とめよう戦争への道!百万人署名運動

署名運動をとおして、改憲・戦争への道を許さない闘いを全国的に広げていきます。

カテゴリ: 戦争

経産省前テントひろばは、2011年9月11日に経産省内・国有地に建てられ、2016年8月21日未明に撤去されてしまいました。しかしその後も、経産省前での座り込みとしてずっと続けられ、今年の9月11日で丸8年がたちました。
今年も、毎年やっている「9.11記念集会」をやりました。原発がなくなるまで闘うということです。

2019年9月11日は、前段は院内集会、後段は経産省前集会として行われました。
◇院内講演会(参議院議員会館講堂)約150名
14時30分から、木内みどりさんの司会で、テントひろばのビデオ上映と小出裕章さんの講演と質疑が行われました。
小出裕章さんは「福島は終わっていない、原発はクリーンではない」という演題で、約1時間30分にわたって、パワーポイントを使って、福島第二原発事故の内容と今日の状況について丁寧に話されました。
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8年たった今も人が現場には近づけない状況で、10万年から100万年たっても「解決」されない。原子力は使ってはいけないと言われました。
質疑もなかなか専門的な内容で、集まっている人たちはみな関心が高いことがうかがえました。
映像は UPLAN動画で見てください。https://www.youtube.com/watch?v=CL_yjWM69VY

◇経産省前抗議行動 約150名 にぎやかに成功 (写真はムキンポの忍者ブログより)
18時~21時まで経産省前で集会をしました。あいにく18時頃から約1時間雷が鳴って雨になりましたが、定刻に音楽演奏が始まり、それからたくさんの人たちが熱く発言されました。
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・演奏者:うらんさん/ ジョニーHさん/ 日音協/
・司会は木内みどりさん
集会の発言者を列挙します。中身が濃くて、紹介するのは困難です。
・三上治さん(テントひろばから)/ 落合恵子さん/ 黒田節子さん/ 橋本あきさん/ 村田弘さん/ 亀屋幸子さん/ 菅直人さん/ 河合弘之さん/ 
・テントひろば座り込み担当者から7人
・江田忠雄さん/ 大口昭彦さん/ 鎌田慧さん/ 神田香織さん/ 小出裕章さん
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・反原発団体から
石塚定治さん/ 山崎久隆さん/ 片岡遼平さん/ 水藤周三さん/ 小熊ひと美さん/ 温品淳一さん/ 瀬戸大作さん/ 福永正明さん/ 長谷川和男さん/ けしば誠一さん
・シュプレヒコール 火炎瓶てつさん
・音楽演奏

◇峠の茶屋をひらく
そうめん/ ゆでしゃがいも/ パン/ まぜごはん/ きゅうり/ 駄菓子/ のみもの各種
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◇お願い!!
経産省前テントひろばでは、毎日の座り込み当番(早番12時~14時30分、遅番14時30分~17時)を募集しています。ぜひ、ご協力ください。(T)
連絡先TEL 070-6473-1947(留守番電話のときが多いですが)

「図書館利用情報」という東京新聞提供の記事が、9月2日付琉球新報に掲載されていました。
「令状なしで 警察に提供していいの?」という見出しを見て、5年前に賛同人のMさん(当時88才、女性)に戦争中のお話を聞いたとき、図書館の問題が出てきたことを思い出しました。
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Mさんの話では、
「学校の行事として1カ月に1回か2回、反共宣伝に来る人がいた。女学校3年の修身の教科書に『共産思想、共和思想は、わが国の国体・国情に合わない』ってあって、いろいろ知りたくて本を読みたかった。でも、学校の図書館や町の図書館で、私が読みたいと思う本を見つけても肝心なことは伏せ字になっていて読めなかったし、貸出禁止だった。」
「あるとき、私がいないときに家に警察がきて『いつでも逮捕してやるぞと母を脅していった。本のことを誰にもしゃべっていなかったので、図書館以外にないと思った。図書館がそういう本を借りたがっている者を警察に通報したんだと思う。」
「いま、イヤな時代になって、そういうことを思い出したの。」
というものでした。

上記の新聞記事で宮崎紘さん(中央大准教授)は「かつての治安維持法では、捜査対象者が読んだ本や雑誌を調べる“思想掛検事”という役割があった。現代の捜査でも、書名は個人の知的水準や趣味嗜好を知る手がかりとなる。内心の自由に関わる機微情報で、本人の同意がなければ本来明らかにできない」と指摘しています。

