4月6日の午後6時30分から、市ヶ谷の防衛省正門前で「辺野古工事をいますぐやめろ」と抗議申し入れ行動がありました。辺野古現地の闘いに連帯して、毎月第一月曜日に行われているものです(主催:辺野古への基地建設を許さない実行委)。
安倍の「緊急事態宣言」発動予告ニュースを背に、辺野古工事こそ自粛しろ!と怒りも新たに沖縄に心を寄せる人々がいつものように集まりました。
防衛省前2
この日は2団体(戦争に協力しない!させない!練馬アクション、アジア共同行動日本連絡会議)が申し入れ、申し入れ書を読み上げて防衛省職員に渡しました。その中で、在日米軍基地内でも兵士・家族の新型コロナ感染で出ていることが指摘されていました。(3月末時点で、横須賀基地で5人、嘉手納基地で3人、佐世保基地で1人)
防衛省前1
申し入れ行動を挟んで、国は辺野古基地建設を中止せよとアピールが続きました。
沖縄からも電話アピールが届きました。宮古島住民の会の女性からは、前日の5日に陸自•宮古島駐屯地へのミサイル部隊約700名の配備完了式典が強行され、抗議行動をしたことの報告と、撤去するまで闘い抜く決意が訴えられました。また、ヘリ基地反対協共同代表の 安次富浩さんは「自粛というが、辺野古ではどんどん工事が強行されている。緊急事態宣言など国民の命と暮らしを守るものではないことを示している。(国が)自分たちのやりたいことをやるということだ」と安倍政権を弾劾しました。
防衛省前3
また、主催者から、辺野古大浦湾の工事海底の軟弱地盤の関係で、防衛省が計画していた6件の護岸•岸壁工事の発注を打ち切ったことが判明したと報告され、建設ありきで強行されてきたずさんな辺野古工事に毎日湯水のごとく税金を使い続ける安倍政権への怒りを新たにしました。
防衛省前4
主催者からは、防衛省沖縄防衛局から沖縄県に辺野古工事変更設計が提出されたら、これに抗議•撤回を求め翌日の午後6時30分に、また防衛省前に集まろうと呼びかけられました。また、5月の防衛省前抗議行動は第二月曜日の11日にすると報告されました。(S)