とめよう戦争への道!百万人署名運動

署名運動をとおして、改憲・戦争への道を許さない闘いを全国的に広げていきます。

カテゴリ: 沖縄

「辺野古への基地建設を許さない実行委」主催の防衛省抗議行動(毎月第一月曜日18時30分~)、2023年1月は4日(水)に行われました。新年早々の行動でしたが、80名ほどがかけつけました。
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沖縄と連帯して闘う5団体(一坪反戦地主会関東ブロックや立川自衛隊監視テント村など)が申し入れ。申し入れ書を読み上げて防衛省職員に手渡しました。
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沖縄現地からは山城博治さん(ノーモア沖縄戦命どぅ宝の会・共同代表)が電話で新年アピール。
山城さんは、沖縄の島々へミサイルや戦闘機の配備が急ピッチで進んでいる現状に対し、台湾有事をあおる政府の「一定の防衛が必要」論による全国世論の反応の鈍さに「暗たんたる思い」と言われながらも、しかし、岸田内閣の大軍拡に「国を亡ぼす道だと怒りでいっぱいだ」「反戦の闘いを強め、戦争国家への動きを止めるために努力しよう」と訴えました。
沖縄・南西諸島を戦場にするな!日米の中国への戦争反対!の声を強めましょう。(S)
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●1月27日(金)に日比谷野音で、下記のような沖縄との連帯集会が予定されています。

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11月10日(木)から、日米共同統合演習「キーン・ソード23」が開始されました(19日まで続く予定)。自衛隊約2万6000人、米軍約1万人を動員し、英軍の艦艇やオーストラリア軍、カナダ軍の艦艇、航空機も加わるという大規模なものです。日本全国で実施されますが、沖縄を含む南西諸島では島しょ作戦を織り込んだ大規模訓練が計画されています。
(11月9日付琉球新報より)
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今回の演習では、民間港湾の軍事使用が大胆に強行されています。
11月8日、防衛省がチャーターした民間船舶で、沖縄本島の中城湾港に自衛隊車両73台、隊員191人が運び込まれました。そして、陸揚げされた車両は一般車両に交じって国道58号を走行して各基地に移動していったのです。

現地では、こうした民間港、また一般道を戦争訓練として使っていることに大きな抗議の声が上がっています。
(11月9日付琉球新報より)
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いま、岸田政権は、港や空港など公共インフラを「有事の際に使えるようにするべき」と議論を進めています。特に、対中国の戦争を構えて南西諸島の民間空港や港を自由に使えるようにと、こうした訓練での使用に踏み出しているのです。とんでもないことです。全国から防衛省に抗議していきましょう。(S)


今回の演習で行われようとしている大規模な「島しょ作戦」とは?(新聞報道の内容より)

*自衛隊は17、18の両日、福岡県の築城基地から与那国空港へ航空自衛隊C2輸送機で輸送訓練を実施、105ミリ砲を搭載する16式機動戦闘車を運び込む。
*与那国駐屯地には米海兵隊と自衛隊が現場で認識共有を図る連絡調整所を設ける。最新鋭の16式機動戦闘車を与那国町の公道で使用する計画。
*米軍那覇港湾施設(那覇軍港)と米軍牧港補給地区(キャンプ・キンザ―)は一体的に日米共同の後方拠点と見立てる。米陸軍揚陸艇から軍港に陸揚げしたコンテナを日米でキンザ―に運び込む。
*米軍の嘉手納基地と東京都の横田基地では米空軍輸送機C17で自衛隊の中距離地対空ミサイルやトラックを輸送する。
*米軍普天間飛行場とキャンプ瑞慶覧海軍病院、自衛隊那覇病院は医療拠点となり、13~17日に患者輸送訓練を行う。米海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイで自衛隊の負傷者を鹿児島県奄美駐屯地から普天間へ、自衛隊ヘリは米軍の負傷者を那覇基地へ運ぶ。
*知念分屯地では、自衛隊が車載型ネットワーク電子システムを使って統合電磁波作戦を訓練する。四国沖で予定される日米共同の対艦攻撃訓練などと連携予定。
*北大東村の沖大東島射爆撃場には日米が戦闘機や護衛艦、ヘリから実弾を撃ち込む。
*鹿児島県の奄美大島では自衛隊の地対艦誘導弾と米軍の高機動ロケット砲システム(ハイマース)を展開する。
*徳之島では、南西諸島で初めて日米のオスプレイが連携して訓練する。



