今日8月12日、安倍政権は「黒い雨」広島地裁判決を不服とし、控訴しました。なんとひどいことをするのか!怒り心頭です。
(8月12日付朝日新聞夕刊)
200812朝日夕刊

国はこの裁判に「補助的立場で参加していた」だけに過ぎないのです。被告は広島県と広島市。その両者が「控訴したくない」と国に伝えていたにも関わらず、また、原告たちが必死に「控訴するな!」と申し入れていたにも関わらず、安倍は被爆者たちの75年の苦しみ、悲しみをいとも簡単に足蹴にしたのです。8.6ヒロシマ、8.9ナガサキ記念式典で言っていることとまったく真逆のことをやっている。つまり、言っていることは原稿を読んでいるだけで、やっていることが本心なのです。
結局、広島県知事(湯崎 英彦)・広島市長(松井一実)もこれに与してしまい、本当に許せません。

「黒い雨」訴訟は、国が決めた援護対象地域外で「黒い雨」を浴びた住民らが、被爆者健康手帳などの交付申請を却下されたのは違法だとして、広島県・広島市に対し「自分たちも被爆者として認めよ、被爆者健康手帳を交付せよ」と求めた裁判で、7.29広島地裁判決は原告側の全面勝利でした。
広島地裁は広島県・広島市に対し、原告全員に被爆者健康手帳を交付せよと命じたのです。
被爆75周年8.6ヒロシマ・8.9ナガサキを前にして、喜びに沸く原告たちの姿がまだ目に焼き付いています。
(7月30日付朝日新聞)
200730朝日
安倍政権の暴挙に対し、全国から弾劾の声を上げましょう!
全ての被爆者に国は直ちに医療を保障せよ!
ヒロシマ・ナガサキ・フクシマを繰り返すな!

そして、被爆者の闘いを知り、学び、共に闘おう!
今こそ、核武装を狙う安倍政権を打倒しよう!

下の写真は、被爆75周年8.9ナガサキ現地の闘いに連帯した8.9渋谷デモ(NAZEN東京の呼びかけ)です。約100人が集まり、代々木公園から出発してJR渋谷駅前を通り、一緒に声を上げようと若ものたちに呼びかけました。(S)
8.9デモ