12月7日、宮古島への弾薬搬入強行に抗議・ミサイル基地化に反対し、沖縄県の辺野古設計変更「不承認」決定への政府の悪辣な対抗措置に抗議して、防衛省へのデモと申し入れ行動が闘われました。あいにくの雨模様でしたが、改憲・戦争阻止!大行進実行委の呼びかけで約100人が参加しました。

デモは午後5時半ごろ法政大学市ヶ谷キャンパス前から出発して靖国通りへ。にぎやかなJR市ヶ谷駅前を通って防衛省へ向かいました。
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防衛省前では「辺野古新基地建設をやめろ!」「沖縄をミサイル基地にするな!」と大きくシュプレヒコール。
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デモは、JR四ツ谷駅近くまで。
そこから、急いで防衛省まで引き返し、今度は申し入れ行動です。

6時半からシュプレヒコールで始まった申し入れ行動では、申し入れ書を受け取りに出てきた防衛省職員に、4つの団体が岸信夫防衛大臣あての申入れ書を読み上げて手渡しました。
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とめよう戦争への道!百万人署名運動からも「沖縄・緑ヶ丘保育園上空などへの米軍機飛行禁止を求める要請」を行いました。
この日は、宜野湾市の緑ヶ丘保育園に米軍機の部品が落下してから4年目の12月7日。園児のお母さんたちが何度も政府・防衛省に「保育園の上空を飛ばないようにしてほしい」と要請しているにもかかわらず、この4年間、危険な状況は何ら変わりません。「国民の命と安全を守る」と言いながら、目の前の子どもたちの命を守らないで、何が「防衛」か!と訴えました。
1-211207緑ヶ丘申入書
申し入れ後のリレーアピールでは、沖縄・宮古島からの電話アピールがありました。「ミサイル基地いらない宮古島住民連絡会」代表の仲里成繁さんからでした。
仲里さんは、11月14日のミサイル弾薬搬入強行に抗議し、「いま軍事車両が私たちの目の前から『訓練』ということで毎朝6~7台の隊列をなして一般公道へ出て訓練を行っています。まるで、私の目から見ると、本当に私たちの生活の場で戦争が行われようとしているのがまざまざと見えて、非常に苦悩しているところです。今後はこの戦争にならないような運動を続けて、憲法9条が改悪されずに平和な日本であり続けることを願っての運動を続けていきたいと思っていますので、一緒に頑張っていきましょう。」と訴えられました。

この訴えを受けて、郵政労働者や自治体労働者、学生から、職場・学園で戦争に反対し、沖縄の闘いに連帯していくというアピールがありました。

最後に、主催者から、12月11日(土)午後2時~、亀戸文化センターで「チーム緑ヶ丘1207」とのオンライン交流集会(主催:大行進実行委「チーム緑ヶ丘1207」支援プロジェクト」があることが紹介され、参加が呼びかけられました。(S)