とめよう戦争への道!百万人署名運動

署名運動をとおして、改憲・戦争への道を許さない闘いを全国的に広げていきます。

カテゴリ: 農業

2月15日の夜、午後8時、真っ暗な天神峰に突如数百の機動隊が突進してきた。スクラムを組み迎え撃つ三里塚反対同盟農民と支援者たち。親子三代100年にわたって耕し続けてきた市東孝雄さんに執行官からの説明は何もないまま、機動隊は市東さんを押し倒した。
言語道断!こんな非道は許されない!
(三里塚芝山連合空港反対同盟のホームページより)


しかし、反対同盟と支援は、この機動隊の暴力に負けず、スクラムを組んで肉弾で何度も何度も押し返し、畑への突入を体を張って阻止し続けました。闘いのシンボルであるやぐらには2人の学生が登り、離れの屋根にも4人の支援が登って、やぐら・看板の破壊、作業場の破壊、ビニールハウスの破壊、農地破壊を絶対に許さないと深夜~翌朝まで死力を尽くして闘いぬきました。周りでは仲間の命を守ろうと機動隊の暴力を声の限りに弾劾し抜きました。本当に感動的な闘いでした。
下記は、支援者がつくったテレビニュースを中心にした闘いの報告です。


「軍事空港粉砕、農地死守、実力闘争、一切の話し合い拒否」の原則を貫く三里塚闘争は、今なお日本の反戦運動の最先頭にある闘いだと思います。国策である戦争に反対する闘いは、この57年に及ぶ三里塚闘争に貫かれる大衆的な実力闘争の思想が必ず求められます。映像を見てもはっきりしているように、巨大な国家権力に屈服するのではなく、自らの尊厳をかけて闘いの場に立ち、最後まで反対し抜く、団結を固めて闘いぬくということだと思います。そのことによって国家権力によって「つぶされる」ことなく、闘いの展望を切り開くことができるのです。
だから、今回の不当な強制執行に対し、これを断乎迎え撃ち、全力で闘いぬいた反対同盟と支援は、「勝利した」と総括できたのです。
三里塚のような闘いが日本全土で闘われるようになることが、戦争を止める道だと思います。また、だから岸田政権・国家権力は、今開かれている大軍拡の戦争国会と一体で三里塚闘争の圧殺に踏み込んできたのです。
市東孝雄さんはいつも、「労働者・学生と共に、沖縄・福島と連帯して闘う」と言われています。戦争が始まる前に、全国で三里塚のように闘っていきましょう!

市東孝雄さんは強制執行の翌日、休む間もなく産直野菜の出荷のため、長ネギや小松菜の収穫をしに南台の畑(市東さんが耕しているもう一か所の畑)に向かわれたそうです。家のすぐ隣の畑、ビニールハウスが重機で破壊されたくやしさはいかばかりかと胸が痛いですが、もくもくと農作業を続ける市東さんらの姿に深い深い国家権力への怒りと熱い闘魂を感じます。(S)
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(三里塚反対同盟の声明)
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2月5日の日曜日、三里塚反対同盟が呼びかける天神峰現地集会に参加してきましたので報告します。
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今年に入ってからの成田空港会社(NAA)からの最後通告のあと、市東さん宅の目の前にある権力の前線指揮所では新たなゲートが設置されるなど、強制執行に向けた動きが強まっています。
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これに対し、連日の座り込み、泊まり込み体制に全国から支援が駆けつけ、反対同盟と共に「強制執行実力阻止!」で闘いぬいています。
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そして、その中で市東さん萩原さんらは農作業を続け、収穫した無農薬野菜を労働者市民に届けています。この日も集会場の横で切り干し大根が干してありました。
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こうした生活の場、生産の場を、軍事空港のために暴力的に破壊することなど絶対に許されません!

