一般合同労組東京西部ユニオンが呼びかけた<安倍元首相の「国葬」に反対します>署名の内閣府への提出行動が9月16日(金)にありました。短い期間でしたが、街頭や職場で集めた署名が15日までに2684筆集約されました。私たちも一緒に取り組みましたので、この日の提出行動に参加してきました。

まず、内閣府の建物の前で、目の前の首相官邸に向かって「国葬を中止しろ!」とシュプレヒコール。
自治体労働者がマイクをとって「弔意の強制をするな」「連合・芳野会長が<労働者の代表>として国葬に出席するなど許されない」と訴えました。
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署名を持って代表6人が中に入り、会議室で「国葬中止」の申し入れをしました。
岸田首相宛の申入れ書を西部ユニオンの方が読み上げました。その後、参加者からも口頭で申し入れ。
内閣府からは、故安倍晋三国葬儀事務局の富永参事官が対応しました。
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安倍国葬についての他にも抗議の声が寄せられているか聞いたところ、「様々な意見やネット署名が届いている」とのことで、こうした署名用紙の提出は初めてのようでした。

百万からも、長年署名活動をしているが、街頭での反応は今までにないほどで、多くの国民が反対してる。ふだん署名まではしない人でも、「シール投票」などでは7~8割の人々が「国葬反対」にシールを貼っていくという状況だ。これまで「安倍の改憲」に反対してきた人々は、「国葬」で岸田首相が安倍の改憲と戦争国家化を引き継ごうとしていると危機感を持っている、国葬は中止すべき。と訴えました。富永参事官は、神妙な目つき(マスクをしているので全体はわからず)で聞いていました。

最後に、申入書と署名を提出。
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外に出て、待っていた仲間と合流して報告と官邸に向けての抗議アピール。
医療福祉労働者の女性は「コロナ下で、命を守るために労働者は苦闘している。医療を壊し、労働現場を壊してきた安倍に国葬など必要ない。国葬に使う金を、救える命を救うために回せ!」と訴えました。
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国葬反対署名は、引き続き継続し岸田首相宛に届けるそうです。署名は9月25日(日)までに西部ユニオンまでお送りください。(S)

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