戦争中の日本の警察支配をくり返さないために、戦後、日本国憲法では、個人の人権の尊重と国家による人権侵害禁止を厳しく規定しています。
それに基づいて、「図書館の自由に関する宣言」(www.jla.or.jp/library/gudeline/tabid/232/Default.aspx
)で、「利用者の秘密を守る」「すべての検閲に反対する」等と宣言されています。

いま、Mさんの言葉を思い返し、こうした宣言を発した原点を思い起こさなくてはと思いました。(S)


新潟からのお便りです。
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台風10号の接近によるフェーン現象が起こり、前日に続いて二日連続の40度越えの猛暑に襲われた中で迎えた新潟の今年の「8.15」。百万・県推進委員会は今年も「8.15平和集会実行委員会」の方々と共催の8.15アピール行動(正午~NEX21ビル前にて)に取り組みました。
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韓国大法院の「徴用工判決」、それに対する安倍政権による韓国への経済報復が発動され、日韓関係がかつてなく険悪な中で迎えた今年の8.15は、吹き荒れる排外主義に反戦運動はいかに立ち向かうのかが問われていました。

参院選で、秋の臨時国会で改憲発議を狙う安倍政権は韓国・文在寅(ムンジェイン)政権との対決姿勢を鮮明にさせ(「韓国は国際約束をほごにした。日本もやるべき時はやる」7/3テレビ朝日)、政治的意図をもって、意識的に反韓・嫌韓の排外主義をあおりました。

これに対し私たちは、日韓対立の真の原因は、1910年の「日韓併合」は合法的に行われたとする安倍政権の傲慢な歴史観であると徹底的に批判し、韓国の労働者・市民と連帯しようと訴えました。平和集会実行委の女性は、午後からの沖縄をテーマにした8.15平和集会への参加を呼びかけました。

午後2時からは東中通教会で行なわれた8.15平和集会(日本キリスト教団と諸団体共催)に参加しました。今年は、沖縄から石原艶さん(「月桃通信」主宰)を迎えて『天皇と沖縄、そして今』と題してお話しいただきました。およそ80人の参加でした
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辺野古で座り込み、土砂搬入阻止を闘い続ける石原さんは、「物言わぬ民は滅びるのです」、「沖縄では日本軍は住民を守らなかった。憲法9条を失ったら日本はダメになる」、「キリスト者は闘わなければ…。核は人類を滅ぼす。辺野古の闘いは平和の祈りだ」と、会場の演壇に座り静かに訴えました。
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そして、「機動隊は敵ではなく、ちょうど私たちの孫みたいなものだ。非暴力こそ本当の力。安倍政権とアメリカ帝国主義が私たちの敵」と言われました。辺野古で闘う現場感覚からか、徹底的な非暴力主義でした。

天皇制については、「天皇と民主主義は両立出来るのか。天皇制とどう向き合うか、一人ひとりが問われる」と言われ、「神と天皇に同時に仕えることはできない」とクリスチャンとして一途に信じる道を歩まれている方で、淡々と語り描く現場での攻防とこだわりが、メッセージとなって脈打ち輝いていました。(百万人署名運動・新潟県推進委員会 KS)

8月12日、墨田区の曳舟文化センターで「『国益』と『排外』に憲法は屈するのか?改憲発議を阻もう!8.12労働者市民のつどい」(8.15実行委員会主催)が開かれました。戦争への危機を感じる歴史的な情勢の中で、私たちにいま、何が問われているのかが鮮明に打ち出されたとてもいい集会でした。

主催者あいさつで、弁護士の葉山岳夫さんは「この集会は、24年前の戦後50年天皇の戦争責任を問う8.15労働者市民のつどいとして発足したが、そのとき『国益と排外に憲法は屈するのか』はサブタイトルだった。しかし、いまやこれが真正面から問われている。まさに、国益と排外主義をあおりたてる中で、安倍政権は改憲を強行しようとしている」と訴えました。
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続いて、その排外主義との対決の直近の問題として、主催者より「あいちトリエンナーレ 表現の不自由展・その後」中止事件に抗議し、展示の再開を求める緊急アピールが読み上げられました。ヘイトクライムやテロの脅迫から表現の自由を守るべき行政が「展示が日本国民の心を踏みにじる行為」(河村たかし名古屋市長)だと被害者の心を逆に踏みにじり、撤去要請を出すなど、排外主義をあおり検閲を行っています。安倍政権の韓国への排外主義をあおるやり方と同じで、絶対に認めることはできません。中止撤回と展示再開を求めていこう。緊急署名に協力を、と呼びかけられました。