強制執行が狙われている市東孝雄さん宅中庭で13時から集会開始。反対同盟の伊藤信晴さんの司会で、萩原富夫さんが主催者あいさつ。1月25日のNAAへの抗議申し入れ行動、千葉地裁への強制執行反対緊急署名提出行動の報告がありました。その中で萩原さんは「市東さんの怒りの声を直接NAAにぶつけたかった。それと、マスコミがまったく報道せず、このままでは市東さんへの強制収容の事実が抹殺されてしまうという中で、人々に知らせたいと行動した」と言われました。そして、「今日現在、強制執行をはね返していることを確認し、今日も、デモで外に打って出てこの闘いを知らせ、強制収用を阻止しよう!」と訴えました。
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市東孝雄さんも登壇。連日の闘いへの疲れも見せず、逆に座り込みへの感謝を述べ「体だけは壊さないで、お願いします」と言われました。そして、「みなさんの団結、それが一番の私にとっての薬です」と。
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連帯あいさつ、住民団体、共闘団体からの発言が続きました。連帯あいさつで動労千葉から1月26日に、動労千葉・関西生コン・港合同の3労組で、強制執行を絶対にやるな!と空港会社への申し入れを行ったことが報告されました。
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集会中も何度も航空機が飛び立っていきました。
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集会後、反対同盟を先頭に、NAA(成田空港会社)本社へ向けてデモ行進に出発。
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ここから成田空港への側道へ入ります。
第3ターミナル~第2ターミナルに向けて「市東さんの農地を奪うな!強制執行反対!」とシュプレヒコール。
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まだ三里塚へ行ったことのない方は、ぜひ、戦争への道を体を張って阻止し続ける三里塚の現場を見に行ってください。市東さん宅を訪ねて、話を聞いてください。(S)

(市東さん宅)
市東孝雄さん宅

市東さん宅のすぐ前に、「天神峰」のバス停があります。バスの本数は少ないですが、昼ぐらいまでに着くバスは下記のとおりです。

①コミュニティバス(津冨浦ルート)
京成成田駅東口ロータリーバス停(ローソン前)
8時49分発(天神峰着9時5分)、11時44分発(天神峰着12時)

②千葉交通バス(ジェイフィルム・農園リゾートファーム行き)
成田空港第2ターミナル28番C乗り場 
6時59分発(天神峰着7時13分)、8時49分発(天神峰着9時3分)、12時49分発(天神峰着13時3分)


千葉県成田市天神峰で有機農業を営む市東孝雄さん宅の農地や作業場などの強制収用の動きが本格化しています。

「安保3文書」の中でも「防衛ニーズを踏まえた空港・港湾の整備・強化」が明記されましたが、すでに、自衛隊・米軍の戦時使用に向けた成田空港のB滑走路の延長、新滑走路建設計画が動き出しています。
そうした戦争体制に突き進む中で、政府・成田空港会社は、ついに、空港の一角で農業を続ける市東さん農地を国家暴力で強奪しようとしています。
こんなことは許されません。

(反対同盟HPより)

農地の強制収用と対峙する市東孝雄さん宅前での早朝行動です。
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1月16日、三里塚反対同盟の弁護団のもとにNAA(成田空港会社)から書面が届きました。
これは「離作補償金の供託がないまま、いつでも強制執行をやる」という意思表示であり、空港会社からの最後通告です。
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千葉地裁の授権決定に対する東京高裁への執行抗告の棄却と今回のNAAからの通告で、強制執行との闘いは文字通りの本番を迎えます。

1月8日に市東さん宅の畑で開かれた「団結旗開き」の乾杯のあいさつで、市東孝雄さんは「来るなら来い!」と決意を述べられました。

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→ 乾杯のあいさつで決意を述べる市東さん(1・8団結旗開き) - YouTube


反対同盟の新年の闘争宣言です。

             闘争宣言2023

 57年目の三里塚闘争は、市東さんの天神峰農地への強制執行攻撃との闘いの渦中で新年を迎えた。11月24日からの臨戦態勢24時間座り込み闘争により、現在まで46日間守り抜いている。決戦本部は年末4日間決戦を構え、年内執行を実力で粉砕した。全国から結集した学生がこの闘いの先頭に立った。まさに「人は石垣、人は城」である。この態勢を永続的に維持・発展させ、強制執行攻撃を粉砕しよう!

