7月23日、江古田駅近くの「ギャラリー古藤」で行われたドキュメンタリー映画「『棘』ーひとの痛みは己の痛み。武建一」上映会に参加しました。コロナ対策で会場の受付には消毒液があり、予約優先で定員が決められていました。2回の上映会の間に、杉浦弘子監督のトーク&質疑がありました。

映画は約1時間ですが、労働運動とは無縁だった杉浦弘子さんが、インタビュー申し入れで初めて会った関西生コン支部委員長の武建一さんがその3日後に不当逮捕されるという現実に直面して、関西生コン支部というのはどういう労働組合なんだろう、武建一委員長とはどういう人なんだろうとカメラを回しながらその真実に迫ろうとしたものです。
初めて見ましたが、とてもいい映画だと思いました。
2007232
杉浦監督は、トークの中で、「インターネットの中では関西生コンとか武委員長は<暴力団><怖い男>というイメージで描かれていた。武委員長を知るために、まず彼が生まれ育った徳之島に身を置いてみよう、そこの風にふかれてみようと思って徳之島に向かった」と言われました。映画監督とは程遠い私でしたが、「なるほどー」と物事を理解するやりかたはみんな同じなんだなと妙なところで共感してしまいました。

エンディング曲はPANTA(頭脳警察)さん、「棘」のロゴデザインやポスターは浅葉克己さん(アートディレクター)。労働組合活動が犯罪にされて、大資本や警察権力・裁判所によって延べ90名近くが不当逮捕され、委員長・副委員長が1年以上も勾留され続けているという中で、多くの人々の協力、支援の思いを集めてつくられた映画なんだなあと思いました。

5月29日、武建一委員長は641日ぶりに勾留から解かれ、保釈されました。その3日後、湯川副委員長も保釈。杉浦監督は、保釈後、武委員長から届いた手紙を紹介してくれました。その中の一節を紹介します。
「私たちの弾圧の後は、ファシズムであり、戦争への道です。負けるわけにはいきません。」
シンプルだけど、闘う労働組合を指導し抜いてきた武委員長の血肉化した信念に触れた思いでした。

間生支部への大弾圧をはね返す闘いはまだまだこれからです。いま、関西以外でも、東京、神奈川、静岡などで共に闘う会が発足しています。闘う労働組合を守り、連帯していきましょう。
「棘」上映会は、近いところでは下記のところで予定されています。お近くの方はぜひお出かけください。
■「棘」上映会in埼玉
とき◆8月1日(土)午後1時30分上映開始
ところ◆埼玉会館小ホール(JR浦和駅西口6分)
参加協力券1000円(当日1200円)
主催◆「棘」上映実行委員会(予約・問合せ 090-4727-6109杉浦、080-3738-0799新井)

また、「関西生コン支部」も呼びかけに加わっている「国鉄分割・民営化に反対し、1047名の解雇撤回闘争を支援する全国運動(略称:国鉄闘争全国運動)」の全国集会が7月26日(日)に江戸川区総合文化センターで予定されています。関西生コン支部からも報告の発言があります。
チラシを添付しますので、こちらも、ぜひご参加ください。(S)
7.26チラシ表
7.26チラシ2