この日、集会前に、韓国から参加された民主労総ソウル地域本部の女性が、安倍政権の戦争に向かう排外主義・国家主義に抗議して、会場前の広場で「平和の少女像」に扮してアピールをしました。「日本の皆さん愛してます」の横断幕が掲げられました。
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この日の集会に参加されたのは、民主労総ソウル地域本部のヨンスノクさん(主席副本部長)とキムスニさん(組織局長)。集会での発言で、ヨンスノクさんは「なりふり構わぬ反日、反韓感情ではなく、この状況の本質をしっかり見ましょう。“過去の清算と平和の問題”です。日本、韓国、二つの国の民衆は、今まで侵略戦争と植民地支配の歴史、核兵器投下と戦争の惨禍の真実を知らせ、正義を明らかにするために努力してきたのではないですか?」と問い、「隠そうとする者、歴史を歪曲し過去の過ちを謝罪しない者、その罪を償うようにしよう。すべての真実は必ず勝利するのです。」と訴えました。

メイン講演は、半田滋さん(東京新聞論説兼編集委員)の「先制攻撃できる自衛隊」。すでに日本が危険な軍事大国になっている現状を具体的に指摘され、「ここで自衛隊明記の改憲を認めたら自衛隊は名実ともに軍隊となる」ことがよくわかりました。時間がとても足りないということで近著の『安保法制下で進む!先制攻撃できる自衛他』が紹介され、なんと、講演後60冊が完売となりました。
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恒例の松元ヒロさんのコントも、例年になく熱のこもったもので、痛快な演技と掛け合いで会場を沸かせました。

集会の基調的な提起を弁護士の森川文人さんが行ないました。これも、とても分かりやすかったです。
まずいまの時代について「息苦しさが社会に蔓延してる。すべて自己責任。爆発しそうな日々の暮らしへの不満と怒り。それを、悪いのは政府ではない、あの国のせいだという形で排外主義をあおっている」と指摘し、さらに「正規・非正規の賃金格差、職種や外注化による分断、あらゆる分断によって隣りの労働者と競わせ団結を阻み、使い勝手のいい賃金奴隷化が狙われている」と。
また、「各国とも、格差が異常に広がり、私たち民衆をまともに食べさせることができない。それほど資本主義は追い詰められている」ととらえて、安倍政権の改憲と戦争のできる国への転換を「いまや9条改憲で戦争のできる国になること以外に、さらには改憲を経ずしてアジア中東への自衛隊派の派兵と実際に戦争に突入する以外に、日本の資本、企業が帝国主義として生き残る道がないからだと思う」と分析しました。
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さらに、森川さん自身が日弁連の人権委員会で調査を担当した関東大震災朝鮮人虐殺問題で、2003年に政府に被害者遺族に謝罪せよと勧告したことを紹介し、ことの真相は1910年に韓国を侵略した日本政府が、韓国の人々の怒りが日本の労働者民衆に合流し爆発することを恐れて、その火を未然に消すために関東大震災時に不穏な状況を利用して、虚偽の情報を流し虐殺を拡大させたのだと指摘。だから、いま、それを乗り越え、「民衆労働者同士が手をつなぐことが必要だ」と訴えました。
そして、日本語と韓国語で呼びかけました。
「戦争はあくまで侵略戦争です」「対立しているのは政府資本であり、日本の民衆と韓国の民衆ではありません」「私たちは自国の政府を打倒します。それが手をつなぐことだからです」「国際連帯して一緒に闘いましょう!」
日本語と韓国語で代わる代わる話せるなんて!スバラシイ。

後半、何人かの発言が続き、それぞれ重要な内容だったのですが、森川さんの提起との関係で動労千葉の田中委員長の発言を紹介します。
田中さんは、いまの日本の社会の状況について「私たちに責任がある。日本の労働運動がここまで力を弱めてしまったからだ」と総括し、「私たちに問われていることは、日本の労働運動が力をとり戻して、政府の言っていることはすべてウソだ、歴史の偽造だと、私たちは韓国の労働者民衆と連帯する、と高々と声をあげることです」と改めて訴えました。そして、そのためにも、11月3日に予定している労働運動の再生をめざす総決起集会を成功させたい。共に闘いこの時代を変えよう」と呼びかけました。
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集会は、司会もカンパアピールも学生が担っていて、運動の展望が感じられました。(S)

「二度と戦争を繰り返してはならない」と多くの人々が記憶を呼び起こして再確認する8月。敗戦の年1945年8月6日の広島への米軍による原爆投下もその大きなひとつです。一発の原子力爆弾で14万人もの人々の命が奪われた。一瞬のうちに、建物も草木も人間も動物も燃え尽きて悲惨な地獄絵のヒロシマとなってしまった。その後も犠牲が続いています。その74年目の8月6日の広島に行ってきました。