 岸田政権は実質改憲というべき安保政策の大転換に踏み込んでいる。安保3文書改定は中国に対する戦争宣言である。5年間で43兆円もの大軍拡で、中国への攻撃能力を構築するという戦争国家への大転換だ。絶対に許してはならない。
 この動きと連動して、成田空港会社は更なる機能強化に向けて「新しい成田空港」構想をぶち上げ、ターミナルの統合、貨物地区の整備、鉄道・道路のアクセス改善など、空港全体を造り直す計画を明らかにしている。この構想は、浜田防衛相が成田空港と下地島空港の軍事使用を明言しているように、「機能強化」に名を借りた「軍事転用計画」である。

 岸田政権の戦争準備と一体となった成田空港の軍事空港化を粉砕しよう。沖縄・辺野古をはじめとする全国の反戦反基地運動と連帯して、ウクライナ戦争反対、軍拡反対、改憲阻止へ闘おう。原発60年稼働を許さず、全ての原発廃炉へ闘おう。食糧危機を招く農業破壊や環境破壊に反対しよう。地球環境を守り、軍事利用に反対する空港拡張反対署名を発展させ活用しよう。あらゆる差別や抑圧に立ち向かい、労働運動弾圧を跳ね返し、岸田政権打倒へ共に闘おう!
                            2023年1月8日
                      三里塚芝山連合空港反対同盟


国の強制執行に対し、天神峰農地で仁王立ちになって闘う市東孝雄さん、反対同盟の人々に、全国から支援の声を届けましょう!

●昼間の座り込みに行ける人は、駆けつけましょう。
●現地に行くのが難しい人は、差し入れ、カンパ、檄布などを送りましょう。
 送り先:〒286-0102 千葉県成田市天神峰63 市東孝雄
       電話 0476-35-0087

●現地集会・デモに参加しましょう。

< 2・5天神峰現地闘争 >
とき◆2月5日(日)午後1時~
ところ◆市東さん宅中庭
*集会後、空港に向けてデモ行進
主催◆三里塚芝山連合空港反対同盟




10月9日の日曜日、千葉県成田市の赤坂公園・芝生広場で三里塚・空港反対同盟が主催する全国集会が開かれ、参加してきました。この日は爽やかな秋晴れとなり、反対同盟のみなさんと全国から集まった支援者たちとの貴重な交流と団結の場となりました。
(発言する伊藤信晴さん)
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赤坂公園は、成田駅から2キロほどにある成田ニュータウンの中心地にある公園です。周辺にはたくさんの高層住宅などが建ち並んでいて、空港関連就業者も多く居住しているところです。反対同盟は数年前から三里塚現地での集会だけではなく、より多くの市民に軍事空港として機能強化されようとしている成田空港の現状を訴えようと、この赤坂公園や成田駅近くの栗山公園で全国集会を開催しています。
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集会では、司会を反対同盟の太郎良陽一さんと宮本麻子さん、主催者あいさつを伊藤信晴さん、基調報告を萩原富夫さんがされました。
反対同盟が強く訴えていたことは次のようなことでした。
①成田空港の軍事転用が日に日に明らかになる中で、市東孝雄さんの農地強奪に向けた攻撃が強まっている。裁判闘争への暴挙は許しがたい。反動判決を出した「新やぐら裁判」控訴審では、一審では「営農中だから」と付けなかった仮執行宣言(当該裁判が確定する前でも執行することのできる効力を与えるもの)を付けてきた。また係争中の「耕作権裁判」では空港会社の証拠偽造の不正に蓋をしたまま裁判を終わらせようと画策している。
②また航空需要は激減しているのに、国は空港の機能強化や拡張をしようとしている。B滑走路の延伸や土地を買収して空港の敷地を2倍化し新滑走路建設を計画するなど。農地や森林、水系など自然環境を破壊するもので認められない。反対同盟は周辺住民と共に反対運動を強め、「地球環境の破壊と気候変動をもたらす、すべての空港拡張計画の白紙撤回を求める」署名運動に取り組んでいく。
③何よりも、切迫する市東さんの農地強奪を許さず、みんなの力で市東さんの農地を守り抜こう!と訴えられました。
(発言する萩原富夫さん)
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闘う労働組合(動労千葉、関西生コン支部)や関西新空港反対住民の会からの連帯のあいさつを受けて、市東孝雄さんがあいさつ。
「攻撃は強まっている。空港会社は第3滑走路建設のためといつかは来るだろうが、体を張って闘っていく。三里塚・福島・沖縄を一つとして闘っていく。何ごとにもあきらめず、農地を耕していく」
(発言する市東孝雄さん)
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長年の激しい裁判闘争を反対同盟と共に闘いぬく弁護団から4人の弁護士が発言。「市東さんの農地取り上げに反対する会」や「市東さんの農地を守る会・ぐんま」、「全国農民会議」からも発言がありました。全国農民会議からは、岡山の日本原で闘う内藤大一さんが発言し、「様々なものが民営化される中、農業の民営化も進んでいる。地域を破壊しながら農民を戦争に動員していく今の資本主義社会を変えよう」と訴えました。
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また、同じく命を軽んじる国策と闘う福島・沖縄からの訴えがありました。さらに、いくつかの市民団体や共闘団体からのアピールがありました。