10月25日、大坂正明さん(73歳)の第1回公判が東京地裁で開かれ、大坂さんは「無実であり無罪です」と起訴内容を全面的に否定しました。デッチ上げ指名手配後50年の時を経て発した命の言葉だったと思います。

大坂正明さん救援会からいただいた大坂さんの意見陳述を紹介します。
* * * * * * *
【10月25日 第1回公判における大坂正明さんの意見陳述】

               被 告 人 意 見
                                                                                                2022年10月25日
東京地方裁判所刑事第4部 御中
                                                                                           被告人 大坂 正明

1 第-に、私は五つの罪名で起訴されていますが、すべての容疑についてその事実はありません。したがって無実であり無罪です。
 証拠とされているものは、当時の参加者の供述調書であり、それは取調べを行った官憲による創作文でしかありません。
 取調べが長時間であったリ、大声で恫喝されたり、あるいは誘導によって、取調べ官が作ったストーリーを当事者自らが語ったという形にさせられたものなのです。
 そうしなければ取調べが終わらないのです。だから嘘を承知で指印を押しているということです。そうした実態は星野文昭さんや奥深山幸男さんの公判で供述者当人が証言していることから明らかです。
 調書に自ら指印を押しているから正しい内容だというのは詭弁です。
 このような供述調書には証拠としての価値はありません。

2 第二に、この創作された供述調書をもとにして、星野文昭さんは、無期懲役の判決を受け、44年間の獄中闘争の末、杜撰な刑務所医療によって無念の死を強いられました。
 供述者本人がその調書の内容を否定したにもかかわらず、それを無視し、官憲が創作した調書のみを根拠として下した判決はあまりにも不当です。
 これは裁判官が「有罪ありき」として下した政治的判決に他なりません。このような不公正で理不尽な判決は許されるものではありません。

3 第三に、1971年11月14日の闘争は沖縄返還協定批准に反対するものでした。11月10日に沖縄で打ち抜かれた全島ゼネストに連帯して闘われたのです。この返還協定の是非が全社会的に問われていたことを認識してもらいたいと思います。
 その協定の内容とは、沖縄県民が望んだ「核抜き・本土並み」とはかけ離れた、在日米軍墓地の沖縄への集中と、自衛隊基地の新設だったのです。これでは平和の島にするのではなく、永久に基地の島となってしまうのです。
 その時私たちが指摘したことの正当性は、半世紀後の今日、沖縄の現実によって証明されています。今や沖縄には在日米軍墓地の70%以上が集中し、ミサイル基地網が作られているのです。沖縄は今、再び戦争の最前線に立たされようとしています。そうした政府の攻撃に対して、辺野古では新基地建設に反対し、連日多くの県民が立ち上がっています。沖縄では「命こそ宝」と言われ、平和の島になることを望んで、どれほど金を積まれてもそれを拒否して、基地と闘う人々が多数存在しているのです。
 このような沖縄の現実と、これを生み出した返還協定を顧みるならば、返還協定に反対した私を裁くことは不当です。本来裁かれるべきは政府の沖縄政策であり、政府そのものだということを強く訴えます。

4 第四に、公訴事実に関してはすでに時効が完成しているということです。奥深山幸男さんが病気から回復することが不可能だと分かっているにもかかわらず、将来的に回復困難であれば手続から解放すべきという最高裁判例を無視し、行うべき判断を回避し続けるという裁判所の不作為によって、この不正義はひきおこされました。奥深山さんは、起訴されてから亡くなるまで45年間、公判停止されてからでも36年間も被告席に縛り付けられたのでした。奥深山さんの主治医は一貫して回復囲難な統合失調症と診断していたにもかかわらず、私の時効を止めたままにしておくために、私に対して刑罰権を行使するために、裁判所は奥深山さんに対する判断をあえて下さなかったのです。
 そのために私は46年間の長きにわたり、指名手配を受け続け、家族にも会えない生活を強いられました。そして、今、51年前の事件について裁かれるという、前代未聞の裁判の当事者という立場を強いられています。証拠は散逸し、防御権の行使も十分にできません。
 1994年に奥深山さんの免訴申立ての際に、奥深山さんについて裁判から解放していれば、全ての公訴事実に関して時効は成立していました。このような裁判所の不公正な不作為をここで正していただきたい。

