10月4日に第200回臨時国会が召集され、安倍首相は午前の衆議院本会議、午後の参議院本会議で所信表明を行いました。20分ほどの演説の最後で安倍首相は、「令和の新しい時代に、この国のめざす形、その理想をしっかりと掲げるべき」「教育、働き方、社会保障、我が国の社会システム全般を改革していく」「その道しるべは、憲法だ。日本がどのような国をめざすのか、憲法審査会(衆議院では「憲法調査会」と言った)でしっかり議論していこう」と訴えました。
(この日も小学生の国会見学がありました)
国会1
安倍は「教育、働き方、社会保障、社会システム全般の改革」と言っていますが、すでに、安倍政権の下で、現「日本国憲法」違反が続いています。「教育」では教育基本法が改悪され、「働き方」では労働基本法が踏みにじられ、「社会保障」は医療も介護も劣悪化している。さらに、秘密保護法・共謀罪・安保関連法(戦争法)を強行している。この国を、これ以上、どう変えたいのか!と怒りが湧きます。

また、安倍が必死で動かそうとしている「憲法審査会」は、それまでの「憲法調査会」とは全く異なり、「憲法について議論する場」ではなく、「改憲案を議論し、発議する場」なのです。しかも、憲法審査会を傍聴すればわかりますが、「人の意見を聞いて議論する」場ではなく、各政党の「意見表明」の場でしかありません。
こんなところに「私たちの未来」を託してはならないのです。

臨時国会開会日の4日、国会前には昼休み時間を中心に約450名の労働者市民が駆けつけ、「9条改憲NO!」「改憲案を提示させるな」と抗議の声を上げました。
午前11時過ぎからは、参議院会館前で全学連らが呼びかけた抗議集会がありました。
国会2
労組交流センターや動労千葉、改憲・戦争阻止!大行進神奈川などからアピール。百万人署名運動からも「憲法に自衛隊明記反対」署名を広げようと訴えました。
国会4
京都大学内でのビラまきを「建造物侵入」だとして不当逮捕され、5ヶ月もの拘留を強いられていた斎藤郁真さん(前全学連委員長)が9月27日に保釈され、休む間もなく国会前に駆けつけ闘いの第一声を発しました。立派な人だと感動しました!
国会3

正午からは、総がかり行動らが呼びかけた国会議員会館前集会があり、これに合流しました。
平和フォーラムや各政党(共産・立憲・社民)の国会議員、沖縄の伊波洋一さん(参議院議員)らの発言がありました。
国会5
国会6
国会7
臨時国会は12月9日(月)までです。
約2ヶ月間、職場、学園、地域で、安倍のめざす国に反対しよう!9条改憲に反対しよう!と呼びかけを広げましょう。(S)