集会の途中で、昨年亡くなられた南三里塚の反対同盟員・野平聰一さん、今年亡くなった「反対同盟の歌」を作詞した戸村義弘さん(戸村一作委員長の実弟)、三里塚野戦病院の朝田しげるさんを追悼し参加者一同で黙とう。

そして、「反対同盟の歌」をみんなで歌いました。
心に響く、とてもいい歌です。知らない方もおられると思い、歌詞を紹介します。

①大地を打てば 地底より
 原初のひびき 鳴りわたる
 土に生まれ 土地(つち)に活き
 骨を埋める その土の
 誇りも高き 「農地死守」
 われらが業(わざ)に 栄えあれ!

②大空捲(ま)いて ひるがえる
 「空港阻止」の むしろ旗
 ものみも櫓(やぐら) がっしりと
 麦の刃も 空を刺す
 開拓魂 ゆるぎなく
 われらが仲間 強くあれ!

③老松(ろうしょう)うたう 下総野(しもうさの)
 平和の民の 拠るところ
 風さわやかに 土豊か
 自主農民の 意気高く
 「公団無用」の ひとすじに
 われらが郷土(ふるさと) 永遠(とわ)にあれ!
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最後に、空港会社の強制執行攻撃と対決するために、昨年4月1日から市東さん宅庭の別棟に設置された「決戦本部」からの決意表明(写真下)。みなさんは交代で連日、深夜から早朝の防衛監視態勢を取り組んでいるのです。
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夜間防衛・泊まり込みへの参加、裁判闘争への参加が呼びかけられました。
(裁判闘争スケジュール)
●10月21日(金)第3誘導路裁判 午前10時30分開廷(千葉地裁)
●11月18日(金)団結街道裁判      〃
●11月28日(月)耕作権裁判       〃
いずれも、裁判の前に市内デモあり。午前9時に千葉市中央公園に集合。

集会後、反対同盟を先頭にデモに出発です。
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住民のみなさんからも注目されました。
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一昨年も同じ赤坂公園での集会のあと、同じコースのデモに参加しましたが、その時に比べて高層住宅のベランダに出てデモを見ている人がずっと多かったです。スマホで写真を撮っている人や、手を振ってくれる人々もいました。
途中の進学塾の窓からは子どもたちが嬉しそうに手を振ってくれていました。
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途中で陸橋を見上げると、なんと自衛官募集の横断幕が!そこには「平和を仕事にする」と書かれているではありませんか!?
私たちが言う「戦争」という概念を、政府・防衛省は詭弁を弄して「平和」と言い換えているということがよくわかりました。軍事強化がつくりだすのは平和ではなく戦争です。
政府自民党は、ごまかしごまかしながら「戦争を仕事にする」自衛隊へと転換しています。9条改憲、日米共同軍事訓練に大きく反対しましょう!