5 第五に、今日台湾をめぐり、日米と中国が対立を深め、挑発しあって一触即発といった危険な状況が生み出されています。もし戦争が開始されると、沖縄のミサイル基地などが真っ先に攻撃されます。そうなると沖縄は再び「捨て石」とされてしまいます。沖縄県民は不屈に反戦・反基地を闘い続けています。私が半世紀前に抱いた沖縄県民に応えようという気持ちは、今もまったく変わりません。だから沖縄県民の闘いに連帯して、私はこの公判を反戦・反核・反改憲を訴える場として闘います。
                                以上


10月20日午前、東京地裁で星野国賠訴訟の第12回公判がありました。裁判後、日比谷公園霞門から法務省、東京地裁を弾劾するデモも行いました。傍聴はできなかったのですがデモに参加してきましたので報告します。
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この間、原告側は星野文昭さんを死に至らしめた徳島刑務所と東日本成人矯正医療センターの責任を明確にした医師の意見書をいくつか提出してきましたが、これに対して法務省側は、この日の裁判でようやく徳島刑務所の処遇に関する医師の意見書を出してきました。しかしその内容は「徳島刑務所に何ら問題はない」というようなひどいものだったそうです。許せません。

デモ出発前、お連れ合いで原告の星野暁子さんは「国賠闘争の意味を考えると、それは獄死を許さないということです。獄中44年、非転向を貫く文昭を無残に殺した刑務所の獄死攻撃を絶対に許さない。文昭の闘いを無駄にせず継承していくために、獄死を許さないという階級的な大衆闘争をつくっていきたい。頑張っていこう!」と訴えました。
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裁判所の前では、東京高裁に対し、地裁の「全員無罪判決」を破棄し公正な判決を下すことを求める「福島原発刑事訴訟支援団」のスタンディングがちょうど行われていました。
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デモの後、大坂正明さん救援会より、大坂さんの裁判がいよいよ10月25日(火)から始まること、23日(日)の東京拘置所包囲デモへの参加が訴えられました。(S)

【大坂正明さんは無実】
大坂さんは、星野文昭さんと共に1971年11月14日に東京・渋谷で行われた「沖縄返還協定」批准阻止闘争に決起し、星野さんと同じ「殺人罪」をでっち上げられ指名手配されました。46年後の2017年に逮捕・起訴され、その後5年も面会禁止で東京拘置所に不当拘留されています。


報道によれば、米空軍のCV22オスプレイに不具合があるとのことで、当分の間すべてのCV22の飛行を停止しているとのこと。米軍横田基地に配備されているCV22も飛行停止になっているそうです。
しかし、ほとんど同じ構造の沖縄県内配備の米海兵隊MV22は通常通り運用されているということで抗議の声が上がっています。
(8厚19日付琉球新報より)

8.19琉球新報
沖縄配備の海兵隊MV22は、今年の3月にノルウェーで、6月には米カリフォルニア州で墜落事故を起こし、計9人の搭乗員が死亡しています。オスプレイは「空飛ぶ欠陥機」として構造上の欠陥が指摘されているものです。
それなのに日本政府はオスプレイV22を17機も購入。南西諸島で有事となった際、離島防衛専門部隊を送り込むとされています。すでに、千葉県木更津駐屯地に9機が暫定配備され、九州方面へ飛行訓練が始まっていて、各地で訓練反対の抗議行動が闘われています。
(8月19日付琉球新報より)
1-オスプレイ配備

普天間基地に近い緑ヶ丘保育園では、2017年に米軍ヘリの部品が落下した後、どんなに抗議しても米軍機の園庭上空飛行が止まりません。今回のことに関しても神谷園長は「命を軽視している」と怒っておられます。保育園や小学校に子どもたちを通わせているお母さんたちも普天間のMV22オスプレイの飛行停止を求めて声を上げています。
「MVオスプレイが部活中の子ども達真上を低空で何度も飛行!」「子ども達の上を飛ばないで!」
(ツイッターより)
第二小前
対中国戦争に向け、日米の軍事訓練が頻繁に行われています。その中で自衛隊オスプレイV22の訓練も激しくなろうとしています。戦争訓練をやめろ!危険なオスプレイを飛ばすな!と私たちも抗議を強めましょう!(S)



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