1月6日(月)午後6時30分から、2020年初の防衛省抗議行動に参加しました。
辺野古への基地建設を許さない実行委員会が主催し、辺野古新基地建設の中止を求めて、ここ数年は毎月第一月曜日の午後6時30分~約1時間ほど防衛省正門前で申し入れ・アピールをしています。
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政府・防衛省は昨年12月25日の第3回有識者「技術検討委員会」で軟弱地盤の改良工事を含む大規模な設計変更案を示しました。それによると、総工費は当初予算の約3倍の1兆円規模に、工期は沖縄県の「承認」を得てからさらに12年もかかるということです。こんな計画はそれ自身大破産しています。
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防衛省前には100人ほどが駆けつけ、海への土砂投入をただちに中止せよと抗議しました。
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年末に辺野古現地に行き、海の抗議行動にも参加した女性からは「カヌーには誰でも乗れる。ぜひ皆さんも行ってほしい」と訴えられました。
また、戦争情勢の中で自衛隊に対し「中東派兵を中止せよ、戦争をするな」とアピールがありました。
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辺野古の海を土砂で埋めるな!首都圏連絡会からは、2月16日(日)~25日(火)までを「設計変更」許さない!辺野古新基地つくらせない!キャンペーン期間とし、学校・職場・街角で「辺野古の工事は破たんしている、ストップするしかない」とアピールしていこうと呼びかけられました。
●新宿アクション
2月16日(日)午後1時~街頭アピール(新宿駅周辺)、2時~アルタ前アピール、3時~新宿駅周辺デモ
●防衛省前アクション
2月25日(火)午後6時30分~防衛省正門前
*いずれも、辺野古の海を土砂で埋めるな!首都圏連絡会(tel.090-3910-4140)の呼びかけ

防衛省・沖縄防衛局の「設計変更」による辺野古工事など実現不可能なのです。辺野古工事を批判してきた北上田毅さんは、「工期を短縮するために多くの無理な工法が採用されている」、「工事に着手するまでには7万8千群体ものサンゴ類を移植しなければならない。これも知事の特別採捕許可が出なければ裁判に訴える他ない。その後も、海砂採取や県土保全条例の問題、…防衛局の試算には、これらの期間は含まれていない」、「地盤改良工事そのものも5年程度で終了するはずはない」、「工事完成まで20年以上かかることは必至」と指摘しています(ブログ「チョイさんの沖縄日記」から)。

辺野古現地の闘いに連帯して、辺野古工事を中止せよ!の声を大きくあげていきましょう!(S)