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市東さんの農地を守ろう!空港機能強化粉砕!改憲阻止・岸田政権打倒!とコールしながら、JR成田駅近くまでデモ行進しました。
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1966年7月の閣議決定で国際空港建設が決められた直後に三里塚芝山連合空港反対同盟を結成して「絶対阻止」の闘いが開始されてから56年、世代交代をしながらも農地死守・軍事空港反対の闘いは日々闘いぬかれています。多くの人々が三里塚の闘いに触れて学んできました。
闘いを継続することは大変なことです。ましてや、国家権力を相手にした闘いは生涯かけての闘いとならざるをえません。反対同盟の闘いの原則は、「農地死守、実力闘争、いっさいの話し合い拒否」と言われてきました。政府・資本という巨大な相手との闘いの原則です。
そして、支援・共闘、闘う仲間たちとの団結の力への信頼です。

56年前の闘いの原点は、巡り巡って、いま再び私たちの目の前にあります。成田軍事空港反対の文字通りの闘いです。福島と沖縄に思いを馳せる反対同盟と共に、人間の尊厳を守る闘いに取り組みましょう。(S)

●反対同盟が呼びかける署名にご協力を。
shomei.pdf (sanrizuka-doumei.jp)

反対同盟署名




9月2日(金)午前11時~、東京高裁で「新やぐら裁判」の判決公判が開かれました。渡部勇次裁判長は開口一番「控訴を棄却する」と発し、すぐに傍聴席から「ナンセンス!」「ふざけるな!」等々弾劾の声が上がり、あとはよく聞こえませんでしたが、2~3分で背中の扉から逃げるように出て行ってしまいました。後から聞くと「仮執行宣言を付ける」と言ったそうです。一審判決ではなかった「仮執行宣言」をあえて付けたとは千葉地裁判決を上回る超反動判決です。

この判決がいかに不正義の人権無視のデタラメな判決であるかを自覚している東京高裁は、反対同盟をはじめ傍聴者の当然の怒りを押さえつけるために、法廷内に20人近い衛視を配置し、さらに法廷の外の廊下に50~60人を配置して「これが裁判か!?」と思わせるような異様な体制をとっていました。日本の司法がいかに国家権力の守護神であるかを示しています。「東京高裁は恥を知れ!」

外に出てから、反対同盟の音頭で東京高裁に向け「反動判決弾劾!こんな判決は認めない!」と怒りを叩きつけました。
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その後、弁護士会館に場所を移して、弁護団からの報告を受けました。
弁護団長の葉山弁護士は「NAA(成田空港会社)の主張をそのままコピペしたものだ。農地法違反の問題や表現の自由の問題について、反対同盟の主張をまったく無視している。3つの看板などへの撤去についても執行停止を申し立てていく。こんな判決を認めたら取り返しのつかないことになる、上告して闘う」と述べました。
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三里塚反対同盟から婦人行動隊の宮本麻子さんが、「反対同盟は反動判決を許さず闘いぬきます。市東さんの農地を守って、成田空港の機能強化を許さず、岸田政権打倒へと闘っていく」と決意を述べられ、9.4現地闘争、10.9全国集会への参加を訴えました。
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この裁判は、反対同盟が市東孝雄さんの承諾を得て用地内にやぐらや大看板などを立てていることについて、NAAがその収去と底地の明け渡しを求めて提訴したものです。
反対同盟は、やぐらや看板などは市東孝雄さんの営農と一体不可分の重要なものであり、切り離すことはできないと訴えてきました。表現の自由権などについて憲法学者の内藤光博さん(専修大学教授)らが重要な証言をされました。
また、弁護団は土地所有権の問題について、「明け渡し」を請求しているNAAは用地の所有者ではなく農地法6条(不在地主)違反や「農地転用」違反の問題があり、「買収」は違法・無効なのだと繰り返し明らかにしてきました。
一審・千葉地裁では用地部の職員への証人調べを行わなかったので、控訴審ではこの証人調べを要求し続けましたが、渡部裁判長は証人採用をせず裁判を打ち切ってしまったのです。
反動判決は断じて許せません。

「耕す者に権利あり!」「空港より農地」「無農薬野菜を作り続けたい」と3代100年受け継がれてきた農地を守って農業を続ける市東孝雄さんの生きざまは正義です。NAAも裁判所も国も、これを力づくで壊すことはできません。50年に亘って国家権力と闘い続ける市東さんや三里塚反対同盟を全国から支援していきましょう。(S)


●9・4現地闘争について
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●10.9全国集会について
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