神奈川からのお便りを紹介します。
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10月26日から11月5日まで11日間にわたって、米軍9000人・自衛隊3万7000人を動員した日米共同統合演習(キーン・ソード21)が日本全国で大規模に展開されました。従来型の作戦に加え、サイバー攻撃や宇宙作戦を想定した新たな訓練も始められました。また、四国沖では、事実上の空母化が予定されている護衛艦「かが」に初めてオスプレイが着艦し、日米軍事一体化を見せつけました。
日米の現場トップはこの演習を、激化する米中対決に対応した「尖閣諸島防衛の相互訓練」と明言しています。

この日米共同統合演習の要の一つが、ミサイル防衛システムの運用訓練です。今回初めて米軍厚木基地に、沖縄の米軍嘉手納基地のPAC3(地対空誘導弾パトリオット3)2基と約20台の車両が、横浜・ノースドック経由で搬入されました。
厚木基地を起点に、嘉手納・三沢などの米軍基地と連携した「弾道ミサイル防衛のシミュレ-ション」を始めました。米軍当局は、「最も効率的かつ効果的な場所として厚木基地を選んだ」と言っています。
厚木1
厚木2

2年前に米軍相模総合補給廠(相模原市)で運用を始めたミサイル防衛部隊司令部が、この統合演習を支援していることが明らかになりました(10/30付東京新聞)。菅政権は、敵基地攻撃能力保有を叫んで大軍拡に突き進んでいます。
今次の日米共同統合演習は、日米安保同盟強化の一環です。まさに日米地位協定が言う「米軍による日本全土基地化・自由使用」の発動です。

10月29日、厚木基地爆音防止期成同盟などの呼びかけで、「PAC3訓練反対要請行動」が行われました。
厚木3

厚木基地正門に約50名が結集し、私も婦民全国協や「改憲・戦争阻止!大行進/神奈川」の仲間と一緒に参加しました。改憲・戦争反対は、国会や選挙に頼る闘いではありません。反基地闘争を、労働組合が地域の住民団体と共に闘う潮流を創り出すことが重要です。
教組や自治労の旗があり、「関生弾圧を考える神奈川の会」結成集会に参加してくれた方々にも出会えてうれしかったです。
厚木4

百万人署名運動・湘北も参加する改憲・戦争阻止!大行進/湘北では、米軍補給廠へのミサイル防衛司令部設置に反対し、学習会・デモ・対市交渉を重ねています。
首都圏の国道16号線ぞいの横須賀、厚木・座間・相模原、そして横田、習志野、木更津を結ぶ反基地闘争を、「ルート16ネットワーク」のイメージで繋げようではありませんか!(百万人署名運動・湘北連絡会 S)