6日早朝、セミの声が鳴り響く広島平和記念公園、原爆ドーム前での「8.6ヒロシマアピール集会」に参加しました。
集会の中で、主催者であり被爆2世の中島健さんより、この間、「音がうるさい」という口実で拡声器規制条例をつくり、この集会&デモをやめさせようとする策動と全力で闘い抜いて、その力で今日の集会が勝ち取られているという報告がありました。
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1947年8.6から始まった広島市主催の平和記念式典に、初めて現職の首相が参加したのは1971年のこと。この時、被爆者・中島さんら被爆2世の人々は、米軍のベトナム戦争・核戦略を積極的に支える佐藤首相の式典参加に断固反対!と体を張って闘い抜きました。以来、広島市に対し、首相の政治姿勢を問うことなく式典に来賓として呼ぶのは式典の性格をゆがめるものだと抗議してきました。

とりわけても、安保法を強行制定し、さらに9条明文改憲・戦争に突き進む安倍首相の参列は、式典中央の慰霊碑碑文にある「安らかに眠ってください。過ちは繰り返しませぬから」を冒涜する何ものでもありません。死者は眠ってなどいられない、怒りのうめき声は平和公園内に轟きわたり広島駅まで届くでしょう。デモ隊の拡声器からの「安倍は帰れ!」の声など比較にならないはずです。

なのに、なぜ、いま、拡声器規制条例なのか?
主催団体の8.6ヒロシマ大行動実行委は、ここ数年、右翼の激しい集会破壊攻撃と闘い抜いて平和公園内の集会&デモを実力でかちとり、安倍の戦争政策を弾劾してきました。その「核と戦争に絶対反対」の8.6ヒロシマの闘いを、こういう形で圧殺せんとするもので、安倍の改憲攻撃そのものと言えます。

これに対し、8.6ヒロシマ大行動の仲間たちは猛然と闘いに立ち上がり、広島市への抗議の申し入れや市役所前座り込みを重ね、公開討論会も開いて、ひろく広島市民にこの問題性について訴えてきました。反対の声の広がりの中で攻撃を押し返し8.6デモをかちとりましたが、拡声器規制条例制定の策動は続いています。
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集会では、広島市の職員もマイクを持ち、「過ちを再び繰り返さないということが大事。この平和公園の下にはまだたくさんの遺骨が埋まっている。核兵器禁止条約に反対し、9条改憲を目論む安倍に対してこうした人々は黙ってはいない。広島市は今日は休みで、市の職員も8.6は反戦平和の集会に参加する日だ」と訴えました。

また、韓国・大邱(テグ)からもこの集会に9人も参加がありました。テグの公務員労働者が「74年前の8.6広島、8.9長崎で罪のない労働者民衆が犠牲になったが、その中には数多くの韓国人も含まれている。詳しくはいまだにわからない。核のない社会をめざして共に闘おう」と連帯のアピールに立ちました。

原爆が投下された8時15分に黙とう。デモに出発です。
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記念式典で安倍首相が挨拶に立つ時間に合わせて、拡声器も使って大きな声で「9条改憲はんたーい」「戦争するなー」「安倍はかえれー」と式典会場に届けとばかり叫びました。
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デモ隊は平和公園から中国電力本社へ。
中電前で「上関原発の建設やめろ、島根原発の再稼働を中止せよ」と申し入れを行ないました。(S)
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デモの後、平和公園の中を歩きました。いくつか慰霊碑を紹介します。

「韓国人原爆犠牲者慰霊碑」です。すぐ隣りの石碑には次のように刻まれていました。
「第二次世界大戦の終り頃、広島には約十万人の韓国人が 軍人、軍属、徴用工、動員学徒、一般市民として在住していた。1945年8月6日原爆投下により、2万余名の韓国人が一瞬にしてその尊い人命を奪われた。広島市民20万人犠牲者の1割に及ぶ韓国人死没者は決して黙過できる数字ではない。
爆死した これら犠牲者は誰からも供養を受けることなく、その魂は永くさまよい続けていたが、1970年4月10日、在日本大韓民国居留民団広島県本部によって悲惨を強いられた同胞の霊を安らげ 原爆の惨事を二度と くり返えさないことを希求しつつ平和の地、広島の一隅に この碑が建立された。…」

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「原爆供養塔」です。
数万の身元不明の遺骨が集められ供養されています。
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名前は明らかなのに、未だに引き取り手がいないという人々の名前が張り出されているのを見て、胸が痛みました。
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