11月3日、正午~日比谷野外音楽堂で2019年の全国労働者集会&改憲阻止集会が開かれました。心配した雨も降らず思ったより暖かな中での集会で、3時間という長帳場でしたが、さまざまな運動・闘いが共鳴し合うとても貴重な集会でした。
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第一部の労働者集会は、関西生コン支部や動労千葉ら闘う労働組合からのアピール、韓国・台湾・ドイツの労働組合からのゲスト発言、難民申請を受け入れられず入管収容所の収監と闘う外国人労働者らのアピールと、そして、国鉄1047名被解雇者、自治体・郵政・医療など職場で闘う労働者たち、東京過労死を考える家族の会などの発言が続き、あっという間の2時間でした。

関西生コンの執行委員の荒川勝彦さんは「安倍政権は戦前の特高警察のような弾圧で労働運動と市民運動とにくさびを打とうとしている。しかし、正当な大衆運動は弾圧に屈しません。『人の痛みは己の悼み』という精神で、勝利するまで闘います」と力強くアピール。
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動労千葉の新しい委員長になった関道利さんは、「労働組合が禁止されていた戦前と見まがうような現実がまかり通っている。労働組合がつぶされたとき、改憲-戦争が現実のものになる。関生支部への大弾圧を粉砕しよう」と訴えました。
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海外から、韓国・民主労総の訪日団が登壇し、民主労総ソウル地域本部長がアピール。安倍政権に対する日本の労働者民衆の闘いと、ろうそく革命を闘い抜く韓国の労働者民衆の闘いはひとつだと訴えに、国境を越えた労働者民衆の闘いの現実性を実感しました。
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また、ドイツ機関士労組ベルリン都市鉄道支部組合員の仲間もアピール。客席にいたドイツから来日した10人の仲間も紹介されました。
さらに、台湾から鉄道労組や客室乗務員労組など3名が登壇し、消防員権益促進会代表の方がアピール。台湾には国民党と民進党の二大政党があるが、いづれも労働者の立場には立っていないと言われました。団結を求めて集会に参加されている姿に国際連帯の重要性を実感しました。

コンビニオーナーや店舗のアルバイト、配送ドライバーなどのコンビニ関連ユニオン委員長の河野さんもアピール。セブンイレブンは5年ごとに見直すとなっているオーナーさんとの契約内容を1975年以来一度も見直していないと弾劾し、「このままでは過労で死んでしまう。元旦ストライキ実現のため、11月~12月全国を回っていく」と決意を語りました。困難な闘いに果敢に立ち向かう河野さんに何としても連帯したいと思いました。
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第二部は、改憲阻止!大行進・アピール集会です。始まりの青年・学生の律動と歌はとてもかっこよかったです。
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続いて、改憲・戦争阻止!広島教職員100人声明呼びかけ人、改憲・戦争阻止!大行進神奈川、同千葉など地域で改憲・戦争反対を闘う労働者市民が次々アピール。百万人署名運動も幟旗をいくつも掲げて登壇しました。
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以下は、百万人署名運動の主な発言内容です。
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安倍首相は、2012年末に政権に返り咲くとすぐに「改憲」を掲げました。その主張は様々に変遷してきましたが、いまや自衛隊明記に集約されています。今国会の所信表明では、天皇の代替わりと改元にかこつけて、「令和の時代の新しい国創りを、その道しるべとなる新しい憲法を」などとほざいています。

しかし、安倍の改憲スケジュールは、「オリンピックの年」2020年から「私の任期中」2021年秋に後退を余儀なくされています。ゴリゴリの改憲派だけでなく二階幹事長や岸田政調会長まで改憲の旗を振って各地で集会を開いていますが、先週も衆議院憲法審査会が流会になるなど、彼らの思惑どおりには進んでいません。

いま、安倍らの目論見を打ち砕き、改憲を阻止する展望が大きく開かれてきています。百万人署名運動は、自衛隊明記反対、緊急事態条項新設反対を訴える署名に全力で取り組むことで、闘いの一端を担っていきたいと考えています。

ただし、明文改憲はなされなくても、様々な局面で憲法の理念は踏みにじられてきました。9条に限っても、集団的自衛権行使容認の閣議決定、日米ガイドラインの改定、戦争法の強行成立、空母など「攻撃的兵器」の保有、辺野古新基地の建設、陸上自衛隊の南西諸島配備、海上自衛隊の中東派兵等々、その蹂躙ぶりは目に余るものがあります。

私たちは改憲阻止に留まらず、こうした動向を根底から覆さなければなりません。西川事務局長の口癖ですけれども、憲法に習熟し、憲法に基づく社会をつくっていきましょう。「第1章 天皇」だけは廃止しなければなりませんが、それでこそ本当の意味での新しい時代がやってくるのだと思います。

そのためには、新しい人とつながることが必要です。いま、国会正門前では総がかり行動実行委員会などが呼びかけた集会が行われていますが、そこに集まっている人たちとも共闘していきたいと思います。

私たち百万人署名運動のモットーは、「小異を残して大同につく」というものです。いまこそその原点に立って、皆さんと一緒に闘っていきたいと考えています。力を合わせて憲法改悪を阻止し、安倍政権を打倒しましょう。

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三里塚反対同盟、沖縄・福島から、星野さん再審連絡会、全学連、闘う弁護士などからもアピールがありました。
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最後に、動労千葉顧問の田中康弘さんの団結ガンバロウ!
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集会呼びかけ3労組を先頭に、大デモ出発しました。
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この日は、午後2時から国会正門前でも総がかり行動などの憲法集会が開かれており、日比谷~国会周辺~銀座と、今年の11.3は、改憲発議を許さない、辺野古新基地阻止、闘う労働組合をつくろう、日韓連帯の大きな声が響きわたりました。(S)