイギリスのEU離脱運動に関与したケンブリッジ・アナリティカの元役員を審査会に呼んで証言を聞きたいと提案していました。

いずれにせよ、この論点が深掘りされていけばいくほど、改憲手続法の議論はますます拡散していくことになるでしょう。
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この問題に関連して私がいちばん驚いた(あきれたと言った方がいいかもしれません)のは、船田元氏(自民)の主張でした。
氏は、「そもそも日本人は極端を嫌う国民性を持ち合わせているので、テレビCMで誹謗中傷が目に余ったり一方的な主張が大量に流されても、国民の健全な世論によって淘汰されるはず」だから、「民放各局が番組編成会議などで極端なアンバランスを避ける努力を行い、国会に置かれる国民投票広報協議会がそれをチェックして是正をお願いする仕組みで十分ではないかと考えている」と述べたのです。
こんなところで根拠のない日本人論を持ち出されてもなぁと思いました。

コロナ禍に悪乗りした改憲論を許すな!

案の定、コロナ禍に便乗した改憲論も開陳されました。
29日付『東京新聞』の記事から、転載させていただきます。なお、同じ記事では、黒川弘務前東京高検検事長の定年延長問題に言及した(こちらはコロナ禍に「便乗」した改憲反対論と言えるでしょう)赤嶺政賢氏(共産)の発言も紹介されています。
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衆院憲法審査会が28日、今国会で初めて開かれ、与野党各会派が自由討議を行った。自民党は、新型コロナウイルス感染拡大を契機として非常時の国会機能に関する議論の必要性を強調。大規模災害時などに国会議員の任期延長や内閣の権限強化を可能にする緊急事態条項を新たに設ける改憲に意欲をにじませた。立憲民主、国民民主、社民などの野党共同会派は「緊急事態条項の議論は不急だ」と反発した。検察官の定年延長を巡っても、与野党から意見が出た。

自民党の新藤義孝氏は、緊急事態条項の創設などを盛り込んだ4項目の党改憲案を紹介。「今般の新型コロナの感染拡大を受け、国会議員の任期に関する議論が早急に必要ではないか」と指摘した。日本維新の会の馬場伸幸氏も「有事に政府権限を強め、国会機能を維持するための緊急事態条項を創設する議論は待ったなしだ」と強調した。

立国社の辻元清美氏は「まず法律で対応することが国会議員の責務」と緊急事態条項の必要性を否定。奥野総一郎氏も現状での議論を「不要ではないがコロナ禍で不急だ」と語った。
共産党の赤嶺政賢氏は、黒川弘務・前東京高検検事長の定年延長問題を「内閣が検察の人事まで左右しようとするもので、三権分立を脅かす重大な事態だ」と批判し、安倍政権下での改憲に反対した。
自民党の石破茂氏は「検察庁法は憲法秩序の一角をなすものだ」と語り、検察を巡る問題も憲法論議のテーマになるとの考えを示した。(井上峻輔)
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なるほどマーク
最後に、上記の記事でも触れられている石破茂氏(自民)の発言に関する28日付『毎日新聞』の配信記事を紹介しておきます。氏が指名され発言を始めた途端にカシャカシャカシャカシャッと一斉にカメラのシャッター音が鳴り、ずいぶん注目されているんだなと感じました。それにしても石破氏が4年間も国会で発言していなかったとは、安倍政権の仕打ちは凄まじいですね。
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石破氏、4年ぶり国会発言 憲法論議の活性化呼びかけ 昨秋は指名されず机たたく
自民党の石破茂元幹事長は28日、約4年ぶりに国会で発言した。委員を務める衆院憲法審査会で、憲法論議の活性化を呼びかけた。石破氏が本会議や委員会などで公式に発言したのは、地方創生担当相として答弁に立った2016年5月以来となる。同年8月の内閣改造で閣外に出てから党内で冷遇され、発言の機会が与えられてこなかった。

