4月16日に、ついに、辺野古の工事現場で業者の男性が新型コロナウイルスに感染したことが明らかになりました。沖縄でのコロナ感染拡大の中、玉城県知事が政府に工事の中止を要請していた最中での出来事でした。翌朝、玉城県知事が電話で政府に即「工事の中止」を求めたところ、その日の記者会見で河野防衛大臣は「受注者が工事中止の意向があるなら中止するが、今のところ示されていない」と工事を進める考えを示したとのことです。まったくヒドイ、冷血な対応です!

政府は、16日夜にコロナ「緊急事態宣言」を全都道府県に拡大し、「不要不急」の動きをするなと沖縄にも発したというのに、辺野古工事は強行し続けるという姿勢です。誰のための「緊急事態宣言」なのか!「国民の命を守る」はウソだ!自らの失策をつくろうためだけではないか!

結果的には、今日現在、沖縄防衛局は「状況の整理」として、17日、18日と工事は中止し再開時期は未定としています。
また、緊急事態宣言の対象が全国に拡大されたことを受け、鹿島建設と大林組が全国の工事を中止すると決めたので、当然両社の辺野古工事は中止となると思いますが、この機に「すべての辺野古工事を止めろ!」「辺野古新基地建設を中止せよ!」と全国で声を強めましょう!(S)

チョイさんのブログ(チョイさんの沖縄日記https://blog.goo.ne.jp/chuy/e/4531e32ca81e282b4794384477ddf467)によれば、17日は辺野古の工事は中止されたが、安和桟橋と本部塩川港では土砂運搬のダンプトラックがひっきりなしに入っていたそうです。