憲法審では、佐藤勉審査会長(自民)に指名され、5分の持ち時間で発言した。石破氏は世論の反発で今国会での成立が見送られた検察庁法改正案に触れ、「検察庁法は明文によって『その施行を憲法施行の日とする』と書いてあり、憲法秩序の一角を成すものだ」と指摘。幅広い憲法論議の必要性を訴えた。

石破氏は18年総裁選で安倍晋三首相と争ったことなどから、党内で「冷や飯」(側近)に甘んじてきた。所属する予算委員会や憲法審では質問に立つ機会すら得られなかった。昨年秋の臨時国会で3回開かれた憲法審の自由討議でも指名されず、机をたたいて不満をあらわにする場面もあった。(立野将弘)
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以上、ご報告した議論の内容や水準を見れば、なぜ今憲法審査会を開催する必要があったのかと言わざるを得ません。「不要」か否かは見解の分かれるところかもしれませんが、「不急」であったことは明々白々です。今国会では(次の国会もその次もそのまた次も…)もう憲法審査会が開かれないよう念願しながら、今回のレポートを終えたいと思います。(G)


この日、国会の外では、戦争・治安・改憲NO!総行動(組対法共同行動や都教委包囲ネットほか)が朝8時~、9条改憲阻止の会は9時~、議員会館前に集まり(約60名ほど)、憲法審査会を開くな!緊急事態条項新設反対!と昼まで抗議の声を上げました。百万人署名運動の傍聴者も憲法審査会終了後、ここに合流しました。
憲法審査会4
憲法審査会3





東京北部連絡会からのお便りを紹介します。
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私たち東京北部連絡会では、毎月2回、街頭に出て改憲反対署名を呼びかける活動を行ってきましたが、新型コロナウイルスの感染が深刻化する中、3月後半から中断を余儀なくされています。

活動休止の決定的な理由は、署名に応じてもらう際には短時間とは言え密着が避けられないことです。そのほか、街中の人出が激減していること、一部の人々の反発を招きトラブルになりかねないこと(「自粛警察」という嫌な言葉が生まれています)なども考慮しました。

しかし、安倍首相は自らの度重なる失策を棚に上げて、臆面もなく憲法に「緊急事態条項」が必要だ、憲法審査会で議論すべきだとの主張を繰り返しています。メーデーや憲法記念日の大規模集会が見送られる中、これを座視しているわけにはいけない、今できる活動を追求しようということで、百万の連絡会単独ではなく私たちも参加している改憲・戦争阻止大行進!東京北部実行委員会として、スタンディング形式で街頭宣伝を行うことにしました。

実行したのは5月3日の憲法記念日の午後、JR赤羽駅西口で1時間半にわたり街頭宣伝を繰り広げました。
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参加者は10名、1人がマイクを握ってオリンピックにこだわって対応が遅れに遅れ、自粛を要請(と言うより、実質は強制)しながら補償を出し渋ってきた安倍政権・小池都政のデタラメぶりを糾弾する中、他のメンバーは「コロナ解雇許さない」「医療現場にマスクを」などのボードを掲げて、表裏に「安倍はコロナを改憲の道具に使うな!」「殺したのは安倍だ!」と書かれた大行進のビラを配りました。
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コロナ禍の渦中ですので私たちから声を掛けることはしませんでしたが、マイクの訴えを聞き、ボードを見て話しかけてくる方も多く、赤羽駅近くのセンベロ居酒屋の関係者、沖縄出身の元自衛官、「今日はどこかで改憲反対の宣伝やってないかなあ」と歩いていたという男性などがいました(密着を避けるという点では課題が残ったかもしれません)。
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また、署名板は手に持たず折りたたみ式の小さなテーブルの上に置いて、マイクで「よろしければ署名をお願いします」と訴えたところ、2筆だけでしたが改憲反対署名も集まりました。
これからもいろいろと工夫して街頭で宣伝活動を行っていけたらと考えています。(東京北部連絡会・銀)

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